1月に入ってから
1作年前の大ヒット映画『君の名は』を観ました。
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4,104円
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「めっちゃ、感動しました!」
※※※以下ネタバレします※※※※※※※※※※※※
公開当時から
阪神淡路大震災や東日本大震災等
激甚災害を彷彿とさせるというレビューを見たし、
知り合いの
阪神淡路大震災で被災された
カウンセラーさんも『君の名は』を鑑賞して
涙が止まらなくなったとおっしゃっていた。
私も阪神地区でこども時代の多くをすごしたので
あの地域には思い入れが強くある。
(私は、震災当時はすでに富山に住んでおり、被災経験はありません)
東日本大震災発生時は、富山で妊娠しており、
当日は、富山もかすかに揺れ、年老いた祖父と実家で
2人きりで不安を覚えたことを、覚えています。
映画の始まりは
高校生の男女の心が入れ替わるという
昔からのラブコメ王道パターンなのですが、
女子高生の方は
3年前の彗星が落ちるという自然災害により、
消滅した田舎町の
すでに亡くなっていた人物であり、
時間と空間を超えて、
入れ替わり現象が
起きていたことがわかります。
そして
その彼女と町を救うため
現在を生きる男子高校生が
過去との接触を試みる。。。
・・・そうです。
そんなこと現実の世界では
不可能です。。
人類の歴史のなかで
どれだけの災害や事故がおきて、
そのたびに
大切な人を亡くした人が
「あの時、
あの場所に
あの人がいなければ、
それを知らせるすべがあったなら
大切なあの人に教えてやりたい。
助けてやりたい」
と思ったことでしょう。
映画の中では、
その人類の夢がかなうのです。
彼女も助かり、
町の人も助かり、
やがて大人になって
2人は東京にて再会する・・・!!
ものすごいハッピーエンドだけれども
これは、
災害の多い日本人が
深層心理的、無意識的に望んでいたこと、
だからあれだけの大ヒットになったんだろうなと
思いました。