いつか書きたいと思っていた記事。


クルマのボディを綺麗にするための処理といえば、

昔は(今もか?)ワックスが一番有名。ぴかぴかになります。

 

でも、雨ですぐに落ちてしまうとかで、かなり頻繁にワックスを掛けなければならず、

忙しい人には厳しい。面倒。

 

これとは別な方法としては、クルマのボディにかける、ガラスコート。

ワックスとは全く違う艶が出て、ものすごく綺麗。

しかも半年とか1年とか普通に持ってしまう。

 

ガラスコートの難点は、とにかく高いこと。

ディーラーさんやメンテナンス業者さんにやってもらうのが普通なんだけど、

高いんだよね・・・。5万円とか10万円とか。それで廃車まで持つってならまだしも、

6か月とか1年とか。

 

僕はモノグサなので、頻繁に洗車してワックスかけてーなんてやってられません。

でも、業者に5万10万払ってまでとも思わない。

 

そこで、やってしまいましょう。自前で。というのがこの記事です。

 

自分なりに色々調べて、この方法がいいなということで。

※あくまで私なりの方法なので、実施の際は自己責任でお願い致します。

 

◆実施の条件

① お天気

屋内で施工できれば一番いいんですけど、なかなかそうもいかないと思うので、

屋外で施工する前提で。

まず、施工当日に雨が降る可能性が限りなく0に近いこと。これは絶対です。

次に、出来るだけ風の弱い日が望ましいです。施工の過程でボディをすごく綺麗な状態にするんですが、風が強いと、埃とかがくっついてしまうから。

さらに、気温が高すぎず低すぎない日が良いです。どちらかというと、低すぎるとダメです。少なくとも15度くらいはないと困ります。上は30度くらいでやったことがありますが、本当は20度~25度くらいが望ましいです。
 

さらに翌日の降水確率も0に近くなければなりません。

2日後以降なら雨が降ってもOK。でも予報変わったりするので注意。

当日に降られたらまじで最悪なんで、そこだけは注意です。

 

② 所要時間

慣れにもよりますが、丸1日作業を覚悟した方がよいでしょう。

今回はお昼12時くらいから初めて、16時に終わりました。

夏なら乾燥が早いのでもう少し早いかもしれませんが、慣れないうちはかなり時間を食うと思うので、余裕を持っていきましょう。

 

③ 服装・その他

正直かなり汚れます。汚れてもいい服装で。

取り回しやすい小さな椅子のようなものがあると重宝します。

手荒れが気になるなら、ビニール手袋があるといいでしょう。

 

 

さてでは、薬品関係の事前の準備です。

 

① カーシャンプー

なんでもいいですが、ガラスコートを掛けるので、それ用のシャンプーがあると良いでしょう。

私が使ったのはこれです。クリックで楽天に飛びますが気にせず。

 

② 食器洗剤のJOY

油分を落とし切るために使います。

 

③ キイロビン

ガラス部分への研磨剤です。ボディにコートを掛けるなら、ついでに窓全体も磨いて

撥水処理もしちゃおうということで。

昔からのロングセラー商品ですが、今回リニューアルされましたね。

 

 

④ ボディクリーナー(研磨剤)

ボディを磨くコンパウンドです。

下の画像はダークカラー用。明るい色の車の場合は、別の商品がありますのでそちらを。

 

 

 

⑤ グラスガード

今回の主役です。下のはオートバックスですが、他のお店の方が安いかも。

これもダークカラー車用と、そうでない車用があるのでご注意を。

小型車用を買いましたが、大型車用を買って重ね塗りすると効果絶大です。

でも、時間がめっちゃかかります。。。

他のコート剤も色々とありますが、私にはこれが一番です。

とにかく艶の持ちが他のコート剤と比べて長いことが嬉しい。

やっぱり自前でやると面倒くさいんで、出来るだけやりたくないですから。

 

一方、乾燥から拭き上げまでが、結構コツが必要で手間がかかるのが難点です。

一番下に詳しく書いているので、参考になれば。

 

 

⑥ ガラスコート剤、ガラコブレイブ。

窓の撥水剤です。これの良いところは、樹脂部分などにも使えること。

ちと高いですが、速乾性でめちゃめちゃ使い勝手が良かったです。

 

⑦ 鉄粉クリーナー

あとで詳しく書きますが、鉄粉を落としてくれる薬品です。

 

 

ということで。

これで準備OKです。

 

買い物をすれば気づくと思いますが、この時点でも結構な出費です。

安いところで買っても薬品だけで7,000円くらい。

これに加えて、半日作業だし、かなりの手間暇かかるしってんで、

まあ5万円ってのはあながちぼったくりでもないんだな、というのは

終わってみればわかると思います。10万てのは異常だけどね。

 

 

それでも、少しでも節約したい、人任せにせず自分で思い切りやりたい、

という方のための、自前コート施工方法が以下の通りです。

繰り返しますが、以下は私なりの方法です。

失敗するとムラになったりしてヒドイことになります。

その場合はコンパウンドからやり直すこともできますが、

実施の際はあくまで自己責任でお願いします。

 

 

 

手順1 コンプリート洗車

 

まず、車全体をなんでも良いのでシャンプーを使い、簡単に洗います。

簡単にと言っても、高圧洗浄機で土や埃を吹き飛ばしながら洗うくらいはやりましょう。

後で使うだろうコート車用のシャンプーで大丈夫です。

 

ボディが濡れたままで構わないので、ボディの下半分を中心に、鉄粉クリーナーを全体的に噴射。

だいたい1台で一本使い切ると思います。

しばらく放置すると薬液が紫色に変わります。

 

鉄粉って何?って方は、ぐぐってください。これが残ってると後々、問題になるのです。

本当はもっと気合を入れて手間暇かけて鉄粉を落とす方法もあります。

でも面倒くさいので、僕はスプレーをぶしゅーっと掛けるだけの方法でやってます。

今のところこれで困ってません。

 

これが終わったら、まずは水で鉄粉の薬液を流したあと、JOYを使って車全体を洗車します。

これはしっかり洗いましょう。隅々まで。

JOYはカーシャンプーと比べ泡切れが大変悪いので、水洗いをしっかりしてください。

流し終わったら、軽く拭き上げます。軽くでよいです。

 

 

手順2 ボディ&ガラスにコンパウンド施工

ある意味、一番手抜きをしやすく、一番気合を入れるべきポイントがここです。

ここをおざなりにすると結果が大きく変わります。

 

コンパウンドは、ボディやガラスにこびりついたしつこい油汚れやくすみ、

傷とはいえないくらいの小さな傷を失くす働きがあります。

また、古いコート剤や、ワックスなどもそぎ落としてくれます。

 

長年の使用で、車には様々な傷がついています。

クルマの傷には大きく分けて3種類。

 

Aぶつけてへこんだ傷

B引っかいて塗装が剥げた傷

C塗装は剥げてないけどひっかき後がついたような小傷

 

AとBはどうしようもありません。修理工場で直してもらってください。

ここでの目的はCをなくすこと、または少なくすることです。

 

コンパウンドは、頑張るとCが薄くなっていきます。

注意は、やりすぎると塗装全体が剥げてしまうこと。

小傷を磨いてみて、消えないようならあきらめましょう。それが気になるのはたぶん自分だけですから笑

 

ここを丁寧に、ボディ全体を磨いていくと、あとで幸せになれます。

 

キイロビンでガラスも磨いておいてください。フロント、バック、サイドの窓は磨けます。

 

このコンパウンドが乾いてこびりつくと後でひどいことになるんで、

汚してもいいぬれぞうきんで拭きながらやるといいでしょう。

 

 

手順3 もう一度洗車

磨き終わったら、ボディ全体を洗います。コンパウンド剤を残さないように丁寧に洗いましょう。

ここで薬剤が残っていると、白いシミのようなものが残って、これがまた頑固に落ちないので

後ですごく後悔します。

丁寧にJOYで洗いましょう。

 

 

手順4 完全拭き上げ

洗車して濡れたボディとガラスを、完璧に拭き上げます。

一滴の水滴も残らないように拭いて下さい。ドアの隙間、ミラーのヒンジ部分の隙間、

窓のパッキンの部分など、綺麗に拭いたつもりでも後から水がしみ出してくることは良くあります。

この後コート剤を塗りますが、水は本当に天敵。

気合を入れて完全に乾燥させてください。

 

