白夜―夜になっても沈まない太陽、
または薄明かりが長時間つづく夏の夜。
日本にはない現象なので
渡辺は異国情緒的ロマンを感じてしまいますが
経験者によるとそうでもないらしい。
デンマークで1年働き
今年帰国してきたYが感じたこと。
※デンマークは北極圏では南に位置するため
1日中太陽が沈まない白夜にはなりませんが
日照時間はながくなります。
写真は日本の夏の写真。
北欧・デンマークの真夏の花火大会は
太陽の沈む
夜中0時から20~30分つづき、
夜中の2時、3時には
夜が明けてくる。
ものすごい不毛感が彼女を襲う。
(あくまでY個人の感想です)
とにかく
日照時間が長いので
生活していて
すごく疲れるらしい。
「北欧の人が
1日6時間くらいしか
働かない理由がわかる。
だってしんどいもん!」
と、友人Yは言う。
長すぎる日照時間は
体内時計にも影響を及ぼしたらしく
月経が周期中2回もきてしまい
あわてて婦人科にかかると
医師から最近の生活を確認され
「病気ではないです。太陽に当たりすぎたせいもあるでしょうね」と
言われたそうだ。
Y以外にも
北欧に旅行して月経周期が狂う女性は何人かいたみたい。
Yは日本に帰国して
夜7時に沈む
日本の夏の太陽を拝み
思わず、涙したらしい。
「日本は日光と月光と夜のバランスが
すばらしく良い、
良い国だ~」と
やたら主張していました。