小樽 雪あかりの路 | Life is good!

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関東甲信地方が大雪に見舞われている週末ですが…
北海道は、さっぽろ雪まつり や 旭川冬まつり等、冬のイベントシーズン到来です。

特に「さっぽろ雪まつり」は、言わずもがな冬の有名なイベントですが、私がお勧めするイベントは、「小樽 雪あかりの路」です。
(と言っても2007年と2008年の2回しか行ってないですが…)

小樽5
運河にもランタンボールが浮かべられます

札幌の西隣の街、小樽の冬のイベントなのですが、さっぽろ雪まつり等とは違って大きな雪像などはありません。
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廃線のトンネル内

一番の特徴は、名の通り「雪あかりの路」を雪・氷のランタンで表現していることです。
開催地域は、現在観光用となってしまった小樽運河沿いや廃線となった貨物用線路跡なのですが、雪や氷、蝋で作ったランタンを並べてとても綺麗です。
小樽2
雪のランタンの作り方は、
 バケツの中にビール瓶(筒)を立てる
 雪を詰める
 瓶(筒)を抜く
 バケツをひっくり返す
 ロウソクを入れて灯す
材料費は、ロウソク代だけ~!

このイベントは、大勢の市民や学生ボランティアによって運営されており
・雪のランタン作り
・ロウソクへの火入れと火消し
・翌日、壊れたランタンの補修
・シャッターボタン押しボランティア
などなどを行っているそうです。

小樽3
雪玉を作って積み上げて作ったランタン

小樽4
これは、ワックスボールと言って、水で膨らませたゴム風船を鍋いっぱいに溶かしたロウに50~80回浸けては上げて~を繰り返して作ったランタン。
浸ける最後から2回目にロウが固まる前に好きな切り絵や葉っぱ・押し花を貼って、仕上げの最後のロウ浸けをして、風船を割って水とゴム風船を取り出し、ナイフ等で口を形成して完成。

小樽市内の小学生が工作の授業時間で作るほか、有料ながら観光客も作ることが出来ます。

他にも小樽市内のアーケード街や商店街をはじめ、一般住宅でも軒先にも雪や氷のランタンが並べられて街全体が幻想的な雰囲気に包まれています。

さっぽろ雪まつりは、規模が大きく見応えがあります。
比べて小樽の雪あかりの路は、お金を掛けない素朴なイベントです…
でも、その中に暖かさを感じることが出来るから不思議です。
さっぽろ雪まつりと開催期間が同じですので、機会があれば見比べてみて下さい。(札幌-小樽間は、JR快速で40分弱)
何よりも小樽は、お寿司をはじめ、海鮮物が名物ですので、是非食べてみて下さい。
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運河に掛かる橋の上から

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翌日の朝、同じ橋から
(迷惑そうな虎太郎ですが…)

大雪の日に雪の話題で申し訳ありませんが、雪は季節物。
楽しめる時に楽しみましょう。