綺麗に拭き上げると、この時点でボディが輝いてみえるのがわかると思います。

でも、まだ表面的な輝きって感じ。

これを、しっとりヌル艶に変えていくのが、コート剤です。

 

 

 

手順5 グラスガード施工

ここまでで1~2時間は要していると思いますが、さあ準備は終わり。ここからが本番です。

 

説明書の通り1液2液を混ぜ、薬剤を作ります。

説明書が結構不親切なんで、細かいやりかた。

 

①ボディにぬりぬりします。一気に塗り広げないで、わかりやすい部分に特定してやりましょう。

大事なポイントとして、乾きすぎてはダメ、けれど乾かな過ぎてもダメです。

適した乾燥時間は、季節や温度によって変わります。

慣れないうちは、例えば前右のドア1枚だけを先にやってみて、ちょうどいい乾燥時間を

見極めてからやった方が良いでしょう。

 

決めた範囲に塗り終えたら、少し放置して乾かします。

私が施工したときは15度くらいの気温で、少し肌寒かったです。

この状態で、10~15分は置いてください。

この後、付属している粗めのタオルで拭いていきます。

この時、明らかに薬液が湿っていて、ムラのようになる度合いが強いのであれば、乾燥が足りません。

逆に、塗った薬液の白いシミのような跡が、拭いても変わらないようなら乾燥しすぎです。

丁度良いのは、白いシミが消えて、少しだけムラになって残るくらい。

説明書には「虹色のムラが出る状態」とありますが、わかりにくいので上記の表現で。

 

さらにそのあと数分~5分程度経過したら、ファイバータオルで拭いていきます。

丁度良い状態なら、拭くほどしっとりとした艶が現れるはずです。

 

わかりやすく言うと、薬液を塗って、半乾きの状態で粗拭きをし、

乾ききる前に仕上げ拭きをする感じです。

仕上げ拭きが早すぎると、拭いても拭いてもムラになって筋が残ります。

一度これをやってしまうと、タオルに湿った薬液がついてしまい、他の所でも上手に拭けなくなります。

そのため、マイクロファイバータオルは数枚持っていると良いでしょう。

 

上手くやれれば、明らかに前とは違う、深いしっとりとした艶が出始めます。

昼間、お天気によっては拭いた時点ではあまりわからないかもしれません。

むしろ周りが明るいと、シミや拭き筋のようなものが目立って心配になってしまうかも。

筋が残るということは、まだ乾ききっていないということです。

少し時間を空けるなど工夫して、出来るだけそうしたシミや拭き筋が残らないように頑張りましょう。

 

寒い時期だと、乾きに時間がかかるので、なかなか難しいところです。

暑い時期だと乾きすぎちゃう危険があるので、これまた難しいんだけど。

なので、ドア1枚でどのくらいの時間が丁度いいのか、まずは計ることが良いのではと思います。

 

そうして車全体を拭き終えたら終了です。

 

せっかく窓も磨いたはずなので、窓にも撥水剤(ガラコ)を塗っておきましょう。

こっちは簡単。塗ってすぐ拭くだけです。

乾燥させて固形化させ磨くような感じではなく、薬剤が窓についてることで撥水させる感じですね。

 

全部終わったら、少なくとも24時間、雨が降らないのを祈るのみ。

翌日の夜あたりになると、すごい艶が出てびっくりすると思います。

 

施工前(濡れてますが)    施工後 

    

上は明るいのでまだ分かりにくいですが、暗くなるとすごいです。

最初は、ちょっとチャラすぎる?って位が丁度いいです。

 

 

この後の洗車は、水洗い洗車だけで大丈夫。

汚れがついてくすんでしまっても、水洗いして拭くだけで、艶々のボディに戻ります。

シャンプーは本当に気が向いたら時々すればよいです。

 

艶は6か月くらいならほぼ変わらず持ちます。

そのあとだんだん薄くなっていきます。1年くらいでもだいぶ艶っていますが、

この辺りが次の施工時期でしょうか。

 

6か月くらいから先、もし艶が薄くなったなあと思ったら、ゼロウォーターのような

簡易版艶出し剤を使うのも良いでしょう。

ちょっと艶の種類が違う感じですが、短期的に艶度はUPします。

 

 

ご参考になれば嬉しいです。

 

上の商品はアフィリエイトになっていますが、

気にせずお近くのカー用品店で、それぞれに合うものをお買い上げ下さい。

先日のこと。

会社の同僚で、部課は大きくまたぎながら、年の近い男女を集めてカラオケに行ったのでした。
部課が違うこと、年が近いことで気兼ねもなく、楽しく飲み歌い。

はたと気付くと、5人中4人はゴルフをやる人。
行っちゃおうぜ!と話がまとまり、いつ行こうか的な話に。

ところが、残る一人がちょっと可哀想。
とはいえゴルフは4人でやるものだし、プレイしない人は基本入れないし…。

その一人、ゴルフに興味がないわけではないらしい。
元々アクティブな女性で、色んな趣味に手を出すタイプ。

難しいのはわかってるけど、こんな風にみんなで行けるならやってみたい!と、
「ゴルフは4人でやるもの」を知らないその子は、目を輝かせるのでありました。


さて、言いだしっぺの自分。
ゴルフをやらない彼女と行く時は、ちゃんと1人分のFeeを払って、クラブも持っていって、だけれどもプレイしない、という風にやっていたのでした。

今回はそれとも違い、4人+1人キャディーで行くようなもの。
5人で行くなんて出来るのか~?と、調べ始め。

「ライダー」というシステムを採用しているコースがちらほらとあるようでした。
これが要は、プレイしない人が同伴するシステム。
でも、5人目ということではない。
子供や奥さんを同伴できるシステムのようで、似てはいたけど、ちょっと違った。

また、場所がちょっと遠いので、良く行くエリアで同じようなことをやっていないか?と、あれこれ調べる。

でも、ぜーんぜん、無い。どこもかしこも、普段行くコースはみんなお断り。



諦めかけていたところ…

良く行くところの一つが、「良いですよ!」と快諾してくれた。
某大手系列のうちの1つのコースでした。

この系列はOKなのか…?と他にも掛けてみたら、いくつかOKのところがありました。でも、最初に電話したところは、お昼は別だけど他は無料でOK、お風呂も使っていいとのこと。

なんというサービスの良さ!

但し、同伴者は保険の対象にならず、万が一打球事故などがあっても一切面倒を見てもらえない、ということを了承のもと…とかそんなの全然OKです。大人なんだし。

平日で4バッグ+1だったからかもしれませんが、素晴らしいサービスに感激です。



当日、初ゴルフ場のその子に、マナーや注意事項をあれこれと教え、いざスタート。

自然の中、青空のもとパカーンと球を飛ばしあうゴルフは、見ているだけでも爽快だそうでした。
ミスしたりナイスプレイもあったりと笑い泣き、ご飯も美味しく、あっという間に一日が過ぎ去ったのでした。

それまでゴルフをやってみようとも思わなかったその子は、「ゴルフやってみたい!」と目を輝かせるようになったのでした。


ところが。

帰り際、ゴルフ場のスタッフの方で、背広を着ている方(つまり少し偉い方?)が、こっそりと。

「ノンプレー同伴はプロに限っていて、通常はダメなんですが、今回は特別でした」と。

ああ、そうなんですかーと笑って答えましたが、内心は複雑。
電話で快諾してくれた人は、誰かに確認せず即答で快諾してくれたので、同じく背広系の方だったと思うんですが、人によってこうも違う回答にちょっと違和感。


ということがあったことを受けて、以下、私見です。


ゴルフ場は、広い敷地で、芝や木々がしっかり整備され、緑や景色がとても気持ちの良い場所。
ゴルフをする人にはもちろん、しない人にだって、同じく気持ちのいい場所です。

しかし日本のゴルフ場は、ゴルフをしない人にとって、とても遠い場所過ぎるような気がします。


「ゴルフ場は敷居の高い場所。誰でも気軽に入られるのは困る」
かつてはそうだった。それはとても良く分かります。
そういうコースが、今もあっても良いと思います。但し一部だけ。必要なだけ。
他は、開かれたパブリックコースになるべきだ、と強く思うのです。



