<艶が~る、妄想小説>
今回は、俊太郎様と、主人公ちゃんの想いを…淑やかに?(笑)書いてみましたまぁ、たまにはこういう感じもいいかな~と
今回は、とりあえず…イベで勝ち残った4名を中心に書いてきましたがっ本当に、沢山の票をありがとうございました
これから、秋斉さん編と翔太きゅん編の物語を書いていきますので、もうしばらくお待ち下さいませ
明日は、【恋心】翔太きゅん編をUPします!これで、上位4名の想い…書けたぁ
相変わらずの駄文ではありますが…良かったらまたお付き合い下さいませ
【恋心】 ~想いはてなく、心はるかに~
「あんさんを…愛してしもた……」
その男は恋に落ちてしまった。
決して望んだ恋ではなく。
そんなつもりはなかったはずなのに。
「もう、この温もりが無いと…私は…」
女は沈香の香りに惑わされ…いつの間にか、恋に落ちていた。
何時の日か訪れるであろう別離を知らずに。
そこにはいつも、沈香の香りが漂っていて…
そこにはいつも、穏かな時が流れ…
そして、月の光に包まれながら甘い夢を見る。
幾度も訪れた二人だけの夜に…
男は女の温もりを確かめるように抱きしめる。
「もう、離さへん…いや、離れいでおくれやす」
儚げな吐息につつまれながら…
女は男を慈しむ。
「いつまでも、どんな時も…あなたと共に…」
いくつもの時を、いくつもの想いを胸の奥に刻みつけ…
いくつもの愛を、いくつもの幸せを分け合ってきた。
そして、いつの日か叶わなくなった逢瀬。
女は、それでも男を待ち続け…
想いを抱き続けた。
会えない日々が続く中、
愛しい人を求め続ける…
もう、離さないと言ってくれたのに…
離れるなと言ってくれたのに…
静寂の中……たった一人。
あの頃と変わらず男を慕い続けた。
「愛したんはあんさんだけや…たとえ結ばれへんとしても、わてはこの情を忘れへん」
移りゆく季節の中で、
私は、この想いと共に……
永遠に一人……。
<おわり>
~あとがき~
くあぁ…また、切ない展開に
あきまへんなぁ…こんなんばかりじゃ
もっと、俊太郎様のぷぷぷな場面を書きたいんですけど
こういうイメージが強いんですよね
今回の、「温泉企画」では、あと一歩、翔太くんに及ばず…。
また、私なりではありますが…素敵な俊太郎様を書かせていただきたいって思っています。
今回も、遊びに来てくださってありがとうございました!!