お化け屋敷で…

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今日は同じクラスの気の合う仲間で
少し離れた大きい遊園地にあるプールへ
遊びに来ていた
ほぼ1日はしゃぎ回って騒いだ私たち

帰ろうか?ってなったときにチャニョルが
こんな提案をして来た

『ちょうどここ遊園地だし
まだ暑いし騒ぎ足りないから…
お化け屋敷に入って度胸だめししないか?』

『お、いいね~やろ』

そう言ったのはジョンデ

『じゃ、ちょうど男女比がちょうどだから
男女一組ずつ入るって形になるね』

とギョンス

『………』

あまり盛り上がってないのがベク
いつもうるさいのに
かくいう私もあまり…乗り気じゃない…

『お、ベク静かだな(笑)怖いとか?』

『な、うるさいチャニョル誰も怖くないわ
たかだかお化け屋敷だろ
な、○○』

といきなり話を振られて

『う、うん』

空笑いをしながら答えた

そこにくじをぱぱっと作ったジョンデが
『はい、そしたらこれに男子の名前書いてあるから
女子引いて~書いてある男子とペアで入ってね』

そう言って女子がくじを引いた

私が引いたのは“ベク”と書かれた紙
一瞬固まった…
嬉しくて
そう、私はベクのことが好き
だけど…
男女問わずみんなに優しくて
人気者のベクになかなか気持ちを伝えられないでいた
もし…断られたらこんな風に
遊べなくなるのも側でベクを見ることも
出来なくなるのが辛くて…

固まってる私の横にベクが来て

『○○、誰だった?』

と覗いてきた

『お、俺じゃーん』

そこでようやく私はベクに気がついて
びっくり
『わぁ』

『わぁ、ってなんだよ変なやつだな』

『居るのに気がつかなくて…
びっくりした…』

そう言って心臓を押さえていると
ベクが優しく頭を撫でてくれる

『大丈夫か?ぼおーとしてたのかよ』

『う、うん…』

『本当に○○は…』

と言いかけたところでチャニョルが喋りだした

『紙に名前と番号書いてあるだろ
1番から入れよ~』

その言葉に紙を見ると1の文字が

『はぁ…俺たちからかよ…
○○は怖いの大丈夫?』

『ごめん…無理…どうしょう…』

『なぁ~お化け屋敷苦手な子もいるから
やりたいやつだけにしないか?』

するとジョンデが
『んん~…無理頑張って○○
ベクお前ついてるだろ』

『………わかったよ…
○○俺の手離すなよ』

そう言うとベクが私の手を力強く握ってくれた

『さぁ、行くぞ』

『う、うん…』

もうすでに半泣きの私を連れて
お化け屋敷の中へ

後ろではみんなが騒いでる

はぉ…本当にお化け屋敷嫌いなんだけど…

この涼しい…
ヒヤヒヤっとした空気
薄暗い道
何か出てきそうなものの影…
私はベクが握ってくれてる手を
腕を掴んで半分目をつぶりながら
ベクに着いていった

ベクも
『わぁ!』
『うんっちょ』

などびっくりしながらも私を気遣い
声をかけてくれる

『○○、俺がいるから大丈夫』
『ここ曲がるぞ足元気を付けて』

そんなこんなで多分お化け屋敷の
中でもメインイベントであろう場所に
到着…
あからさまに部屋の奥に棺があり
天井からは破れた布が垂れ下がり
棺の横の扉を通らなければ
出口に向かうことが出来なくなっている


『はぁ~…○○…1番怪しそうな部屋についたよ』

『う、うん…』

私はベクの後ろからそっと部屋を覗いた
『ふぅ~…うぅぅ…ベク…すん…無理…』
私は動けなくなっていた

『だ、大丈夫だ。俺がいる。』

そう言ってベクが繋がれている手に
力をいれた瞬間
私の肩を誰かが“ぽんぽん”と叩いた

『えっ…』

するともう一度“ぽんぽん”