私の知人に、ゴルフを30年以上やっている、とても上手なシングルさんがおります。
とても気のいいその人は、昔話として、色々なことを教えてくれました。

その方によると、昔、ゴルフはそれはそれは儲かる商売だったようです。

今より物価が遥かに低かった時代だったのに、1プレイで何万円もかかるゴルフは、本当に選ばれた一握りの人たちがするもので、仕事にかこつけてプレイしたりと言ったことが殆ど。

会員になることも、個人で入れるなんてのは一握りで、法人やらで入ることが多く。

ゴルフに関する様々なことは、ほとんど…というか完全に反社会的勢力というやつが跋扈していて、人生を破滅させた人を何人も見てきたのだそう。

その方も、何千万も出して買った会員権が、今では二束三文だよと笑ってました。


そうした話を聞くと、今のゴルフも、少なからずその名残が残っているのだろうと思います。なんというか、急速に変わっていく時代に追いついていない。

昔の、(業界にとって)良かった頃のことにすがりつき、緩やかな衰退に進んでいることに気づいていても、何も出来ずに、外資が入りこんで荒らされたり、という現状のように思います。

今はもう、会員権を買ってメンバーになることに、それほどの特別な意味や意義はありません。 お金が余ってる人が集まれる一部の高級クラブを除いて、一般の、普通の中流な人が遊ぶゴルフ場こそ、今もっとも重要が高くなっています。

でも、ゴルフ場や業界側が、中流の遊び場になってしまうことを恐れ、忌避しているように思えます。

今のゴルフ場は、やってるだけで大儲け出来る施設ではなくなったと思います。
他の多くの業種と同じように、頭をひねり、客のニーズを掴み、アイデアを出し、コストパフォーマンスを高め、広く情報を発信できるコースのみが生き残れる時代に入ったと思います。

で、あるのに、ゴルフは今なお、入口の敷居がとても高い。

そもそもゴルフは、見た目とは裏腹に大変難しいスポーツです。
上手くなるまで、楽しさが分かるレベルになるまで、少なくないモチベーションと、時間と金銭の投資を必要とします。

底を乗り越えても、今度は朝早く起きなければいけないとか、都市部に住んでいれば少なくとも1時間は車で移動しなければならないなど、ゴルファーになるために必要なことが数多くある、敷居の多いスポーツです。

繰り返しですが、で、あるのに、ゴルフは今なお、入口の敷居がとても高い。


ゴルフは、どうやって入口を広くすることが出来るか、それが極めて大事だと思うのです。それを、今回の件で改めて強く痛感しました。

友人の関係で、ゴルフ場を訪れる機会を得た。
本人はプレイ出来なくても、ゴルフがどういうものか、見ることが出来た。

「楽しそう」

ここから始められることが、いかに大きなことだろうか、と思うのです。
そう思った人全員が、さあ練習だと始めるわけではないかもしれません。でも、ゴルフ=おっさんの趣味道楽というイメージは、間違いなく払しょくできるはずです。

プレイしなくたっていいじゃないか、と思うんです。
今回は無料だったけど、多少Feeを取っても、ノンプレイヤーの入場を認めるゴルフ場が、もっと増えて欲しいと思います。

必ずしも邪魔なおまけではなくて、いないよりは、誰かいるだけで助かることも多いです。カートを動かしてくれたり、クラブを運んでくれたり、ボールを探してくれたり。
ゴルフ場の重大課題の1つ、プレイファストにも大きく貢献してくれます。

もちろん、問題があることも容易に想像できます。

・安い同伴Feeでこっそりゴルフしようとする不届き者は必ず出てくる
・保険的な問題で、ゴルフ場内で起きた様々な問題に対処出来ない場合がある
・子供の同伴は色々と問題ありそう。危ない、騒ぐ、芝を痛める、等

などなど・・・

でもそれでも、制度としてなんとか確立することは、とても大事なことと思います。
25歳以下はNG、事故等に遭っても何も出来ない旨を了承する誓約書、もし不正にゴルフをしたら即警察へ突き出す等の厳しい対応、など、やろうと思えば出来るはず。


ゴルファー人口の拡張と、ゴルフ業界の維持発展は、スペシャルなアイデア1つでどうにかなるような簡単なものではないと思います。

でも、小さなアイデアをたくさん積み重ねる事が出来れば、間違いなく「緩やかな衰退」を抑える、止めることが出来るはずです。


ゴルフ業界の維持発展のために必要だ、と私が考えること。

・ゴルフルールについて、従来の競技用の他に、アマチュア且つエンジョイ用で用いられる、別のガイドラインを策定する
→公式・非公式の競技以外の場では、プレイヤー側が選択することが出来る
→プレイ時間の短縮、ビギナーの円滑なプレイ、エンジョイゴルフの場を提供しやすくする

・ゴルフに関する様々なFeeの低減。ゴルフ税廃止は勿論、メンバー制度の抜本的な見直しや、公的機関(国・県・市町村)管理運営ゴルフ場の拡張・充実

これに加えて、

・ゴルフ入り口の拡張、練習場やレッスン、コースが未経験者が入りやすい環境を整備する

マジゴル20はとても良い試みだと思います。
20歳だけというのがあまりにケチくさい。どうせなら20代にすればいいのにと思います。
以下、個人的な私見を述べたまでのことで、
内容の信ぴょう性の保障は致しません。

云々は、読み手の皆さんで担保下さい。




しーるず。
今、話題になってる学生のデモ集団。
政治団体になるとかなんとか?

若者が政治に興味を持ち、行動を起こそうということそのものは、決して悪くないこと。
自分が同じ年の頃、どんなことを考えていたかって…

楽しい事、面白い事、女の子のこと、そのくらいのことしか考えてなかったw
それに比べたら、意識高いなぁ、と思うわけです。


しかし。

その主張の内容には、一抹の不安を禁じ得ない。
そんなことを徒然と書いていこうと思うのであります。



思想は、「左右」でよく表現されます。
これは日本だけじゃなく、海外でも同じのよう。
起源はフランス革命後の議会の座席位置が元なんだって。

ざっくばらんに言うと、革新が左、保守が右。
でも、多様化した現代の人類社会では、なかなかそうシンプルでもない。

左:下級労働者  右:使役者(上流階級)
左:共産主義経済  右:自由経済
左:集産主義   右:個人主義

などとカテゴライズされるんだけど、なかなか簡単にはまとまらない。

分かりやすくするために、政治にフォーカスして、左右の考えを極端に捉えようとしたらば、左翼思想の理想は、人類社会が1つの大きな集団となり、個々人は社会におけるそれぞれに与えられた役割を担いつつ勤労し、利益は公平に再分配される、ということ。争いもなく平和で公平。一見、それはユートピア。

でも、この理想が実現した時、自由も同時に制限されてしまう。社会体制に不満を持つことが許されないし、自由な生き方を選択することが受け入れられない。
能力や努力に対する対価を正当に受けられないことは、公平に見えて不平等でもあり、人々を怠惰に流し、社会の発展、栄達を阻害する。。。というのが右派の反駁。

しかし、左翼・右翼というのは、デジタルなものではなくて、凄くアナログなもの。左右の違いは主観に基づく相対的なもので、多種多様な価値観のある人類社会においては、何が左で何が右だ、なんてことは軽々に言えないのです。


人類は、古くは宗教で対立し、戦争を繰り返してきた。今もありますけどね、これ。
でも、最近ではこうした主義主張の隔たりからも、戦争になってしまうこともあった。

共産主義も、自由経済主義も、自分たちが大きければ大きいほど、良い効果があることは自明の理であるからで、小さくなればなるほど、その意味も価値も消失してしまうから。
朝鮮戦争や、ベトナム戦争なんてその顕著な例でしたな。


しかし。ここで大事なキーワードが1つ。

人類史において、相反する主義主張が様々登場した近代。それらは左右で表現され、時に戦争を含めて激しく対立した…わけですが、左右どちらにおいても、大事なことは、

「自己の栄達」

を軸にしているということ。
自分たちが栄えるため、そのために信じる道がそれぞれにあるということ。
左翼だ右翼だ考え方は違っても、目指すものはこれ。
ここが、一番のポイントです。ポイントであるはずのものです。

