私は9年前にある人がお金を出してあげるから独立しないか?という言葉にのって独立する事になりました。(このある人が基本的にはオーナーですべての決定権を持っていて僕が代表取締役になっていますが</p> <p>なんの決定権のない名前だけの役職でした。)</p> <p>このオーナーYはどちらかというと上から物をいう人間で自分の言っている事が正しいと思っている人間です。ですから今思えばいろいろな事を曖昧に決め事を作らず初めてしまった自分に大きな責任があるとは思っていますが。</p> <p>ある程度の取引先はすべて僕との契約を拒まず商品を入れさせてもらえました。</p> <p>しかし輸入品の取り扱いでしたので金額が金額の為LCを使っての取引でした。</p> <p>もちろん独立したての会社にLCの枠はないのでお金を出してくれている人の会社でLCを組んでもらい自分の会社に卸してもらうような形での仕入れになっていました。</p> <p>これにはしょうがない部分があるのですがウチに入ってくる金額が問題でした。</p> <p>売値の35%でウチに入ってくる事に半ば強引に。</p> <p>基本的には量販店への納入は売値の50~55%です。自分の所で在庫を持って営業するにはちょっと厳しい掛け率ですよね。</p> <p>営業1年目は赤字。2年目は赤字。3年目が売れたピークで1000万近くの黒字。4年目は100万程度の黒字。5年目は300万の赤字で6年目には取り扱っていたブランドの日本での販売代理店の権利が切れて再契約がかないませんでした。</p> <p>この6年の間にYの会社にLCの売掛金が溜まっていってしまったのでYに言われるままに保証協会付けで銀行から2800万借り入れをおこしました。</p> <p>それでも足りずに会社の運転資金不足を補う為にこのYが会社に短期借り入れ金を2000万近く入れていました。</p> <p>止めるにも止めれずずるずるこの会社を延命させてきたつけがまわってきました。</p> <p>7年目からは売るものが無いためこのYの会社で取り扱っている商品を高い掛け率で仕入れて販売しましたが業績の悪化は止められずそしてこのYの会社も傾きはじめてお金のことで揉める事になりました。</p> <br /> <p>続く!</p>