ハヤトです。
シンママの犬子さんと会食した話です。
●犬子さん(30代前半・いいね数200前後)
・小さな娘さんがいる在宅勤務のシンママ
・動物好き 特に犬が大好きで数匹飼っている
・かなりの映画好き
・住んでいる地域がわりあいハヤトと近い
その日……
少し早めにお店について、犬子さんの到着を待つハヤト。
約束の時間ちょうどに彼女たちはやってきました。
犬子「こんにちは~」
実際に会うとミドサー美女の輝きが半端ではなく、目がくらむかと思いました。
そして……
犬子さんのうしろに隠れるように、その子はいました。
犬子「ほら、ご挨拶は?」
娘子「こんにちは」
犬子「お名前は?」
娘子「犬野、娘子、です」
……会食の際に娘さんを同席させてもよいか?という犬子さんの申し出に、俺は快くOKしたのでした。
快くOKしたものの、内心はかなりドキドキしてましたね。
今まで感じたことのないへんな緊張感といいましょうか。
これまで多くの女性と会ってきましたが、さすがに子供同伴は初めてなわけで。
小さな子どもと接する機会なんぞほとんどなかったわけですから、いったいどうなるのかと。
犬子さんいわく「まったく人見知りしない子なので」ということでしたが……。
娘子「今日ね、これつけてきたの!」
(頭の髪飾りを示しながら)
娘子「ねえこれ、みてみて~」
(スマホの犬の写真を見せながら)
娘子「かわいいでしょ」
(ガチャガチャで出た犬のフィギュアを見せながら)
なんだこれ……
この可愛すぎる存在……
天使か……?
今日は娘さんの手前、なにがあっても笑顔でいようと心に決めていましたが、そんな決意とは関係なく勝手に顔がほころんでいきます。
これが……子供のパワーか……!
犬子「ほんと人見知りしない子で……。でも飽きたらスマホで動画観てると思いますから」
娘子ちゃんが一秒たりともじっとしていないので、俺と犬子さんがゆっくり会話するどころではありませんでしたが、これはこれで楽しい……。
子供って、見てて飽きないというか。
とりあえずできることは全部やろうと思って、名刺を渡しました。
ハヤト「今日は来てくれてありがとうございます。
はい、娘子ちゃんにも。これね、おじさんのお名前カード」
娘子「ありがと~」
つづきます