私は、ある商店街の近くに住んでいるんですが。今日、アーケードの中を歩いていた時、自転車に乗っている人と、ぶつかりそうになりました。


買い物して帰る途中だったんですが、その人は黙ってそのまま走り去って行きました。


仕事現場付近では、外国人とすれ違いざまにぶつかりそうになった人にも驚かされました。相手の外国人は、インド人だろうか。ちゃんと、日本語で「すみません」と、謝っていたにも関わらず、その人は素知らぬ顔で行ってしまった…


「おいおい。どーなってんだ?」


と、思わず呟いてしましました。


そういう、不愛想な人を目にするとがっかりしてしまいます。もしかしたら、心に余裕が無かったのかもしれないけれど、それは理由にならないと思うから。



あの日、いつまでも止まない揺れに、「長い…長すぎる」って、何度も呟いていたのを今年もまた思い出した。



近くの駅では、電車がものすごい横揺れを繰り返していた。まるで、遊園地のアトラクションのようだった。



駅員さんの、「車内から出ないで下さい!」と、繰り返す声も。周りの人たちの悲鳴も、そのまんま思い出せる。


地面が、ぐるんぐるんと大きくうねっていて。


立っていられないほどだった。


東京も、かなりな揺れに見舞われました…



あれから、毎年考えています。

今、自分に出来ることを精いっぱい頑張らないといけないなと。


でも、自分が頑張れるのは、まわりにいる人達からの愛情を受けているからで。時に、「独りだなぁ。」と、孤独を感じる時もあるけれど…


自分から手を伸ばせば、誰かがその手を取ってくれる。


背中を押してくれる。


つい、忘れがちだけれど、大好きな人たちとの時間は永遠じゃないから。だから、後悔だけはしないようにしたいですね。



改めて、黙祷を捧げます。


そして、いまだに癒えない想いを抱えながら頑張っている方々に、自分なりにではありますが…寄り添っていけたらと、思います。