でも、日本の左翼思想は、自己の栄達を考えていない。
日本と言う国が滅びてしまえばいい、とすら考えているように見える。

もはや政治における主義主張ではなく、ただの反政府主義なのではないか。

でもそれが、まるで正当であるかのように世の中に流布されている。
日本は、そんなおかしな国なのです。




前置きが長くなりすぎた気がするけど。

今の日本にある左翼思想は、それが実現したとして、誰が利するのかが極めて曖昧。
百歩譲って、社会とか国とかではなく自分一人が安穏であればいい、と言う主張のようにも見える。
でも、そのために本当に必要なことを主義主張しているわけでもない。

まるで、何もしない、何も起きないことを盲信し、ただ

「明日が今日と同じであればそれでいい」

と無思考に願い叫ぶだけの主張にしか思えないのです。



日本の左派は、自衛隊の存在を否定します。

軍隊の存在は、国が国であるために欠かせない、極めて重要なものの1つ。
防衛力が無ければ、国は国でいられない。行使しない方が良いのは当然ながら、力を備えていないと、その国の平和を維持できないのは、今の人類社会では常識的なことです。

これを失くしてしまえと主張することは、自己と自国民の平穏に対する担保が得られない。

人類社会においては強く左翼的に分類される中国でも、軍備を増強し、海洋へ進出し、国土と勢力を広げようと躍起です。それはある意味当然なこと。彼らも自己の栄達を第一に考え、その上で左翼的思想に基づいて、行動しているからです。

そのうえさらに、集団的自衛権も否定します。

軍備を持たない代わりに、米国の安全保障の傘に入るという「建前」である日本という国。
自衛隊をなくし、さらに日米安保も失くせというのは、まったく理に適った考えとは言えない。
まるで、自殺しようと主張しているとしか思えない。

複数の「個」があるとき、それが連携して互助しようと約束したとする。
でも、ある「個」は命まで賭けて互助すべく動くのに、ある「個」はお金を出すくらいのことしかしない。そうした緩みは、他の「個」にも影響を与え、結局、個が連携して互助していく仕組みそのものに疑いを持たせ、意味を失くさせてしまう。

日本は、今は下降気味ではあるけれど、世界でも有数の経済大国であり、技術大国。
そんな日本が、個の連携の緩みを誘発させるような姿勢でいることは、悪影響が大きいのです。
だから、安保法案を改正し、互助の恩恵を受ける代わりに担うべき責任を全う出来るようにした。
それが今回の安保法案の改正。

「見知らぬ他人のために死にたくない」

そりゃそうです。僕だって嫌だ。
でも、それって、皆同じ。どこの国だろうとも、どんな人だろうとも。

嫌だけど、今ある社会を守るために、必要なこととして飲み込む。
それが自己の栄達のために必要なことと信じるから、他により良い方法がないから、です。


もちろん、「知らない人のために死にたくない」を前面に押し出す考えがあってもいい。
その場合必要になるのは、日米安保から脱退し、集団的自衛権を放棄し、個別的自衛権のみをよりしろとする、ということです。

でもその時、「じゃあどうやって自分たちの社会を外敵から守るんだ」という議題にも、明確な対案を備えていなければならない。

そのためにはたぶん、自衛隊を正式な国軍にして、徴兵制を導入し、軍備を今の何倍も掛けて増強し、どこにも負けない強い力を備えなければならない…

あれ?これって、中世に逆戻り??
日本の左翼思想の人達は、日本を、徴兵制が必要な社会体制にしたいってこと??


…。

今の日本の左翼思想は、幼稚で、曖昧で、意味蒙昧だと思うのは、このあたり。

日本はある意味、衆愚政治を長い事敷くことで、栄達を実現してきた国と言えます。
でもそれは、日本に敵対する勢力、国内にいるアナーキスト達にとっても、利用できる美味しいモノ。

戦争法案ハンターイ!

バカであればあるほど「そうだそうだ」と言ってしまいたくなる、
この「ワンフレーズ・ポリティクス」。

でも、このことによって、本当のところでは、誰が得をするのか?
彼らを支援する流れを辿った先が、どんな人で、どんな勢力なのか。

シールズや、反原発、沖縄基地等のデモが行われる時、目を疑う旗がなびいている。
40年ほど前に日本で巻き起こった、数々のテロ事件。
そのテロリスト集団が掲げていた旗。


「自己の栄達」を目的としない、日本の左翼思想。
これは世界的に見ても、とても稀有というか奇妙な考え方。
それは、左翼思想なんかではない。
ただの反政府思想なんじゃないか。

そんな主張が、当たり前のように跋扈し、テレビや新聞で、さも正当なもののように伝聞される。
Why Japanese people??? まさにこれです。

こんなバカげたワンフレーズポリティクスに、日本人が流され、騙されませんように・・・。
ゴルフを始めた頃、

1年で100切り、2年で90切り、3年で80切り、という目標を立てていた。

それに向かって、ゴルフを頑張ってきた。
頑張るってより、楽しかったなあー。とにかく。
練習が好きで、暇さえあれば行きたくて仕方なかったというのが、
そこそこ頑張って上達してこれた、一番の要因だった気がする。





始めたばかりの頃

◆スコア…130前後

このころは、身体の力に比べてだいぶ軽いクラブを使っていたように思います。

当たり前と言えば当たり前だけど、アドレスとグリップが変。
身体がくの字に曲がっている感じで、前傾という風ではなく、その場にしゃがみかけ?のような感じ。グリップは今に比べてとにかく強く握っていて、がちがちでした。

それでいて手上げの手打ち。ひょい、ひょいっと打つ感じ。
トップ、ダフりなんでもありの頃でした。当たればちゃんと飛ぶことはあるんですけど。

練習量は、週2~3回。各回1時間~2時間です。
この頃、レッスンに2か月通いました。駅前によくあるインドアのスクールでした。
今思うと教え方も下手で、酷いコーチだなと思いますが、それでも始めたばかりの頃は、教わることが多かったように思います。


◆スコアが100台に(始めてから半年後)

アドレスはあまり変わりません。
ただ、手上げの度合いは収まってきた頃。

「左肩で始動」が分かり始めると、一気に打点が安定傾向に。

それでも、左右のスウェーが大きく、当たりはするけど曲がったりが多い頃でした。
それでも100台では回れました。

ドライバーの飛距離が急激に伸びて、240yくらいは普通に飛ぶように。下手でスコアは悪いけど、まっすぐ飛べば「すごい!」って言ってもらえるのが嬉しい頃でした。その代わりOBが激増して、いくつボールを準備すればいいんだか、と言う頃。

このころからパターが下手になってきました。
始めたばかりの頃の方が、パターはずっと上手かった。

アプローチは、恐ろしいほど下手でした。

この頃も、短期的にスクールに通っていたと思う。
でもそこでついたコーチも、今思えば酷かった。




◆初めての100切り(始めてから1年後)

肩始動もだいぶ板についてきて、下半身を使いすぎないことや、フェースの返し方が少しずつ分かってきたころ。
初めて100を切ることが出来ました。
この日はドライバーの調子が良くて(それでもOBは3でしたが)、飛距離よりもゆっくり大きく振れて、アイアンもしっかり打ててパーオン率も高く、ボギーオン率は80%に迫るくらいでした。
アプローチとパターはすごく下手なのですが、見事99でホールアウト。
嬉しかったなあ。

107~110あたりでうろついていたスコアは、この日を境に一気に良くなり、105以下で回れることが急に増えました。

この頃まで、正しいグリップを知りませんでした。
左手がストロングで、右手がウィーク。アドレスで右肩が突っ込んでいて、今思えばいかにもスライスしそうな構え。その通りスライスが悩みでしたが、それをなんとかフェースを返して、フェードに収めていた、という感じです。

100を切った記念に、アイアンを買い換えました。
当時の自分には、凄く難しく、重たいモデルでした。
最初はほんとに苦労したけど、結果的に、この重たくて難しいアイアンが、素晴らしい先生だったように思います。

このころから、アドレスが大きく変わりました。
身長が180ですが、屈むようなアドレスから、姿勢良く立った大きなアドレスへ。
今思えばかなり上体が起きていて、手の高いアドレス。スライスが悩みなのも当然でしたが、飛距離はさらに大きく伸びました。

HSは50前後で、DWで290yということもありました。
曲がれば月まで飛びそうなほど明後日へ飛んでいきましたけど。



◆Ave90台へ(始めてから2年後)

