獣医師との信頼関係 | Life is good!

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たわいも無い日常・趣味と旅・柴犬カムイ・先代犬虎太郎のこと

以前、北海道新聞で連載していたコラム「獣医さんのこぼれ話」が好きで、いつも読んでいました。
主に札幌で開業している動物病院の先生が経験した様々な事や思うことをオムニバス的に掲載しており、読んでいる私も感動したり、ほほえましく思ったり… 時には考えさせられることがあったりしました。

(獣医さんのこぼれ話バックナンバーへリンクします)
す1
よし来た!
(コタ、そこ滑るぞ 12月8日撮影)

虎太郎が現在ワクチン注射や健康診断でお世話になっている動物病院の先生もこのコラムに投稿しており、先日読み返す機会があったことから改めて読んでいると、気になる記事が…
その回は、高校生が職場見学した際の質問で「
どんな時がつらいですか」という質問を受けた時のことを書いていました。
す2
(◎o◎)! うぉっ! 滑る~
(アイスバーンだもん)

先生は、通常の見学なら「一生懸命治療した動物が死んだ時かな」と答えていたそうですが、その時質問した生徒さんは、父親が家畜の獣医であり、生徒本人も小動物の獣医師志望だったことから「獣医師と飼い主さんの間に信頼関係が築けなかった時かな」と答えたそうです。
す3
くぅ… 届かない~

獣医師と患畜の飼い主との信頼関係…
今考えると(正直に言うと)、最初のころ通っていた動物病院の先生とは、築けませんでした。
虎太郎を家族に迎え入れたころに住んでいた街の電話帳で動物病院を調べると2カ所しか掲載がなく、しかも1カ所は家畜診療所だったので、「動物病院」と掲げているその先生のところに行くしかありませんでした。
8種混合ワクチン接種のため、初めて掛かった時、その先生は、虎太郎を見るなり「柴犬は苦手なんです」と言って、子犬だった虎太郎が診察台の上で動く度に「うわっ!」とか言ってオドオドして、肝心のワクチン注射でも2回も針を刺し直したりしてました。
その後、ワクチンや怪我で何度か掛かっていますが、虎太郎を含め柴犬だけは本当に苦手そうでした。
(トラウマや苦手意識は誰にでもあるし、人が悪いわけではないけれど、プロとしてどうなの?)
でもまぁ、初めて掛かった時、安楽死を目の当たりしたり(過去記事ビフロストの橋にリンクします)
もしましたが…
す4
ひ~!

虎太郎が1歳を過ぎた頃、今の家に引っ越したのを機に動物病院も変えました。
現在掛かっている動物病院は、建物も古く新しい診察機材も導入されていないのですが、院長先生を始めスタッフがいつも笑顔でとても気持ちが良いです。
虎太郎も昔、腫瘍を切除してもらっています。(過去記事腫瘍切除手術にリンクします )
院長先生も「虎太郎は、臆病で泣き虫だけど人に噛み付いたりしない」と判断しており、「獣医学部の実習生に診させても良いですか?」と聞いてくれるようになりました。
僕としては、信頼されている気がして嬉しいです。
(虎太郎的には緊張極まりない様子ですが…(^-^*))
す5
と、止まらん…
(だから言わんこっちゃ無い)

患畜側の立場から見ても信頼できる先生に出会えたことは、とても嬉しく感じます。
このコラムも連載当時にも読んでいたのですが、今読み返したからこそ気に留められた記事だったのだと思います。