今日は、67回目の終戦記念日。
あの日から、もう67年…と、いうよりも…
まだ、67年…とも、思える。
昔の人は、平和な世の中を願いながら、毎日を工夫しながら生きていた。
そして、何より…
物は無くても、触れ合いや助け合いが当たり前の生活をしていた。
貧乏でも、隣同士が助け合ったりして…
男は家族を養う為に身体を張って、女は家を守ると同時に子を守り…
平凡だけど、幸せがあったのでしょうね。
じゃあ、現代が不幸せかゆうたら、それも違う。
物が豊かになり、簡単に世界中を旅することが出来たり、昔とは違う形での人と人との繋がりが持てるようになった。
だから、とても幸せなのだと思うのです。
……が。
私が、こんなにも、幕末時代の志士達に夢中になったり、憧れるようになったんは…何故なんだろう?
なんて、思ったりなんかしたりして。
今の日本人より、彼らのほうが人間らしいと思ってしまうのは、私だけだろうか?
特に、最後の武士と伝えられた新選組や、幕末の革命児と言われた坂本龍馬。
彼らの生き方には、本当に惹きつけられました。
勿論、最後の将軍、徳川慶喜も、幕末の獅子と言われた高杉晋作も、最期まで勤王志士として、その志を全うしようとした古高俊太郎も…
それぞれが、愛する者の為に…
自分の町を守るために…
日本の夜明けを夢見て駆け回ったり、同志の為に命を賭して生きた姿が…
やっぱり、格好いいんですよね…。
そりゃあ、語り継がれている書物のすべてが本当のことなのかは、分からないですけど…
そう考えてみると、今も昔も同じ。
いつの時代でも、常に幸せと不幸せは隣り合わせで、歓喜と試練が交互にやってくるものなんでしょうかね…。
試練に襲われた時…
孤独と欲望だけに心を奪われていると、間違ったほうへ行きがちになる。
戦争だけは…二度と、起こしてはいけない。
日本人だけが感じられる哀しみや、胸の痛み。
それらを、いつまでも語り継いでいかなきゃいけないんですよね。
私なりの想いを抱きながら、一日を過ごしておりました。
自分が、恵まれた時代を選んで生まれて来た意味を…。