書ける時に思い出しながら更新します。
厄年2年目の絵画の知識0~から2年目です。
そんな感じで2年目です。
買って買って買いまくり調べて調べて調べつくして
売りまくる日々。
当時は月に売れる作家、売れない作家別として
絵画は100点から200点くらいは扱っていたと思います。
んー300点以上は扱っていたかも知れません。
(ハイエース2台分)
買って売る事で経験を積んでいた時期です。
読めなかったサインが書体で読めるようになってきたりと1歩1歩スキルが上がってきました。何千点も扱う事で少し光が見え始めてきました。
勉強の方法もただ売り買いするだけではなく、データ化していた時期でもあります。
美術年間・美術市場の掲載されている作家をあ行~全てリスト化しオークション会社の落札結果を3年遡りデータ化
データ化することによって号数で相場を計算する事が出来るようになりそれぞれの作家の代表作がわかるようになりました。
経験(売り買い)知識(データ)の両立
ただ・・・。ものすごい数がいるので大変な作業ですしそんなに覚えられないし・・・。人気作家はそんなに出ないし頭の整理をしていたような感覚です。
そしてもう一つ変化としては、絵画専門の市場(オークション)で頼まれてもいないのに勝手にお手伝いをするようになりました。
何十万、何百万する作品を手にして見る事はなかなか経験出来る事ではありません。
お手伝いは画廊さんが出品する際のサポートになり、どの作品から出品するかや作品のプレゼンのポイント大きさやコンディションの申告などライブ感覚で体験出来るので貴重な体験です。
仕入れは引き続きリサイクルの市場や古道具のオークション
月に数百点。絵画・掛軸・木版画売れない作家でも何でも買っていたので、ホームページの更新が疎かになり一般のお客様からの仕入れは減少しご紹介のお客様やリピーターのお客様が月に1件あるかないかになりました。
話は変わりますが
絵画専門の交換会に出品すると、何故か?僕が出品する作品は凄く汚く見えてしまいます。
骨董・道具の交換会だと汚い=ウブイ(掘り出し物)で通用しますが、絵画の交換会だとただ汚いになってしまいます。
僕が仕入れた作品は大体がリサイクルショップの方が引き揚げてきた物や解体現場などの建て替えの際に出てきた作品が多く額が壊れている物やガラスが汚いのが当たり前!
絵画の交換会に出品する前に壊れた額を別の状態の良い額に入れ替えたりガラスを磨いたり大体1週間。
数百点、売れない作品も愛情を込めて綺麗に仕上げるので大変な作業です。心が砕けそうになりますが、自分が決めた道だからと泣きながら作業しておりました。
200~300点仕入れて損なく売れるのは1割程度、儲かった経験より損をした経験の方が凄く頭に入ります。(体で覚える)
失敗すると失敗をカバーするために色々と売り方や売る場所などを変えたりとか工夫していましたし失敗しないと見えない事が多くございました。
手探りの2年目、儲かった時は次の作品につぎ込み損をして憶える(自分への投資)利益は無く今迄の在庫を売り食いつなげる
何時になれば絵画商の入り口に到達出来るのか?
とにかくやり続ける事に意味があるのではないか!?
苦労は買ってでもしろ! そんな2年目でした。
幅広く買取致しております。
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株式会社 早川美術