このころの僕のベストスコアの変遷は、102→99→94→92→91。
やればやるほど上手くなって、楽しくてたまらない頃でした。

94が出たのは、明らかに道具のおかげ。
まずアイアンを重たく固いものにしたら、ボディーターンスイングがみるみる出来るようになりました。
というより、そうしなければ打てない、と言うことだったんだと思います。

HSはがくっと下がり、飛距離も20y以上短くなってしまったけど、安定性は劇的に向上したのを良く覚えています。

さらに、これまた難しかったドライバーを、捉まりの良いモデルに変えたことが、劇的にスコアを良くしました。

上手い人が打っても引っ掛けの出にくい難しいDWは、下手が打つとスライス祭り。
それでもなんとか…だったんですが、捉まりの良いDWは、ミスが出るといっても左で、それも大きくないので、平均OBは4前後から2以下になり、OBじゃなくても打てるところに飛ぶことが多くなって、スコアが急激に伸びました。

100を叩くことはほぼなくなり、いつも90台。
ベストの94が出た後も、92、91と順調に伸び、だいたい、Ave95で回れるようになりました。

この間で、自分に合ったレッスンプロと出会えた。
良く行く練習場の、ワンポイントで教えてくれるプロ。

こういうタイプの良いところは、「困った時に、困ったところだけ教えてくれる」ということ。
良い時に崩されるようなことがないので、楽しく上達できるのでした。




◆ベストが80台突入(2年半)

Ave95で回れるようになったので、次はベスト80台、そしてAve80台へ、と行きたいところ。

次はアプローチだと、ひたすらアプローチを練習しました。
52度で、キャリー20、30、40、50、60、70.
それだけをひたすらに練習しました。
大事にしたのは、練習場の看板・・といった数字じゃなくて、感じ。
見て、狙って、こんなもんかな、で打つ。
同じ目標を2回続けたら寄るのは当たり前なので、次は狙いを変える、と言う風に。

その甲斐あって、以前に比べたらだいぶマシに。バカの一つ覚えのように1つの打ち方しかできませんが、クラブを変えれば高さも転がりも調節できるので、寄せの幅はだいぶ広がったように思います。


それが功を奏し、次のベストスコアは一気に87でした。
ドライバーは絶好調、アイアンはイマイチでも、寄せが面白いように寄って、パーを積み重ねます。1ボギー1ダボで、なんと前半ハーフ39。後半は意識してOB含み崩れて48を叩くも、合計87でした。

このころから、更にアドレスが変わり。
上半身は大きく構えるも、少し膝を柔らかく使って、前傾を保つことを意識。
上体とシャフトが垂直に近づき、良いアドレスになってきた、と褒められたり。

飛距離は若干落ちましたが、初心者の頃からずーっと目指してきたドロー打ちになれたのもこの頃です。

ドロー打ちになれた一番の理由。
僕の場合は、「なぜ球がドロー(フック)するのか」を物理的に理解出来たことでした。

まず、飛球中のゴルフボールの回転と、その効果を理解。
普通、ゴルフボールはバックスピンが入って飛行します。
飛球方向をX、垂直上をYとし、45度上に進んでいる場合、バックスピンによる揚力で、ボールはさらに上に上がろうという力が働きます。

DWの場合は、初速にもよるけど、打ちだし角が15度くらいで、バックスピンが2000回転強なら効率よく前へ進みながら、揚力を得て遠くへ飛ぶのだそう。

さてでは、フックの原理。
ゴルフボールはバックスピンが入っているのが普通と上で書きました。曲がるということは、その回転軸が傾いているということ。傾きとスピン量で曲がりが変わります。
フックボールの場合は、真後ろから見ると、バックスピンの軸が反時計回りに傾いているときにフックします。
時計で言えば11時25分という風な?

バックスピンはクラブフェースが勝手に与えてくれるものとして…
フックが打ちたいなら、ボールに対して、左から右への力が働けば、バックスピンが左に傾きます。
ということは、飛球方向とボール位置の関係に対して、真後ろからではなく、中から外へフェースが通ることで、それが実現出来る。

インサイドアウトって、そのためか!と。僕なりに納得できたのであります。

これが分からない初心者は、どうしたってアウトサイドインに振りやすい。
ボールに当てよう当てようとすればするほど、アウトサイドインになる。
だからボールはスライスするし、強く前に飛んでいかない。
だから、とにかく強烈なほどインサイドアウトに打ち出すくらいで、最初はちょうどいいのです。


さらにフェースの角度。
フェースが飛球方向に垂直、つまりスクエアであれば、インサイドアウトに打つことで僅かなドロー回転が掛かるはず。でも、例えばフェースが開いていたら、インサイドアウトに振れていても、ボールとフェースが当たる角度とフェースも垂直に近くなってしまうので、プッシュアウトになる。

今度は、インサイドイン、つまり飛球真後ろから垂直にヘッドが当たっても、フェースが開いていたらスライスするし、閉じていたらフックする。

飛球方向とボールとヘッドとフェースの関係で、結果が~なる。
それらが、なるほど!と、理解出来たのです。

ドローを打ちたいなら、ヘッドの軌道はインサイドアウト。フェースはスクエア~少しクローズ。
逆にいえば、打ちだし方向が左は絶対にNG。右へ出すのが正解。
そうすればドローしやすい軌道。かつフェースがスクエアに戻っていれば綺麗なドローが打てるはず。
右に出ても、大きく左に曲がるならフェースが閉じ過ぎ。
右に出て、まっすぐプッシュ~スライスしてしまったら、フェースが閉じてない。

こういう物理的なことがわかったことが、「じゃあ、スイングをどうしよう」に
直接的に繋がって、理解が一気に進みました。


蛇足…
フェードよりドローが飛ぶ、と言う話。有名だけど、なんで?も考えた。
台風は左巻きだから? つまりコリオリ効果? だとしたら南半球ではフェードの方が飛ぶのか??
とか訳わかんない事まで考えた・・・w

結論は単純で、フェースが閉じながら行われるゴルフスイングにおいては、閉じる動きの方が、ボールの中心に対して効率よく力を伝えられるから、というだけらしい。
フェードで強い球を打つには、ドローのそれよりは、少しシビア。
ただそれだけのようです。

フェードで300y超えて飛ばすようなプロは、ヘッドスピードもさることながら、達人的なフェースコントロールでスクエアにボールにコンタクトし、僅かにインサイドアウトに振っている、のだと思う。

でも、フェースはインパクト前後で閉じよう閉じようとするので、ドローよりはコントロールしやすい、というのもまだそんなレベルではない自分でも、なんとなく理解できる気がします。



◆伸び悩み(3年)
しかし、ここから伸び悩み。
90~92で回れることは珍しくなく、ハーフ42~44も普通に出るようにはなったけど、なかなか80台で収まらず、90を超える日々。

原因は明らかで、引っ掛けでした。
上手い人が、上達の過程で必ずなるという症状が、僕にも。

これまではスライスが悩みの種で、とにかく上手く捉まえれば、いい球が出た。
でも、アドレスもグリップもまとまってきて、ボディーターンも出来てきて、タメも出来るようになってきた。

引っ掛けは、DWからPWまでの全てのフルショットで起きるので、それを怖がって右に外したりも増え、パーオン率が激減してしまいます。
アプローチはそこそこなので、ボギーオンは高いけど、なかなかパーが拾えない。ということで、90ちょっとが続く日々でした。

どうやって打ち出し方向を若干右プッシュにするか、かつ丁度良くフェースを返して、頃合いよく捉まえて行くか、今はそれに取り組んでいます。

DWは240~260で安定。FWキープは50%前後ながら、大きなミスはほとんどなくなり、前4で打つことはほとんどなくなりました。

今の課題はUTとアイアン。の、引っ掛け。
こいつがしっかり収まってくれれば、85は絶対間違いないし、70台だってきっと行ける。

ドローを打ちたい自分は、
飛球線、ボール、ヘッド軌道、フェース角度に加えて、
身体とフェース角の関係。これが今一番大事にしていること。
良く言われる「インパクトで肩を開くな」というやつです。

インパクトで肩が閉じていれば、自分から見たフェースが閉じていても、ボールと飛球線に対してはスクエア。インサイドアウトにも振りやすく、ドローを打つにはうってつけ。

でも・・・どうしても右肩くんがでしゃばってしまう。
今はそれに取り組んでおります。



ゴルフを始めて3年の目標は、
1年で100切り、2年で90切り、3年で85切り、でした。

この目標を掲げた当初から、「ゴルフはそんなに簡単じゃない」「1年で100切りから無謀」と大勢に言われ続けていたので、3年で85の達成までは出来なかったけど、頑張った、惜しい、というところ。

