『愛と笑いの福の神

　　　まさみちです』

愛と笑いの福の神のような存在でありたいっていう思いがね、心底から湧いてくるもんだからね、

『愛と笑いの福の神』って言ってるけどね、

おっちょこちょいで、子どもっぽい

愉快な『愛と笑いの福の神』なのです…あは。

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あのね、

約束ってね

ぼくは嫌いになったんだよね…。

だからね

クラスの子どもたちと

約束するってことは

しなかったんだよね。

のっけから爆弾発言なんだけどね

正直な思いなんだよね。

ぼくはね

熱血若造先生の頃はね

子どもたちと約束し

そして自分もその約束を守るってことが

すっごく大事でカッコ良く思えたんだ。

「この宿題をやってくるように。
　先生も職員会議の資料を
　明日までやってくるからね。
　僕らの約束だよ。」

みたいにね

まるで昔見た青春ドラマみたいで

子どもと共にがんばる先生って感じで

なんかカッコいい〜！

って酔いしれていたんだよね。

でね

ぼくはね、

睡眠時間を削って

必死に資料を作ってくる訳ね。

昔だから手書きの資料でね

間違いを直すのが一手間でね

時間がものすごくかかるんだよね。

ぼくがこれだけ必死にがんばったんだから

子どもたちもこの熱い思いに応えてくれるはず、

熱い思いは伝わるはず、

がんばってくれるに決まっている！

そう思って楽しみにして学校に行くと…

やっぱり宿題をやらない子はいる訳で…

熱血青年教師は頭に来て

子どもたちを怒鳴りつけてね…

子どもたちは萎縮しちゃって…

そんな様子にハッとしてね…

あれ…

なんか違う…

先生の熱い思いに応える子どもたちと

見つめ合って喜び合う…

はずが…

勝手に舞い上がって

勝手に撃沈している

滑稽過ぎる若造教師…。

そんな時にね

『約束先生』に氣づいたんだ。

やたら子どもたちと約束する先生が

近くの教室にいたんだ。

その先生は大きい声で叫んでる…

「はい、5分前までに戻ってくること。約束ですよ。」

「授業中は無駄話をしない。約束したでしょ！」

「返事はハイ！約束だったよね。」

「なんで約束を守らないの！」

約束、約束、約束・・・

約束でがんじがらめに縛りつけていたんだ。

ウッげぇ〜〜〜！

聞こえてくる声に氣持ちが悪くなってきた…。

約束って

そんなふうに使うのか？

ぼくはね

約束っていうものを考えるようになった。

そしてね

安易に約束するとね

約束破りの子をつくることに氣づいたんだ。

ぼくがやってしまっていたことも

それだったんだ！

きちんとさせたいって思う時

『約束』って形にしちゃうんだなぁ…

って思ったんだよね。

約束を使って

子どもをコントロールするんだね。

安易な約束をすることで

約束破りの子をつくってしまって

その子の心に

「ぼくは約束を破った悪い子だ…。」

なんてキズを刻んでしまうことになるって

そう思ったんだ。

それからはね

約束なんて一切しなくなったんだ。

ま、

宿題なんてやってもやらなくても

全く人間形成にも学力にも関係ないから

宿題ごときで約束なんてしないけど、

忘れちゃいけないような物でもね

約束って形じゃなくってね

「水着を持ってくるのを忘れたって大丈夫w

　先生の貸してあげるからね。

　ただなぁ…

　ガバガバで脱げちゃってねぇ…

　あそこが見えちゃからなぁ…あははは」

子「やだぁ〜〜！」

子「エロい〜〜！」

なんて言ったりしてねw

　
それからね

親のサインをもらった水泳カードを忘れると

プールに入れない、なんてルールがあったりするんだよね。

そんなものはね

忘れちゃった子の親に電話して

確認をとればいいんだよね。

「水泳カードを忘れた人は入れません！
　そういう約束でしょ！」

って言うのも一つの教育だけどね…

どういう人間を育てようとする教育なのか。

ぼくはね

人を許すことのできる人間になって欲しいんだ。

大目に見てあげたり

大抵のことは水に流してあげられる

そんな人間に育って欲しいなぁって

そういう思いで教育していたんだよね。

家でのゲームは○○時間っていうのもね

約束ってするとね

約束を破る時が必ずくるからね、

ぼくは、約束を守れない悪い子だとか、

ダメな人間だって刷り込みがなされちゃう。

せめてね

『がんばり目標』って形にしてあげるとか

できなかったからってダメな人間じゃないって

そういうことが伝えることが

ずっとずっと大事なんだよね。

自分の存在を否定されないものね。

ぼくは、このブログは不定期で書いてるけど

もう一方のメルマガは毎朝お届けしているの。

それはね、

ぼくが自分と約束したから、

ではないんだ。

やりたいって思うからやってるんだ。

だからね

辛くなってしまった時には

スパッとやめるだろうなぁって思う。

ダイエットもそう。

悲壮感漂うダイエットならやる氣がないけど

ゆるく、でも投げやりにならないダイエットを

楽しみながらやりたいって思うから

だからやっているんだ。

ぼくがね、