前回、出版企画書を書きたいこと＝売れる内容
かどうかの判断が難しいというお話をしましたが、
その話をスルーしていました。すみません。
経験則ですが、はじめての出版企画書で、
売れるかどうかの判断が難しいというより、
その判断自体をされていない方が多いです。
目的がある人以外で、本を出版したいと思ったら
「書きたいこと」「伝えたいこと」を優先させてしまうのは
当たり前のことですし、その気持ちもとてつもなくわかります。
そして「書きたいこと」「伝えたいこと」がそのまま
出版社が求めるような「売れる内容」である人はとても少ないです。
著者プロフィールを拝見すると
ビジネス書を出版したいとお思いになるだけあって、
素晴らしい経歴や実績、知識をお持ちの方が多いです。
しかし、どんなに素晴らしい著者プロフィールでも
書いてある企画の内容が……
といったケースはとても多いです（逆の場合もあります）。
この人は、こんな企画だったら……
この企画だったら、こんなプロフィールだったら…
という場合、時間があれば連絡します。
しかし、連絡したものの、それだけではやはり伝わらないので、
メール、または電話、はたまた直接お会いして、
ヒアリングをして、何回もやり取りを繰り返し企画を詰める必要があります。
出版社が「絶対に出版できる」と確信できる人ではない限り
この時間をかけるのは考えにくいです。
もしくは初対面の方にこんなに時間をかけて
修正してもらったのに、会議に通らなかったら…と考えて
連絡を控える場合もあるでしょう。
となれば…続きはまた次回にでも！