ここから先はとても大変だということも良く分かった。
4年で85切り、5年で70台、に方向転換。

まだまだ、上手くなれるよう頑張ります。


迷走するNHK大河ドラマ。

視聴率の低下は著しく、イッテQに荒らされまくっているようですw


かくいう自分も、みてる年はホントに楽しみに見ているけど、みない年は全くといっていいほど見ない。

ほんとに毎週楽しみに見たのは篤姫が最後かなあ。
官兵衛も見てたか。


戦国時代ばかりやれないのはわかるけど、でもやっぱり、戦国時代は人気。鉄板。安定。

2017年はまたヒロイン物語で、柴咲コウ主演だそう。
柴咲コウは大好きだし、頑張って欲しいとは思うけど、やっぱりなんかな。
篤姫のようにはいかないよ、たぶん…。


で、僕が思う、これなら絶対に面白くなるはず!っていう大河ドラマの案。
ご多分にもれず戦国時代なのですが。


「武田二十四将」
または「武田四天王」

これですこれ。

これ、諸説あって、信玄が入るとか入らないとか、勝頼も入っちゃうとか色々あるんだけど、戦国時代の武田家って、ほんとに戦国武将のエッセンスが全部詰まった、濃ゆーーーい集団。

下剋上あり、命を賭けた忠義あり、裏切りあり、恋愛(男色)あり、戦闘あり、謀議あり、憎しみ合いながらも敬意も備えるライバルあり、もうなんでもあり。

戦国最強と謳われた軍隊を擁し、諸国に恐れられた信玄時代。
隙を突かれて台頭していく信長とやりあいつつ、突然の信玄の死により急速に衰退していく。

そして、運命の「長篠の戦い」へ。

百戦錬磨の宿将たちは、若い主君の愚かな指揮に、自分たちの死期を悟るも、我らが生き様はこれでよい、死に様もまたこれでよい、と、死地に赴いていく。

長篠の戦いは、織田鉄砲隊が大活躍して大爆勝!って知識を持ってる人が多いはずだけど、
実際はそんなことはない。あらゆる意味で物凄く不利な状況下にあっても、勇猛無比の武田軍はその名に恥じぬ戦いぶりで、織田軍は辛勝の形で勝利を収めたのでした。
そして、戦国無双を誇った武田家の家臣団の多くが、この戦いで散ったのでした。

それ以外でも、ほんとにドラマチック。
ダイブ前に、長篠の戦のことをBlogに書いています。
こちら→ http://ameblo.jp/hayamune/entry-11008560221.html

ちうわけで、武田家臣団のことを大河ドラマにしたら・・・
序盤は武田家の跡目争い、中盤は川中島の戦い、終盤は対信長・家康と、長篠の戦かな。
二十四将だと主人公が曖昧になっちゃうんで、やっぱ四天王かなあ。

これを描いた作品は色々あるけど、なんでもいいので、題材としては最高だと思うんだけどなー
上杉家も濃ゆーく描いて欲しいな。

戦闘にフォーカスした内容になると思うんで、本多忠勝とかも出まくりだろうし。
真田昌幸とかも出てくるし、その気になれば信繁(幸村)も。
戦国時代の中心にいた家臣団なので、オールスターくらい登場させられる。
他のストーリーだとどうしたって秀吉・家康がメインになりがちだけど、
信長よりも前から始まるので、新鮮味もある。

信玄をそのまま描かないことがミソ。
四天王か二十四将にすることで、武田家の隆盛と滅亡を描けるというわけです。


いいとおもうんだけどなー!

NHKの人みてくれないかなこれ!


ゴルフを始めて初めて、男子プロの試合、女子プロの試合を見てきました。


まず男子プロの感想。

とにかく凄い&思ったより下手

という相反する感想。


飛距離は物凄いし、スピン量もすごい。技もすごいし、見どころたくさん。
でも、これらはそう簡単にまね出来るものではない。

思ったより下手というのは、FWからアイアンで、たぶん7Iくらいで打っているのに、グリーンに乗らないどころかバンカーや深いラフに捉まるなど、えっ?ってこともとても多い。

一緒に回る仲間で片手ハンデの方がいるのだけど、この人の方が上手いって思ってしまう。
そりゃセッティングが難しいとか色々あるんだろうけど、その時私が見た試合では、ラフもそこまで長くないし、グリーンは確かに早いけど、早いなら早いなりにやり方もあるし、そもそもキャリーで大オーバーなんて珍しくなかった。

まあもちろん、そこからはさすがにプロで、アプローチとパッティングは凄まじく上手いのだけど。



あとプレイを見ていてすごく感じたことは、プレイマナーが良くないプロが少なくないこと。

スコアが伸ばせずイライラしてたんだろうけど、バンカーに入れて、寄らなかったからって球があったところを叩きつけて、「ライのせいだ!」って言い訳が滲む悪態をつく。

ライのせい。それってゴルフそのままですよね?
もっとはっきり言うと、自分が下手で、それが結果に出たってことでしょ?

プロって、テレビ番組とかでよく「僕たちプロは」って言う。
「アマチュアとは違う」っていう選民意識が透けて見える、、、いや、透けるどころかアピールしてさえいる。

プロとアマはデジタルなものじゃなくて、もっとアナログなもののはず。
アマの中にだって上手い人はいるし、プロの中にだって下手はいる。
ゴルフの上手い下手だけじゃなく、人間的に優れているかそうじゃないかということもある。

ジャンボ尾崎さんとか青木さんとか、丸山茂樹さんとか、ひとかどの実績を残した人ならそういう言い方もすんなり受け入れられるけど、そうとは言えないくらいの人達も、この選民意識を持っちゃってるんじゃないだろうか、と。

「僕たちプロは」みたいな考え方が染みついちゃってるから、失敗をライのせいにして悪態をつくなんていう、ゴルフしてる上で恥ずかしいこと極まるようなことを、ああも衆目の中で出来ちゃうんじゃないの?

などと思ったわけです。
失敗を完全にライのせいにするほど、あなたってスーパー上手なわけ?ってね。
世界のトッププロからしたら、アマチュアに毛が生えたようなもんじゃないんでしょか。


これ、大会運営としても同じようなことが言える。

カメラ撮影禁止とかはまあしょうがない。スイング中にカシャなんて聞こえたら、そりゃ嫌だろうし、性悪説を取らざるを得ないほど、あかん人が絶えないのでしょう。

でもそれ以外において、これは良くないな、と思うことが。

ゴルフを全くやらない、けれど僕がハマったことで興味を持ってくれた、連れ(女性)が、男子プロの試合を見終えて、僕に言ったこと。

「これまで色んなプロスポーツの試合を観戦してきたけど、こんなに観客を邪魔者扱いするスポーツは他になかった」

確かにそのとおり。
いや、確かに邪魔な部分はあるんでしょう。先述のカメラのこととか、ゴルフは観戦する側にも高いマナーが求められるのは事実で、観戦スタイルの自由度は極めて低い。

でもそれでも、ホスピタリティとまでは言わないでも、「見に来てくれてありがとう」という姿勢やメッセージを、ひとっつも感じられない男子プロの試合は、

「そりゃあ衰退するわ」

と言わざるを得ないと感じました。

日本人なんで、日本人プロを応援したいんだけど、外国人プロの方がマナーはいいわ、さわやかだし、そもそも上手いしで、色んな意味で負けちゃってるのがとても悲しかった。



さて、女子ゴルフ。

男子より人気があるのはわかります。
まず、プレイが参考になる。飛距離も同じくらいだし、やり方考え方もアマチュアに似てる。
もちろん上手なんだけど、真似できないことは無い範囲、というくらいの。

もちろん見た目もいい。
やっぱ真剣に頑張ってる姿というのは、どんな世代にも綺麗に映ります。
それが若い女の子だったらなおさら。


ホスピタリティとしては男子とは全く違いました。
Welcome!という姿勢が徹底されている。
仮設トイレも、そりゃ綺麗とは行かないけど、男子のそれよりはかなりマシ。
ギャラリーを邪魔扱いする程度も男子よりは低く、プロたちも礼儀正しい。
ミスして悪態をつくこともあるだろうけど、頻度は少ない。
ホールアウトしたプロたちと触れ合える場所もちゃんと設けられていて、サインをもらったりしている様も見かけました。
プロに話しかければ、ちゃんと目を見て返してもくれる。

