胃腸炎の終焉 | Life is good!

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7月6日の夕方、妻からLINEで虎太郎のうん○の写真が送られてきました。
そこには、立派なうん○の姿。
更に妻から
「ミッション完遂!」
とメッセージが…

そうです。
6月30日から続いていた虎太郎の胃腸炎は、1週間でようやく終焉を迎えたようです。
今まで大きな病気をしたことがなかっただけに、今回の胃腸炎は、とても心配しました。

今回愛犬が苦しんでいる姿をブログに紹介するか否か悩んだのですが、我が家も他の人のブログ記事を参考にさせて貰っていることから、虎太郎の病状も誰かの参考になるかも知れない… と思い、筆を取った(キーボードを打った)次第です。

いつもお世話になっている獣医師さんから受けた指導内容と私が思ったことなどをとりとめなく綴らせて頂きましたので、もし良かったら呼んで頂けると幸いです。
(文章は、妻からの伝聞が元になっています)
薬袋
処方された薬 朝夕2回服用

虎太郎の調子が悪くなったのは、正確には6月29日の夕方からでした。
虎太郎は、毎日朝6時半ころと夕方5時ころ40分から1時間、更に夜10時ころに15分くらいの計3回散歩をしています。
食事は、朝と夕方の散歩の後に主にカリカリフード、その後自家製ヨーグルトを与えており、その他家に誰かいればお昼に
(いなければ妻が帰宅後)鹿肉ジャーキーや豚耳等の肉系おやつ、夜の散歩の後に煮干しやボーロ、チーズ等の軽いおやつを与えています。

うんにょは、朝と夕方の散歩時にしており、29日の夕方散歩時にもいつもどおり草むらでうんにょスタイルに構えたのですが、ちょっと軟らかめのうんにょが出てきたそうです。
虎太郎は、食べ物や植物等にアレルギーを持っているので、時々便が軟らかくなることから、妻は「ああ、また軟らかいのでたのね」と、さほど不思議に思わなかったそうです。
また、夜の散歩の後のおやつに与えた煮干しも喜んで食べていたそうです。
薬四種類
左上:アスゾール(抗生剤)
左下:ロペラミド(止瀉薬)
右上:プリンペラン(吐き気止め)
右下:ファルジン(胃薬)
人間と同じ薬が処方されます

でも、翌日の6月30日の朝の散歩時のうんにょは、完全に水便になっていたそうです。
妻は、アレルギーのせだと思い、そのまま朝食を与えたところ普通に食べ、ヨーグルトも完食。
いつも通り虎太郎に留守番をさせ出勤。
そして夕方3時ころ帰宅したところ居間の床に虎太郎の吐瀉物が…
朝食べた物全て未消化状態、更に所々に朝の散歩の時に口にした草っ葉が混じっていたそうです。

当の虎太郎は、しょんぼりした様子で、おやつを与えても一切口を付けず、朝用意して行った飲み水も一切飲んだ形跡なし。
更に夕方の散歩の時間になっても「行きたい」と言わないんです。
それでも散歩に連れ出したところ、トボトボと歩き、朝と変わらず水便がピューっと出たそうです。

妻は、「これはヤバイかも」と思い、私に電話を掛けてきました。
私は、以前獣医さんから
「犬が下痢した時は、絶食させてください」
と聴いていたので、妻にもそのことを伝えました。
それ以前に虎太郎は、食欲がない状態でしたので、食事を与えても何も食べなかったそうですが…

そして前々回説明したとおり、私は、翌7月1日の夜帰宅し、2日にいつもお世話になっている動物病院に虎太郎を連れて行ったのです。
缶詰
薬を混ぜるのに使用した缶詰

先生からの質問は
・いつごろから症状がでたか?
・元気ないのはいつごろからか?
・食事と水飲みの状態
・便の色はどんな色ですか?
等でした。
それらに妻と私は
・30日から水便が続いている
・元気が無くなったのは30日の午後に気が付いた
・7月1日に一度元気を取り戻したけれど2日には元気が無くなった
・食事は拒否、水もほとんど飲まない
・水便の色は茶色い水である
と答えました。

この中で特に大事な質問だったのは、水便の色だったそうです。
血液検査、検便検査の後、先生から
・病原菌または、ウイルスによる胃腸炎(食中毒)である
・病原菌の種類によっては、腸壁から出血させるものがある
・水便が茶色であれば出血は伴っていない
・検便にも血が混ざっていない
・血が混ざれば、コーラや醤油のような色の水便になる
・犬の体重から見れば、少量の出血でも死に直結することがある
と説明を受けました。
メルモ
元気になった途端におだってる

また、先生は感染源や発症の経緯について
・病原菌は、土中・水中ありとあらゆる場所にいる
・鳥のフンや感染していた犬の糞尿を踏んだ手足を嘗めても感染する
・でも犬は抵抗力が強く、感染しても発症しない、発症しても軽症で終わる事が多い
・発症する場合は、抵抗力が落ちている事が多い
・抵抗力は、暑さ寒さに晒されたり、アレルギー症状がでて心身にストレスが掛かると落ちやすい
と解りやすく説明してくれました。

虎太郎は、アレルギー持ちなので、そのせいもあったのかなぁ?
散歩中に匂いを嗅いで嘗めたり、草を食べたのがいけなかったのかなぁ?
色々思いを巡らせることばかりでした。
yoisyo!
調子こいたら、また病気になるよ!

虎太郎は、8種混合ワクチンを毎年2月に摂取しています。
そのため、感染性の病気になる可能性は低いと思っていましたが、大腸菌群やブドウ球菌群、病原性ウイルス等数え切れないほどの病原菌等が存在する以上罹患する可能性があると言うことを今回知りました。
いやぁ、認識が甘かったです。

ちなみに、今回虎太郎を看病して一番苦労したのは、「食欲無い虎太郎にどうやって薬を嚥ませるか?」ってことでした。
今まで化膿止め等の薬を与えたことはあったのですが、その時は餌に混ぜておけば一緒に食べてくれました。
今回は、吐き気で食欲がないので、吐き気止めを食事に混ぜて飲ませなくてはならないのです。
ン?(^^;)矛盾だ…
チーズに挟んでもダメ。
結局、無理矢理口をこじ開けて喉の奥に薬入りのチーズを乗せ嚥み込むまでマズルを押さえつける方法を採りました。
虎太郎にはパピーの頃から歯や口腔内を確認できるよう「あーん」のコマンドで口を明けるよう訓練していましたので、口を開けるまでは何とか…

仏の心・鬼の形相の母ちゃんにより薬を
嚥み込まされた虎太郎は、食欲を取り戻し、水を飲み、徐々に体力を取り戻すことが出来ました。
ふて寝
めんこくないこと言うな!

虎太郎の病気は、大事に至らず完治することが出来ました。
もうすぐ虎太郎も12歳になるって言うのにいまだ知らないことがあったりして反省することもあった1週間でした。

また、今回の看病で、もし将来虎太郎が介護が必要になったりした場合はどうしようか? など様々な事に思いを巡らせる機会を与えられた気がします。