尊敬するメンタル・コーチ矢作雅子さんの

 

アサーティブ講座を受講しました。

 

アサーティブは、自分も相手も尊重するコミュニケーションスキルです
(アサーションとも言います)。

 

 

※最上段、中央が矢作雅子コーチ


アサーティブには、

 

元来「力強い」という意味があり、


力強く堂々と、

 

自分の言いたいことを伝える技術として

 

紹介されることもあります。

 

言いたいことを我慢しがちな

 

控えめなあなたにこそ、

 

習得してほしいスキルです。

 

 

※最上段、中央が矢作雅子コーチ

 


雅子さんから許可も出たので


この記事では、

 

カンタンに基本のDESC法によるコミュニケーション方法を紹介します。

 

 

まずDESCとは、、、

 

Descrive 描写する

 

 

自分が対応しようとする状況を客観的に描写する。

 

主観を交えない。

 

事実だけ。

 

互いが現在立っている共通の状況説明をする。

 

 

≪ポイント≫

 

相手に対してネガティブな意見を多く伝えなければならない場合は、

 

先に感謝などポジティブな意見を伝えると効果的。

 

 


Express,Explain,Empathize
表現する、説明する、共感する


自分、相手、または、双方の気持ちを主観的に表現、説明、共感する。

 

≪ポイント≫

 

・思いやりを持って伝える。

 

・相手の考えや感情も良く聴く。

 

・必要に応じて、相手の考え、感情も共感する。

 

・非言語表現(身振り、手振り、雰囲気)をアサーティブ(堂々としたもの)にする。


・自分の感情を話したほうがいいと思う場合は、アイメッセージで感情も伝える。

 

 

 

Specify
具体的に明確な提案をする


相手に望む解決策などの具体的な提案をする

 

(アバウトなものは、NG、具体的で明確なものOK)

 

相手の要望を聞き、相談しあう。

 

 

Choose
選択する。


相手から同意された場合と


同意されなかった場合、


どうするかの選択肢を


あらかじめ考えておき、


それを伝える。


譲れるところは、歩み寄る。

 

 

 

≪ポイント≫

 

・最終的に

 

①受け入れる

 (相手の意見を一部採用する。全採用でなくてもいい)

 

 

②受け止める

 (相手の意見を採用せず、自分も相手もそう考えているとただ認める)

 

 

③離れる

 (今後、相手と一定の距離をおくと決める)

 

を選択する。

 

 

例題


友人に1万円貸している。

 

次に会ったら返すといわれたまま、

 

もうすでに数回あっているが、

 

相手からは、何も言ってきません。

 

 

渡辺美香が考えた答え

 

 

Descrive描写する


ところで、

私は、あなたに1万円貸しています。


Express,Explain,Empathize
表現する、説明する、共感する


○○さんは、うっかり忘れているだけだと思います。


Specify
具体的に明確な提案をする

 

 

今、手持ちがなければ、


返済期日を決めるのは、どうですかね?

 

 

Choose
選択する。


(返事がネガティブだった場合)


どうして、返済期日を決められないのか


理由を教えてほしいです。

 

 

 

 

ただ、毎回、完ぺきにDESC法で話さなければならないという

 

わけでは、ありません。

 

時には、あえて主張しない

 

『アサーティブしない』という権利だって認められています。

 

 

 

つい、まじめな方は、

 

コミュニケーションにも正解・不正解を求めがち。

 

 

コミュニケーションには失敗だってつきもの、

 

 

それぐらいで

 

 

付き合っていくほうが、

 

 

息苦しくなくて、

 

 

私は好きですね^^

 

 

≪参考図書≫