AMBITIOUS JAPAN!(2016 夏の終わりの旅 その5) | Life is good!

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たわいも無い日常・趣味と旅・柴犬カムイ・先代犬虎太郎のこと

海老名SA上りで迎えた9月5日の朝。
日本でも屈指の車中泊をする人が多いサービスエリアだけあって、この日も多くの車両が休憩していました。
海老名上り
今日も暑いね~


車中泊の旅も私が始めた10年くらい前は、それほど多くは無かったのですが、ここ数年の車中泊人口の増加で一般的な旅の手法となった気がします。
楽しむ人が増えた分、車中泊の流儀と言いますか、マナー的な物も形成されてきました。
マナーと公共心あっての旅だとつくづく思うこの頃…
成城石井ミルク
成城石井オリジナル牛乳!


さて、戯言はこれくらいにしておいて、朝食べたものは、昨日熱海駅前の商店街で購入していた「だいだい杏仁」。
だいだい杏仁
一楽ってお菓子屋さんの杏仁


妻が洋菓子店でぱっと見て、「これ美味しそう」とたまたま購入したのですが、食べてみると上品な杏仁豆腐の甘みの中、橙の爽やかな香りが立ってとても美味しかったです。
こう言う直感を楽しむのも旅の醍醐味だと思います。

さて、今日の行き先もあれこれ妻と話しながら決めて、ゆるゆると出発。
移動
3車線あるのに渋滞


多少の渋滞に巻き込まれながらも向かったのは…
いたま市の鉄道博物館!
鉄分補給
鉄分補給!


平成19年、さいたま市に鉄道博物館がオープンしてから妻も私も来てみたかったのです。
(妻も私もちょっとだけ鉄なもんで…)
私はその昔、万世橋(秋葉原)にあった交通博物館へ行ったことがあるのですが、妻はこれだけ鉄道に特化した博物館を見るのは初めてなので、とてもはしゃいでいました。
kitaca
入場券は、suicaが代わりになる!(北海道はkitacaキタカだけど…)


富士
懐かしっ!
昔の客車の尾部ってこんなんだったよね



EF55
EF55 1号機
万世橋の交通博物館で見て以来だから…うゎ、20年以上前?



200系
上越新幹線200系のノーズ


ED75
寝台列車カシオペアのヘッドマーク付きのED75機関車
青函トンネルを走っていた名機



ついつい夜行列車を見ると…
♪夜行列車の旅は素敵
暗闇の向こうに
ほのかに霞んで見える
優しい街明かり~

キャッツの一説を口ずさんでしまいます。
とき
子供のころ憧れた181系ボンネット特急


旅人?
ときの車内の妻
80年代の旅人スタイル? 違和感が無い…



お昼ご飯も鉄道博物館の中の食堂で頂きました。
妻が食べたのは…
カツカレー
懐かしの食堂車のカツカレー


私が食べたのは、
スパカツ
懐かしの食堂車のスパゲッティベロネーズ


どちらもその昔、国鉄の食堂車で提供されていたメニューの復刻版です。
味は、レトルトチックではありますが、ゆっくり進む列車、車窓を眺めながらの食事、これらを楽しむことが出来た時代に想いを馳せてしまいます。
子供のころ乗った、旭川から札幌へ向かう「エル特急いしかり」にも食堂車があって、もう何を食べたかまで覚えていないのに、楽しかった思い出だけが今も残っています。
食堂車…通常の特急列車には、もう二度と復活することは無いんだろうなぁ…
スパカツ2
やっぱり食品サンプルチックな写真は鉄板?


ダイヤグラム
テーブルの装飾もダイヤグラムだったり


三面図
設計図の青写真をモチーフにしたり… マニア向けの演出が!


ステンドグラス
鉄道にまつわるステンドグラスの回廊


高いところから
まるで模型を並べたみたい…でも全て本物の車両


ここの何がすごいって、かつて活躍した本物の列車・機関車を多数展示しているところだと思います。
どうしてもJR東日本やJR東海の車両が多いですが、大人も子供も十分楽しめると思います。
うーん、鉄分補給した!

