1975〜79年、今からたった47年前。
カンボジアではポルポト率いるクメール・ルージュが急進的に共産主義を推し進め、国内で150万〜200万人が亡くなる大虐殺が起こりました。
これはカンボジアの当時の人口の約4分の1に相当します。
こちらの記事では実際の拷問施設や処刑場に使われたトゥールスレン虐殺博物館とキリングフィールドへの行き方と詳細についてまとめました。
詳しい歴史については入場時に借りられるオーディオで知ることができます。
周り方についてはトゥールスレン虐殺博物館から行くことをおすすめします。
当時の方も捕らえられた後、トゥールスレンで自白のための尋問と拷問を受け、キリングフィールへ送られ虐殺されていたからです。
今回はタクシー配車アプリ、Grabを使いご説明いたします。
市内→トゥールスレン虐殺博物館へ
今回はリバーサイド沿いから出発しました!
市内からトゥールスレン虐殺博物館までは片道6,500リエル(約200円)です。
目的地は日本語で検索しても表示されないため、『 Toul Sleng Museum 』と入力して下さい。
こちらが入り口になります。
トゥールスレン虐殺博物館の詳細
《所在地》
《入場料》
大人 5USドル
子供 3USドル
オーディオを借りる場合大人、子供とも入場料金にプラス5USドルかかります。
展示されている写真などについて詳しく知るためオーディオを借りることをおすすめします。
《営業時間》
8:00〜17:00 年中無休
所要時間は約2時間です。
トゥールスレン虐殺博物館→キリングフィールドへ
トゥールスレン虐殺博物館からキリングフィールドは片道19,000リエル(約610円)です。
目的地は、『 Choeung Ek Genocide Center 』と入力して下さい。
こちらが入り口です。
キリングフィールドの詳細
《所在地》
《入場料》
3USドル
オーディオは入場料金にプラス3USドル。
こちらも同様オーディオを借りることをおすすめします。
《営業時間》
8:00〜17:30 年中無休
所要時間は約2時間です。
キリングフィールド→市内へ
キリングフィールドから市内へ戻る料金は20,900リエル(約670円)です。
市内から離れた場所になりますが、帰りのGrabは難なく配車できました。
まとめ
費用
トゥールスレン虐殺博物館 入場料とオーディオ 10USドル
キリングフィールド 入場料とオーディオ 6USドル
Grab代金 11.26USドル
合計 27.26USドル(約3680円)
Grabの注意点
Grabのドライバーに、終わるまで待っていようか?と聞かれると思います。
ですが、待ち時間として数ドル必要であったり帰路の代金は現金支払いになる可能性が高いです。
Grabで難なく配車できるので、移動の都度予約というやり方でも大丈夫です。
最後に
現在博物館の周辺にはたくさんの人が住み都市化も進んでいます。
ですが、決して忘れてはいけない歴史の記憶です。
悲惨な歴史の影響もあり経済発展という面で遅れをとっていますが、カンボジア人はみんな明るくとても親切な方ばかりです。
是非街に足を運んで彼らの優しさに触れてみてください。