久し振りのブログになります。9月下旬から公私ともかなり立て込んでしまい、ブログの閲覧もままならぬ状況でしたが、ようやく少し落ち着きました。
我が家で栽培中のパイナップルの様子です。
10月30日の記録になります(前回の様子はこちら)。
全株屋外ベランダ温室棚に置いていましたが、10月20日の夜に棚ごと2階ベランダ窓辺屋内へ取り込みました。
日々の管理は、水やり(クエン酸入り)を週一回程度行っています。液肥の葉面散布は屋内への移動に伴って止めています。
現在の栽培品種と本数は以下の通りです。
- ピーチパイン(ソフトタッチ)×1
- ナンレー×1
- サンドルチェ×1
- 台農17号×1
- 台農23号×1
パイナップルを屋内へ取り込む目安として、例年では天気予報の週間予報で最低気温に10℃未満が見え始めた時、というのが個人的な判断基準です。
ですが、今年は10月半ばまでの異様な高温から最低気温10度未満への変化が極端でした。あまりの変化の早さに事前の判断が間に合わず、10月20日の夜に急遽屋内へ取り込んだのでした。
そのため、屋内へ取り込む前の冬支度がまだでしたので、30日に改めて冬支度をしておきました。
作業と株ごとの様子です。
ピーチパイン(ソフトタッチ)(10号鉢)です。
挿し木から3年の株です。やや葉数少なめですが、今冬エチレン処理して来年の着果を狙う予定の株です。
ピーチパインの葉は先端部分と付け根付近に鋸歯があります。葉の全面に鋸歯があるボゴール(スナックパイン)よりはマシですが、手入れ時に刺さって痛いです。
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下葉と、屋内で邪魔になる葉先先端の凸部を切り詰めておきました。竹パウダーは古くなっていますが補充せずそのままです。
ナンレー(6号スリット鉢)
今夏に挿し木した株です。ナンレーの葉には鋸歯がありません。手に刺さる心配が無いので扱いやすいです。
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下葉と、葉先先端の凸部を切り詰めておきました。マルチ未設置だったので、マルチとして竹パウダーを敷き詰めておきました。
竹パウダーは乾燥状態では粉状ですが、敷き詰めて水を含ませると板状に硬化する性質があるので、イチゴや屋内置きの鉢でのマルチに重宝しています。
マルチはバークチップ等でも良いのですが、隙間に湿気と暗闇を好む虫(あえて名前は伏せますが)が住み着いたりする事があるので…竹パウダーならその心配が無いのが良いです。
サンドルチェ(6号スリット鉢)
今夏に挿し木した株です。サンドルチェの葉には鋸歯がありません。果実品質の良さが特徴の新品種ですが、手入れにかかわるこうした部分もちゃんと改良が進んでいるのですね。
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マルチ未設置だったので、マルチとして竹パウダーを敷き詰めておきました。葉は特に手入れする必要が無かったのでそのままです。
台農17号(6号スリット鉢)
今夏に挿し木した株です。台農17号の葉は先端部分と付け根付近に鋸歯がありますが、ピーチパインより控えめな感じです。
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下葉を切り詰めておきました。マルチ未設置だったので、マルチとして竹パウダーを敷き詰めておきました。
台農23号(4号スリット鉢)
今夏に挿し木した株です。台農23号の葉は先端から中腹にかけて鋸歯があります。
挿し木時から生長が弱めな株です。夏の間に上部は少し生長していますが、根はスリットからはみ出す事も無くまだ弱い感じがします。取り込み前に6号スリット鉢へ鉢増ししようか迷いましたが、今回は見送ります。マルチが必要な鉢サイズでもないので、特に手入れはしませんでした。
冬支度の手入れが終わった後、改めて屋内の棚へ戻しました。
冬の間はしっかり日が当たる窓辺ですので、今冬も無事に越冬して欲しいものです。