オン ベイシラ マンダヤ ソワカ
オン バザラ タラマ ハン
オン シチロクリ ソワカ
サンスクリットのマントラなら
namaḥ samanta-buddhānāṃ
vaiśravaṇāya svāhā
ナマハ サマンタブッダーナーン
ヴァイシュラヴァナーヤ スヴァーハー
と、真言3つとマントラ1つを挙げましたが、
あなたが気に入ったものを1つ、
最低3回唱えましょう。
そんな訳で今回は、
商売繁盛、家庭円満、勇気と戦闘力、
そして財運上昇と、
良いとこ取りの神様。
毘沙門天様にフォーカスしてみます。
毘沙門天の起源 インドの神様としての背景
毘沙門天様は元々インドの神様で、
富と繁栄を司る
ヴァイシュラヴァナでした。

でした・・・ってか、
今でもインドでは
ヴァイシュラヴァナな訳ですな。
ヴァイシュラヴァナは
富と成功をもたらし、商売や仕事の成功を
願う人々にとっては頼りになる存在。
更に、
戦いに勝利をもたらす存在として
圧倒的人気者です。
そのヴァイシュラヴァナは、
ヒンドゥー教の神々の中でも
特に重要な存在であるシヴァ神と
関連しています。
シヴァ神の妻である
パールヴァティーが
ヴァイシュラヴァナの母親とのことで、
パールヴァティーは
シバ神の息子ってことですな。
毘沙門天と仏教 守り神としての役割
そして仏教が
中国や日本に伝わる課程において、
ヴァイシュラヴァナは日出ずる国に到着すると
「毘沙門天」と名乗るようになりました。
さっき言ったとおりで
商売繁盛、家庭円満、財運上昇もそうですが、
学業成就、経済的な安定などなど、
そりゃ太っ腹にご利益を授けてくださいます。
さて、
その毘沙門天様ですが、
来日後の活動として有名なのが
「仏教の四天王」のメンバーということ。

東方の持国天、南方の増長天、
西方の広目天、北方の多聞天。
ん?
毘沙門天様おらんやないかい
って思いました?
んな訳ないですね、
なにせこのブログの読者様ですから。
いちおう説明すると、
毘沙門天様と多聞天様は同一神であり、
四天王のメンバーとしては
「多聞天」を名乗ってらっしゃいます。
毘沙門天と多聞天 その名の由来を説く
この辺の話は少しややこしいんですが、
以下の解釈が有力です。
毘沙門天様、多聞天様が
インドにいらした時のお名前は
ヴァイシュラヴァナ
この「ヴァイシュラヴァナ」という
響きから来た和名(?)が
毘沙門天(びしゃもんてん)
対して
多聞天というお名前は
こんな由来なんです。
「ヴァイシュラヴァナ」という言葉を訳すと
「よく聞くもの」
そこから付いたお名前が
多聞天(たもんてん)
なんか
上手いこと言ってる感じですなぁ。
で、
そうなるとこんな疑問が湧いてきますよね?
毘沙門天様と多聞天様って
どんな棲み分けなん?
・・・と。
毘沙門天と多聞天 二柱の違いについて
この違いについては
実に簡単に話が終わります・・・
毘沙門天
一柱で祀られる場合のお名前
多聞天
四天王のメンバーとしてのお名前

まあ
元のヒンドゥーの神様のお名前の響きに
由来するお名前なのか、
はたまた
ヒンドゥーの言葉の意味に由来する
お名前なのかの違いってことで、
こういう着地は妥当かと思います。
開運の源 真言の効果とお作法
オン ベイシラ マンダヤ ソワカ
オン バザラ タラマ ハン
オン シチロクリ ソワカ
サンスクリットのマントラなら
namaḥ samanta-buddhānāṃ
vaiśravaṇāya svāhā
ナマハ サマンタブッダーナーン
ヴァイシュラヴァナーヤ スヴァーハー
毘沙門天様を信仰するには、
単に真言やマントラを唱えるのではなく、
より深く仏界に対するリスペクトが
必要と言われています。
まあ
そりゃそうですよね。
もしもあなたが
どんな病気も治せる能力を持っているとして、
ただ病気を治してほしいって理由だけで
上っ面だけヘコヘコして、
でも裏ではあなたのことを小馬鹿にしてたら
なんだとぉ・・・
ってな気分にもなりますよね。
そしてこの後の章では、
毘沙門天様・・・というか、
仏界へのリスペクトが必要な理由をお話します。
まあ神様だからっつーて、
お願いされればホイホイ聞いてくれる
訳じゃなくて、
やはりそこは真剣さが必要なところ。
可能であれば、
毘沙門天様にお参りに行く前に
不動明王様にご挨拶に行って、
仏教との繋がりを濃くしていただくのも
一興かと思いますよ。