一部、すごく美人だけど性格に難ありで噂になってる若いプロは、噂通りの態度でしたけど。

それはまるで、礼儀正しい女子プロの中に、一人だけ態度の悪い男子プロがいるぜみたいな。
そうか。彼女も選民意識があるのかな。そう考えれば納得行く態度だった。

それから、コースの導線がやや悪かったけど、それは大会というよりコースの問題だから仕方ない。

総じて、女子プロの方が快適に、気分良く観戦出来ました。
ゴルフもすごく参考になって、すぐに練習&ラウンドに行きたくなるくらい。


※なんか、まるで男子プロがみんな礼儀が悪いみたいなこと書いてますが、そうではありません。礼儀正しい、さわやかな男子プロもたくさんいます。

せめて、大会それ自体が、ギャラリーを歓迎する姿勢だったのなら、多少悪態をつかれても、真剣にプレイしている一環として見ることもできるはず。

でも大会そのものから「ギャラリー=邪魔」っていう雰囲気が出ちゃってるので、雰囲気悪くなっちゃってるような気がする次第であります。




さて、これだけじゃただ文句書きならべただけなんで、

ド素人が書く、男子プロツアー、「こうしたらいいかも!」


・コース内実況中継(ラジオ)
電波的に難しいかもしれないけど、ラジオで、実況を配信するとか。
各組にリポーターがついて、MCが拾いながら実況を中継。
時々プロに話を聞いたりして。

たまたま目の前の組で話されればリアルに理解できるし、別組の状況も理解できるし。
プロも試合に集中したいとかあるかもしれないけど、
ちょっとインタビューに応えるくらいはするべき。それも仕事のうち。

ラジオが難しいなら、スマホのアプリでも出来ると思う。
いまどきご年配の方でもスマホ、あるだろうし。


・ショートレッスン(+試打会)

ジュニアに対してはよくやっているこれ。
どうして大人にはやらないんだろう? 殺到してしまうから?

ゴルフ観戦の問題点として、最終組がホールアウトする頃、ギャラリーがその組に集まってしまう(他に回ってる組が減ってくるから)と、物凄く混雑してしまう。

だったら、ちょうどその頃を見計らって、練習場でレッスン会をやればいい。
教えるプロは、既にホールアウトしたプロか、予選でCutされたプロを順番で。

ついでに試打会をやったらいいと思う。
ゴルフを全然やらないのに試合を見に来る人の方が珍しいはず。

たとえばクラブメーカー提携プロが、提携メーカーのクラブを試打をさせながら教える。
欲しくなったら買える。クラブは注文したら後から発送でOKだろうし。
ヘッドカバーだけ準備しておいて、サインしてもらえるとか、お買い上げ記念で2ショット写真とか。売れそう!

よく量販店でこういうのやってるけど、聞いたことないプロとかなんでいまいち盛りあがれない。
試合会場でやってくれた方が試打の環境もいいし、知ってるプロだろうから盛り上がれると思う。



・SNSをもっと活用する

米PGAのプロや女子はTwitterやFacebookを使っているプロがとても多い。
たわいないことでも、本人が発信した言葉を見ると、やはり親近感が湧く。
「がんばって!」と声掛けやすく、見てくれていなくても、身近な印象を持てる。

JGTO男子でTwitterをやっているプロは少ない。いても、ほとんどつぶやかない。
遠い存在に思えるし、彼らの視界にファンやギャラリーがいないという印象を助長する。

「超えられない壁の向こうの世界の人たち」という建て付けでエンターテイメントを興行する時代は終わったと思う。
すごい人が、どれだけ身近に、同じ目線で立てるか。それが興行の成功の秘訣なのではないか。

試合中にスマホを弄ってTwitterなんて無理だろうけど、試合が終わった瞬間からファンとのコミュニケーションツールに出来るはず。



などなど。

要は、もっとホスピタリティを考えないと、このままじゃ絶対に廃れますよって印象でした。
すごく良いコンテンツだとは思うので、活かしきって、楽しませてほしいと思いました。


さらに半年放置してしまいました。


練習が楽しいというのが、自分がゴルフに向いている一番のコツでした。

暇さえあれば練習場へ行っています。

さすがに初心者の頃から比べたら少し減りましたが、それでも平均週2くらいでしょうか。

出来るだけ安く、効率的に。テーマを決めて、目指すはひたすらに上達。



ゴルフを始めて2年半が経過しました。

今のベストスコアは87。その時はハーフもベストが出て、39でした。

39という数字は、自分的にはポロっと出てしまったくらいでしたが、ゴルフをやっている人からすると、ヒトカドの数字のようです。

私の中で「この人は上手い人」と思っている人でも、そうそうは出ない(または出したことがない)ハーフのスコアのよう。

これを出したのは、いわゆる「短くてトリッキー」なコース。
その日はドライバーがしっかり当たって、アイアンはそれほどでもなかったんだけど、アプローチがとても良かったのでした。20yくらいの、グリーンエッジや近めのラフからのアプローチが、面白いように寄りました。

使うクラブでどのくらいの高さまで球が上がって、落ちた所の傾斜とカップまでの傾斜を考慮に入れつつ、落ちてからどのくらい転がるか。
このイメージと、実際に打つ強さがシンクロ出来れば、がんがん寄ります。

ロブよりもピッチ&ラン、ピッチ&ランよりランニングが良いというのも体感。
ランニングは、球の勢いだけが大事なので、シンプルです。
ロブになると、高さや落ちたときの傾斜、スピンの影響を受け過ぎるのですね。
それでも、打たなければいけない時はありますが。

それ以降、アプローチの練習量がとても増えました。
まだまだ少ないと思うけど、これからも練習を重ねていきたいと思います。

それから驚いたのが、僕が39を出したという話が周囲の人からだんだんと伝わって、「え、この人まで知ってるの?」という人にまで伝わって、みんなから「凄いね!」と言ってもらえたこと。

出したときは「おー上手く行った」てなくらいのスコアだったんですが、そんなにすごい数字だったとは。



さて、色々と書き溜まっているものがあるけれど、とりあえずはゴルフグッズのお話しから参ります。

半年前は、スコアは100前後という風でした。

今は平均でも90前半です。この差はなかなか大きい。

これに最も大きく貢献したのは、ドライバーです。


今のエースドライバーは、キャロウェイ ビッグバーサアルファ 815 です。


このドライバーに到るまで、913D2、913D3、J715B3、と四代目になります。

各ドライバーの寸評は、

◆913D2
典型的な深重心のドライバー。飛距離性能はとても高いものの、テイクバックで開いちゃうと、ほんとに戻ってこない、ちょっと癖のあるドライバーだったように思います。

閉じっぱなしで振れば、かなり強くて良い球が出ますが、悪い癖がついちゃうかも。


◆913D3
D2よりはやや重心が浅く、ヘッドが小さいので振り抜きも良い、似ているけれど、振ればすぐにわかる、D2とはテイストが大きく違うドライバーでした。

HSが上がり、飛距離性能も凄いので、上手く振れて真芯にあたるととんでもない球が出ました。
夏で、標高も普通で風もないのに、一番飛んだ球で290yというのがあります。
私のHSは48くらいでしたから、ちょっと異常なほど飛ぶドライバーです。

一方、そのぶん怪我(OB)も多かった。すごく練習すればすごい武器になりそうだけど…。


◆J715B3
これはヘッドというよりシャフト(ディアマナR)の影響だったかもしれないけど、捉まりがとても強いドライバーでした。
このヘッドが合う人には良いのかもしれないけれど、私のスイングでは、このドライバーはどうやら低スピン過ぎてしまったようで、ドロップする球が相次ぎました。

913に比べて怪我は減りましたが、飛距離が全然伸びず、モロ当たりしても230y程度。だいたい210yくらいに落ち込んでしまって、手放すことになりました。

ただ、元々スピン量が多い打ち方をする初~中級の方になら、このクラブはかなり合うと思います。


◆ビッグバーサα 815
さて、今のエースドライバーです。
シャフトはアッタス6スターが挿してあります。




このドライバーは、重心が浅く、操作性がある程度あります。
460ccですが、ヘッドは小さめで振り抜きも良く、ダウンスイングで妙に頑張る気配もありません。
とても素直で、ちゃんと言うことを聞いてくれる優等生なドライバーです。

