内科的アプローチで歯周組織と血管を守る

今回の勉強会は予防歯科バイブル、内科的アプローチで歯周組織と血管を守る。という
武内先生のDVDを鑑賞して私なりに勉強したことを発表させて頂きました。

国内成人の約9 000 万人が歯周病潜在患者です。

しかし、その内、歯科医院を訪れるのは、たったの130 万人だそうです。

残念ながら、症状がはっきりしないと患者さんは、来院しません。
「早期発見、早期治療」よりも、「末期発見、即時治療」のケースの方が多いと言われています。

歯周病の発見が遅ければ遅いほど歯を残す確率が難しくなり処置にも時間もかかります。

そして、歯周病はさまざまな病気に関連があると分かってきています。

かなり因果関係が明らかになっているものや、口の中を清潔に保つことが病気予防において重要であることも。

肥満、脳血管疾患、心臓疾患、骨粗鬆症、糖尿病、ピロリ菌感染疾患、妊娠トラブルなど、、、。

歯周病との関係が想像以上に深いものだと改めて感じました。

磨き残しなどの歯垢が毒性の強い歯垢に変わる時、歯ぐきの毛細血管に入り込み体内にも、悪影響を及ぼします。

毒性の強い歯垢を入れ替えるためには口の中の細菌を90日に一度リセットさせる必要があります。

林歯科では今回の勉強会を活かしてこれからも予防歯科の重要性や歯周病菌の恐ろしさを1人でも多くの患者さんに理解してもらえるように頑張っていきたい思います。

Taniyama