鉄道博物館を出て妻が掛けたBGMは…旅つながりって事で…

AMBITIOUS JAPAN!/TOKIO

たとえて言えばLONG TRAIN
風切り裂いて走るように
未来に向かってまっしぐら

突き進めば希望はかなう
立ち止まらない 振り返らない
やるべきことをやるだけさ

逢いたくて逢いたくて
たまらないから旅に出た
逢いたい人は君だけど
君なんだけどそれだけじゃない
知らない街で
出逢いたい 真実の自分と
I get a true love

Be ambitious!
我が友よ 冒険者よ
Be ambitious!
旅立つ人よ勇者であれ

Be ambitious!



埼玉に来たことだし…
次は、多くのブロガーさんが紹介している川越宿に来てみました。
でも…でもですね…
屋外の温度計が気温摂氏36度を示しているんです。
試しに降りてみようと思ったのですが、日差しも強くてアスファルトとコンクリートで覆われた道を歩くのは、虎太郎には酷すぎる…
仕方が無く今回は街の雰囲気だけを楽しむことに。
川越宿
車内から楽しみました


そんなわけで、虎太郎散歩は、大宮の氷川神社周辺にしました。
実は、父の生家が近くにあって、先祖代々氏子なんです。
子供のころ、祖父の家に遊びに行けば、必ず連れて行かれて境内の池の掃除を手伝わされたっけなぁ。
氷川神社
鳥居前まで一緒に散歩しました


氷川神社は、大宮公園が隣接しており、日陰の緑地もあって、多くてワンコが散歩していました。
妻も御朱印を頂いてご満悦。
私も久しぶりなので、しっかり拝礼させて頂きました。

それにしても本州以南は、歴史のある神社があっていいなぁ…
明治以降に開拓された北海道と違って、歴史を感じることが出来ます。
氷川神社2
拝殿も立派です


それにしても暑い一日でした。
コンビニでちょっと冷たい物でも…って事で、北海道に無いコンビニのひとつ、ミニストップで北海道ソフトを使った冷たいデザートを…
まるごとブドウのパフェ
妻は、まるごとブドウのパフェ!


ハロハロ
私は、ハロハロ~
虎太郎のシルエットが…



最近のコンビニって、食べ物のクオリティが高いよなぁ…
昔は、日本全国、味覚・嗜好を統一させる様うな、なんか地域性が無い感じでしたが、最近は地域性を謳ったご当地弁当なども扱う様になったりもして。
今の時代、コンビニが無くなったら生きていけない…かも。

この後は、都内に戻り、妻を駒込駅前のホテルに送り届けました。
実は、翌日から妻も一人旅を楽しむ予定なのです。

我が家は、二人で旅行に出かけてもお互い自由時間を設けています。
旅もお互い仕事の合間を縫って、会わせられるところは一緒に。
無理なら各々行きたいところに行って…
楽しく旅を続けられる秘訣は、ここにあると思います。
駒込駅前
駒込駅前で散歩~
都会に柴犬シリーズで纏められそう



さて、とりあえず、風呂でも入ってさっぱりしましょうか?
夕食に食べたいラーメン屋さんがあったので、向かう途中にあった銭湯江北湯さんへ。
江北湯
これもまた歴史を感じる建物でした


浴室の壁に立派な富士山の絵が描いてあって、まるでドラマや映画に出てくるようなお風呂屋さんでした。
こんな所に目を向けることが出来るのも、気ままな旅の醍醐味だと思います。

お風呂の後は、ラーメン屋さん、ちばき屋へ。
実は20年ぶりくらいに訪問しました。
ちばきや
日本のラーメンの原点 支那そば


ちばきや2
あっさりでありながら、深いコクと旨み~


見てのとおり、最近流行の脂たっぷり、でかくて柔らかいバラ肉チャーシューなどは乗っていない、実にシンプルなラーメンです。
若いころの私は、北海道のラーメンこそ一番美味しいと思い込んでいたので、ちばき屋さんの様な支那そばは、あっさりし過ぎて美味しいと感じませんでした。
でも、20年の月日は、私の嗜好も変え、最近は昔ながらの味わいを好むようになり、若いころ訪れたお店にもう一度来たい…と思って再訪した次第。

で、お味ですが…
美味しい。
細いながらも縮れ麺にスープが乗り、そのスープも旨みが溶け込んでおり、実に深い…
昔ながらの醤油ラーメン。
でも、その深い味わいに大満足でした。
うん、また今度妻を連れて来よう。

さて、そろそろ北へ向かいますか。
虎太郎と二人、北上を開始した夜でした。