『ベク…誰かが私の肩を叩くんだけど』と
私は涙声になりながら訴えた

『えっ?』

というのと同時に振り返るベク

『『ぎゃーーーーーーわーーーーーーー』』

そう言って私たちは目の前の部屋を勢いよく
通過してそのまま走って出口に向かう

出口が見えてきたところで止まって
二人で息を整える

『『はぁはぁはぁはぁ……』』

『『怖かった』』

二人一緒に喋って少し緊張が
解けたとき
誰かが私の足をつかんだ

『………きゃーーーー』

私はベクに抱きついていた

『な、な、どうした?○○』

私は夢中でベクに抱きつきながら

『あ、足を捕まれた』

『えっ』

そう言って下を見たけど
薄暗いだけでなにもない

ベクは私の背中をトントンしながら
『大丈夫、大丈夫だから落ち着いて』
耳元でそう囁いてくれて
だんだんと落ち着いてきたら今度は
自分のしてることが恥ずかしくなってきた
まだ抱きついたままの私の背中には
ベクの腕がきていて
私を抱き締めてくれている…

『ベ、ベク…もお…大丈夫かな…』

そう言って離れようとしたら
ベクの腕に力が入って離れられない

『ベク?』

そう言ってベクの顔を見れば
私を見つめていて目が合う
見つめ合う形になって恥ずかしくて
目をそらすと名前を呼ばれた

『○○…』

『うん』

私はまたベクを見る

視線が絡まる…ドキドキする…

『○○…あのさ…』

『う、うん…』

『あの…』

その時出口からスタッフさんが
顔を出して
『あの~お取り込み中悪いんだけど
出てからやってくれない?』

私たちは恥ずかしくて慌てて離れて
手を繋いで出口から外へ出た
するとチャニョルが近づいてきて

『ベクどうだった?怖かったか?』

『う、うん…悪いチャニョル
二人でトイレ行ってくるわ』

そう言って繋いだ手をそのままで
みんなから離れた

しばらくいくとピタッと止まるベク
振り向くと抱き締められていた

『○○好きだ…俺と付き合ってくれないか?』

『えっあ、はい。』

ベクは満面の笑みで私の顔を覗きこみ
『ほんと?』

私も嬉しくてベクに今度は自分から
抱きつく
『ほんとに』

頭の上から聞こえる
『よっしゃ』

遠くの方からみんながわらわらと
近づいてくる

私たちは顔を見合わせて
みんなに近づく

『あれ?もお皆お化け屋敷入ったの?』

私が聞くとニタニタしながらチャニョルが

『いんや、入ったのお前たちだけだもん』

するとベクが
『はぁ?』

『お前たちお互いに好き同士なのに
なかなか言わないから俺たちからの
サプライズ(笑)』

『な、ギョンスお前まで…』

『告白したんだろ?』

『ジョンデもニタニタするな』

『○○ちゃん、ベクのこと宜しくね』

『うん』そう私が答えると
チャニョルがベクの首に腕を回して

『良かったな』


『…おお…ありがとな』

恥ずかしそうにしてるベクが可愛くて
皆が冷やかし始める


帰り道お化け屋敷の話になって
チャニョルが前に入ったことがあるらしく
ここが怖かったとかどうだとか
話してて私が
『でも私一番怖かったのは最後の
出口の前で足を捕まれたことかな?』

と言うとチャニョルがピタッと止まる

『えっ?俺そんなのなかったよ?』

『えっ?』

『『『 えーーーーーーーー 』』』



お化け屋敷…様々だけど
もお絶対に行かないから…

そこに小声でベクが
『またお化け屋敷来ような』

『嫌だ。絶対に行かない』

苦笑いするベクなのでした



-おわり-



ここまでお付き合いくださり
ありがとうございました(^^)v

画像はすべてお借りしました
ありがとうございましたm(_ _)m








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