結婚して間もない20代後半の頃、私の早発閉経が発覚。最初の2年は自然妊娠目指していましたが、どーにもこーにも結果が出ず、30代になってからすぐに不妊治療をはじめました。


息子を授かったのは、不妊治療を休んでる期間でしたが、今思えば奇跡的な妊娠でした。


その後、第二子が欲しくて2年前に赴任治療を再開しました。その頃、不妊治療が保険適応になったのですが、私の場合は保険でカバーできない分野が多くて混合診療ができず、結局すべて自由診療になってしまい、大変高額でした。


各種検査と顕微授精1回やり(採卵できた唯一の卵子は不発)、妊娠は無理そう、お金も続かないと思い、早々に諦めました。


その時に旦那のクルーガーテスト(精子テスト)をしたのですが、正常形態セイシ率が基準より低く、運動率も低かったようで。


最初に不妊治療した時の数値も、男性不妊とまではいかなくとも、その手前の値だったことを思い出したのですが、改めてお互い妊娠が難しい個体だったのかもと思います。


よく息子産まれてくれたな〜。


ありがとう!


そんな息子も、イギリスに旅立ちました。


2週間も離れるのは初めてなので、息子がいない時間を8年ぶりに味わっています。


見送りに行くすがら、ふと子育てには終わりがあることや、子供が親を求める期間は短いことを悟りました。


いつまでも一緒じゃないし、息子はやがて離れていく。わかってるんだけど、実感はなかったよね!


このサマースクールは、息子だけじゃなくて、私も成長させてくれる機会だなと思いました。


私も息子が独り立ちした後を見据えて、今からちゃんと自分の時間を生きなくちゃいけないね。


そして、私を親にしてくれた息子に感謝していることを忘れずに息子と接したいと思いました。