最初の紹介はワールドトリガー。私が一番好きな漫画です。ワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプで、2018年からジャンプスクエアで連載中のSFバトル漫画です。


ストーリー:舞台は三門市。ある日三門市に異世界からの「門(ゲート)」が開き、「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が攻めてきた。地球上の武器が通用しない近界民になす術がなかったが、「ボーダー」と名乗る一団が現れ、近界民を撃退した。ボーダーの巨大な基地が建設され防衛体制が整えられた結果、依然として近界民は出現するものの三門市は平穏が訪れた。それから4年、ボーダーの訓練生である三雲修は謎の転校生空閑遊真と出会う。

ワールドトリガー(通称ワートリ)はバトル漫画でも珍しい集団戦(多対多)が描かれています。ワートリの魅力の1つはキャラの多さです。100人以上のキャラが登場し、それぞれに個性があります。またキャラごとに家族構成や使用する武器などの設定が細かく練られています。ここまでキャラの情報が練られている漫画は多くないかもしれないです。

魅力は他にもキャラがほとんど死なないことです。自分の好きなキャラが死んでしまうと悲しいですが、ワートリではそういったことがありません。

主人公の三雲修は登場時、戦闘力が弱いです。しかも漫画ではよくある急激な成長がありません。弱いなりに頭を使い、巧みな戦術で相手と戦います。他のキャラも独自の戦い方や戦術を持っていて、戦術同士の戦いも魅力的です。