それが明王の仕事なので、
それはそれは喜んで引き受けてく
ださるでしょう。
毘沙門天と仏教 守り神としての役割
これまでこうして何度も
「○○天」
というお名前が出てきているので、
もう全部分かっちゃってる方も
いらっしゃると思いますが
毘沙門天様の役割はコレ
仏教の守り神
毘沙門天、多聞天のお名前のとおり、
「天」で終わるお名前ということで、
言わずと知れた
天部のメンバーな訳です。
さて、ここでさらっと
仏教の縦割り社会をおさらいすると、
こんな感じ。
最上位:如来
二番目:菩薩
三番目:明王
四番目:天部

そう
天部のメンバーは仏界では最下層と
位置付けられています。
ですが
その役割はとても強烈なもので、
仏界の守り神として君臨しています。
仏教を守る立場であるが故に、
天部の皆さんは
仏界へのリスペクトが足りない人間には
厳しい側面もあります。
そして
仏教へのリスペクトが足りない人間の心に
渇を入れてくださるのが
不動明王様
ということで、
前の章では不動明王様への参拝も
併せておススメした次第。
そして
仏界の最下層ということは
人間に一番近しい存在ということ。
そのため天部のメンバーは、
とても素早く、とても強力に、
人間の願い事を実現するために
エネルギーを与えてくださるんです。
そう、
ここだけの話ですが(でもないですが)、
願い事を叶えたい・・・
しかも困っていることを解消したいなら、
天部の神様にお願いするのが一番早い!!
てか、
基本的に困ってることの解消は
神道の神様にお願いするのはNGですしね。
それはヨシとして、
更に更に更に、
毘沙門天様は七福神のメンバ−でもあって、
どんだけ凄い存在なんですかって感じです!!
そりゃあ人気でしょうとも。
毘沙門天とお妃様 ダブルの天部パワー
さて、
そんな毘沙門天様のお妃様と言えば、
以前こちらでも取り上げさせていただいた
吉祥天様です。

吉祥天様もまた
元々はインドの神々の一柱、
ラクシュミーが来日なさった際に
名乗るようになったお名前。
その美しいお姿とともに、
仏教徒にとても優しい女神様。
そのご利益は
美と財運であることをお伝えしましたが、
こちらのご夫妻は
ともに財運担当な訳ですね。
しかも
ダブル天部なので、
ぜひ二柱ともに信仰すると良いでしょう。
数年前のコロナ真っ盛りの頃、
私はなかなか仕事を受注できずに
困っていた時期がありまして・・・
うまく仕事がまとまろうとしても、
何やかんや小さな理由で
受注まで漕ぎ着けることができず・・・
幸い
近所に吉祥天様をお祀りしているので、
目一杯お願いしました。
吉祥天様お願いです。
私に仕事とお金をください!!

いや、
本当に祈ったのはこれだけなんですが、
翌日には1本仕事のオファーがあり、
2日後にももう1本仕事が決まりました。
まじか・・・
で、
最近知ったんですが、
そのお寺は毘沙門天様もお祀りしてるそうで、
財運ご夫妻がお揃いだと判明しましたよ。
まあそんなこんなで
毘沙門天様のお妃である吉祥天様は、
毘沙門天様の開運パワーを増強し、
信仰者を暖かくお守りくださる存在。
そんなお妃様をお迎えすることもまた、
毘沙門天様の強力なエネルギーの賜かと。
自分に負けない強さをプロデュース
昨年私は
とある方からこんな相談を受けました。
自分に打ち勝つことを後押ししてくれる
御真言を教えてください。
いや、
これは少し悩みました・・・
私の解釈でしかないですが、
仏界には武闘派の神仏は存在しますが、
相手を打ち負かすことを「正」とは
していないと思っています。
すると
「自分に打ち勝つ」というニュアンスも
しっくりこない・・・
そこで私は、
相談者さんにその事を伝えた上で、
自分に打ち勝つのではなく
自分に負けない力を授けてくださるという
解釈で選んではどうでしょう。
それならば、
私は毘沙門天様の御真言を推しますと
伝えたんですが、
まあこれがハマりにハマりまくって、
いろんな展開が待っていました。
・その方のご近所に
毘沙門天様のお堂がある
・はじめて参拝に行った時、
たまたま寅の日で、
しかも10年に1度の御開帳の日だった
・はじめて参拝したその日に
ご住職と仲良くなり、
毘沙門天好きのメンバーとも知り合った

そんなこともあって、
今ではすっかり毘沙門天様をリスペクトして
大小いろんな奇跡も起きているとのこと♪
お願い事をしてるのかは聞いてませんが、
天部の皆さんは信者のことが大好き。
きっと
いろいろ察してくださってもいるんでしょう。
ほんと
素敵な神様だなと思いますがいかが?
ではでは・・・
オン ベイシラ マンダヤ ソワカ
私なこの真言が好きなので、
今日はあなたのために唱えときますね。
そんな感じで、
今日もあなたに光あれ♪




















