さてさて、後は帰るだけとは言え、家に帰るまでが遠足でございます。
気を引き締めて運転しなくては…
昨日は、余裕かまして環8の渋滞にはまったりしながら都内を抜けてきたため、予定泊地より150kmも手前の上河内SAで車中泊となってしまいました。
うーん、去年もはまっていたよなぁ…
今度から素直に首都高を利用しますか。
上河内SA下り… 目が覚めたら大勢の人で賑わっていました。
さすが土曜日です。
観光バスに掲げられているツアー名も「秋を楽しむ…」「紅葉と旬の味覚を…」なんてのが大半でした。
のんびり虎太郎を散歩させながら今日の予定を計画…
えーと、
帰路のフェリーの出船時刻は17時05分なので、乗船手続きのために16時ころまでにフェリーターミナルに入らないとぉ、
青森フェリーターミナルまであと約560kmだからぁ、
普通に走行すると約7時間掛かってしまうのでぇ、
ん? わお! のんびりしていられないじゃん!
と言うことで、身支度整えて写真も撮らずに直ぐに出発!
寄りたかったSAを何ヶ所かとばして北へ北へ。
でも、気になるところはチェック。
長者原SA、思いの外空いてますねぇ
長者原SA、11月3日に上り線側を利用した時は、檄混みだったんですが、下り線側は、施設も狭く思いのほか空いていました。
でも、お約束の屋台は押さえていかないと…
フランクながーい?
全長50cmのフランクソーセージ、楽天イーグルス優勝セールで安くなっていたので車内でつまめるよう購入。
味は、手作り感たっぷりの燻煙と程よい塩加減。
豚肉の旨みを良く引き立てていました。
仙台市周辺や盛岡市周辺は多少の混雑がありましたが、順調に進みます。
今日も快晴でとても気持ちがよいです。
左を見れば、岩木山の稜線も綺麗に浮き立っていました。
空を見上げれば、飛行機雲が北へ延びて…
程なくして僕等の車は青森市内へ入り、青森ICで東北道を降りました。
港に着くと、帰りのフェリー「びなす」が待ち構えていました。
「美茄子」と書きます、姉妹船に「焼き茄子」があります
(これこれ、嘘を言わないように)
船名は、もちろん美の女神ビーナスから命名。
この船は、東日本フェリー(株)がまだあったころ、苫小牧から八戸まで乗船したことがあります。
津軽海峡フェリー(株)に変わってからは、初めて乗船しました。
いつもフェリーを利用する時は、虎太郎の食事や散歩、睡眠の時間を考えて、夜中に出航する便を利用していたのですが、今回は夕方出航の船にしてみました。
夜間出航便と違って、デッキに出ることが出来るので、物珍しさもあって外に出てみました。
隣を見ると、青函フェリー(青森-函館航路)の船「はやぶさ」とその奥に八甲田山が見えました。
八甲田山に雪が…
八甲田山の山頂が、冠雪しています。
今回旅した伊勢、出雲、湘南… どこに行っても(北海道人の僕等から見て)暖かかったのですが、東北や北海道は既に冬将軍率いる寒気団の先兵が上陸しているようです。
「うぅ、今年も冬が来るのか、お目こぼしなしかぁ…」
なんて思っている間にも船尾から続々と北海道へ向かうコンポイ輸送団が乗船。
北海道と本州の物流の要
左に八甲田山、右奥に岩木山
(パノラマ合成しました)
船は、定刻出航。
早速青森市内のスーパーマーケットで購入したパンに食らいつきました。
工藤パンのイギリストースト
(食べかけでスミマセン)
青森に所在する製パン会社「工藤パン」のオリジナル商品とのこと。
うん、思った通りの味で美味しい。
簡単に説明すると、食パンにマーガリンを塗って砂糖を振りかけてサンドイッチしたもの。
いわゆるシュガートーストですね。
トランス脂肪酸が気になるけれど、これって函館でも売ってくれないかなぁ…
津軽海峡が隔てているからダメなのかなぁ?
因みに期間限定販売の小倉アンドマーガリンのイギリストーストも購入。
RAB青森放送の番組内でプロデュースしたそうです
20時45分、食べて横になってウトウトして牛になった頃、船は函館港に接岸。
車両甲板から車を運転して21時20分、無事函館のアパートに到着して今回の旅を終えることが出来ました。
(妻は、翌日更に札幌まで280kmの道のりを1人車を運転して帰ります)
走行距離は、メーター読みで3,477kmを超えました
(5年半で9万キロ超ってのもすごいっしょ?)
お陰様で、今回の旅も無事に終えることが出来ました。
今回は、お伊勢参りや出雲大社参りなど、日本の神話の世界をめぐることができて本当に良かったです。
連日晴れたのは、きっと天照大御神様の御加護だと思います。
今回の旅も記事に載せたほかに様々な事が起きたり、写真に残せなかった景色に沢山出会いました。
(因みにウチは、困難に直面した方が結束(絆)が深まるんです)
家族一緒に旅が出来て妻も大変喜んでいたし、虎太郎も父ちゃん母ちゃんに連日甘えられて、笑顔を見せてくれたほか、とても穏やかな顔していたので、またこんな旅が出来たら幸せだと思います。
皆様には、読みにくい稚拙な旅ブログに付き合って頂き、ありがとうございました。
因みに旅から戻って3日後…
ああ、日常…(11月12日の朝)