昔のプロレスファンの間で必ず質問したりされたりするワードで、あなた新日?全日?があるが、
僕は全日派、馬場派でした。

最初は新日しか知らなかったんですが、日曜の深夜に日テレで放送してることを知り、ビデオに録画して見たとき、なんか地味だけど、試合が凄くて、また、ジャストミート福澤の実況や、プ、プ、プ、プロレスニュースが気に入り、新日より好きになりました。あと木造のリングの独特な音も好きだったな。

そこでその当時、全日で活躍していた外国人レスラーを今回は記事にしたいと思います。

ダニー・クロファット

カナダ人レスラーで、初来日はたしか第一次UWF。全日では主にタッグ屋の印象が強く、アジアタッグの常連だったと思う。
カンナムエキスプレスと言うユニット名で、パートナーはダグ・ファーナスでしたね。仲悪かったらしい。

あと全日ジュニアの盛り上げにも貢献してましたね。チャンピオンにもなったし。
ジュニアの体格じゃないような気もするが。全日は新日に比べてジュニアが地味で人数も少ないからしょうがないのかもしれないが。

シングルではよく渕や小川、菊池とタイトルを争い、特によく小川や菊池を返り討ちにしてた。

タッグでは小橋、菊池組とか、小橋、浅子組なんかとよく戦ってて、小橋を引き立たせ、菊池や浅子を叩き潰す役割だったように思う。特に浅子をめちゃくちゃに蹴りまくり、顔面血だらけにした試合はすごかった!

このレスラーはとにかくプロレスがうまく、セールの際もほどよくオーバーリアクションで、いやらしく、老獪な攻めが特徴だった。技も多かったし。

よく出してた技はダイナマイトキッドばりの高速ブレーンバスターやリバースDDT、サンダーファイヤー、トーチャーラックなどがあったが、なんと言ってもタイガードライバーはフェイバリットホールドとして説得力抜群だった。
三沢のタイガードライバーと違い、腕をホールドしたまま落とすため、けっこう危険な角度になってよく3カウントを取っていた。この辺の技のアレンジはセンスの良さが見え隠れしていた印象です。

決してトップレスラーではなかったが、何シリーズも馬場さんに呼ばれ、若手日本人の壁となって叩き潰すその試合運びがとても印象に残ってたので、記事にしました。

昔のビデオを実家から持ってきて、カンナムの試合探してみようかな!