飛距離性能は、タイトリストモデルにはやや劣るものの、充分な性能です。
今私は夏・HS45程度で、260y前後の飛距離です。冬は230~40と行ったところでした。

ヘッドに二種類の重りがついていて、ヘッドの開閉に影響する重りと、重心高さに影響する重りの二種類。
私は、まだ時々右への大きなミスが出てしまうので、捉まらない設定にして、そのかわり右のミスを消す打ち方で対応しています。
重心高さは、重心を低くしてスピン量を抑えています。
試しに高くしてみたところ、明らかに吹ける球が出ました。私はドライバーのスピン量が少ない方だと思います。

捉まりは、913以上、J715以下という感じ。
物凄く油断すると右の大きなミスが出ますが、ちゃんと打てていれば、軽いドローの綺麗な球が打てます。
左のミスも時々出ますが、大きなけがはほとんどないので、スコアは大幅にまとまりました。


タイトリストの一発の飛びはいまでも懐かしく感じますが、ゴルフは上がってナンぼですからね!
しっかり安定して打てる範囲で、一番良いドライバーと言う意味では、このクラブが一番でした。





















半年放置してしまった。

誰も訪問者のいないこのBlog。



あとで自分が上手に・・・いやトップアマに・・・いやプロに・・・(!?)

なったとき、見返すためにも書き残しておかねば。






その後。

6月か7月頃、ゴルフが急に変わりました。

ドライバーのミスも少なくなり、アイアンも距離通りちゃんと飛ぶように。

アプローチとパットはまだ下手だったけど、ショットが劇的に良くなった。

結果、100を切ることは珍しくなくなりました。


なぜか?


この大きな変化をもたらした意識は、

バックスイングで右太ももを正面に向けたまま、

左肩を右に回していく(入れていく)という意識。

このままだととてもインサイドにヘッドが上がるので、少しアップライトにする感じ。

右サイドのヘッドの通り場所を正しく意識しつつ上のことをやると、ショットがとても安定した。

まあ、もちろんミスもあるんだけど、前みたいな酷いミスは本当に少なくなった。

ボギーオンが普通になり、パーオンも珍しくなくなった。


これって結局どういうことよと考え直すと、

要はボディーターンが出来てきているということと、

右太もも~右腰が粘ることで、捻転も大きくなったんだろうと思う。


DWの飛距離も、230yだったのが260yに急激に伸びた。

夏に入ったってこともあったかもしれないけど、モロ当たりすると、280y先のバンカーにキャリーしてめり込んでいた。

自分でも何が起きたのかわからないくらい飛んだなぁ。この頃。




さらにその後、

アプローチとパターの練習を重ねた。

僕はショットは左腕主体で振るイメージ。

右手はほとんど使わないから、アドレスでもほとんど握っておらず触ってるだけ。



アプローチとパターが下手な理由はそこだったっぽい。

方向性はまだしも距離感がノーカンだった。

アプローチとパターの距離感は、右手が命。


グリップした右手の空間にふたをするように鉄の板がついてて、

そいつでボールをこつんと叩く。

そんなイメージで振ると、アプローチもパターも距離感が良くなってきた。



そんなこんなで、

「100を叩いたら失敗」という風にまではなれた。

今年の最初はベストスコア99だったけど、

その後も順調に96、94、92、と伸びて、

今は91。

正直、今はゴルフが楽しくて仕方ない(笑)



でもいつか、ベスト更新がこんなに短期間に訪れる時期は過ぎ去り、

ベストスコアばかりを見ていたら嫌になってしまうようになるんだろうな。


ま、それはそうなったら考えれば良いので、

今はひたすら80台を目指すのである。



そんな私が、この半年間に色々と試したものを書いておく。



◆クリーブランド スマートソールウェッジ (S)
(画像クリックでAmazonに飛びます)





一時期売れ売れでなかなか手に入らなかった代物。

ほとんどチッパーと言っていいソール形状で、ソール部分がものすごく広く、そして重い。

アプローチに悩んでいたころ手にしました。


これ、ほんとに恐ろしい代物。

全く飛距離は出ないけれど、50yが面白い位に寄る。

ボールを拾う力がとんでもなく強い。

多少ダフっても大きなけがにはならない。

トップ気味に当たってもボールを拾って上げてくれる。

バンカーではとりあえず振り込むだけで出てくれる。



夢のクラブのように書いているけど、

まず間違いなく、これ使ってる間は上手くならない(笑)

ショットに大きな悩みがあり、アプローチも悩んでるけどいつかまた後で・・・

みたいに考えてる人には、良い買い物と思う。安いし。


もう1つ、振り方に特徴が。

ヘッドを鈍角に入れないとソールの効果が出にくいので、

ショットなら、それがたとえ30yでも、コックを大きく使わなきゃいけない。

アプローチならアプローチで、手首を全く使わず肩だけで振りだす、

という極端なやり方が必要。

まあ、それもまた練習だけど。



◆タバタ リフトティースリム ロング
(画像クリックで略)



「ティーなんて何でもいい」

と思ってました僕も。

ずっとウッドティー使ってました。安いし。



でも。

お試し頂ければと思います。

振り抜きが変わります。たぶん。

僕はこれで飛距離が伸びたし、左右の曲がりが減りました。

たまたまかもだし気のせいかもしれないけど、そういうのって大事じゃない!?

こういう機能的なティーにしては安い方だし、お勧め。




ドライバーだとそこまで違わないんだけど、FWとかアイアンだと全然違う。

FWやアイアンにはロングは長いので、レギュラーの方がいい。

レギュラーをぐいぐい埋め込んで頭だけ出してショットする感じで。



◆ユピテル(アトラス) NobNavi AGN4210

GPSナビです。


すでに型落ちになってるんだけど、最新機種は、バグったり止まったりがよくあるようだ。

だんだんこなれて行くとは思うけど、こちらはいまんとこすごく安定。

初めて行ったコースで色々見えるというのはすごく大きい。

ピンやグリーンまでじゃなく、色々なものまでの距離もわかるし、

今自分が打とうとしているショットがどのくらいのリスクがあるのか、

そんなことも良く分かる。



例えば・・・

コースは少し右ドッグ、ティーショットは右サイドFWに落ちてピンまで残り180y。

右ラフにある少し高いマウンドと、数本の木の向こうにピンがある。

ショットの位置からは見えないけど、マウンドまで行けばグリーン周りは見える。

持ちクラブは185yと175yの2本。どっちにしようかな。



と言う状況。普通はここまでの情報で打つと思うんだけど、

これがあると、


エッジまで165y前後、グリーンは今いる位置からは逆三角形型、手前は狭くて奥が広い。

さらに右手前にバンカー。バンカー手前までは150y、奥までは160y、

左横はバンカーが無く花道。左めならマウンド超えじゃなく見える方に打てる。

ただ左奥はバンカーでその向こうはOB(OB情報はナビ上には無い)なので

185より175yのクラブでしっかり打とう。

左右のミスは少しくらいなら大丈夫。手前のミスも花道に落ちるだけなのでOK。

引っ掛けは禁物なのでゆったりしっかり。


ショット。

ちょっとドローが強めに出て左にミスしたけど、グリーンの少し左外、エッジ?に残った。

あそこならパター使えるかな。入ればバーディだけどパーで充分。



・・・と言う風に打てます。

ピンまでの距離を表示する簡易GPSは、どうしても意識や狙いがピンピンピンになっちゃう気がして。

でもゴルフってそれじゃダメなことがほとんどですよね。とくにアマチュアは。



◆ブリジストン ゴルフボール B330 RX


もともとブリジストンのX-01というボールを使っていた私。

このボールが本当に良くて、飛ぶし曲がらないし適度にスピンも効くしで、

自分にぴったりのボールだった。

でも、極めて残念ながら廃番。


その後、近いと言われているボールをあれこれ試した。

SRIXONのZ-STAR、Z-STAR XVとか、

B330の黒とか、

V10 limitedとか。

でもどれも少しずつ違う。


ところが、このB330 RXは本当にしっくり。

柔らかさも近く、スピン性能もあり、曲がり幅も少ない。

耐久力もあって、X-01よりも良いかも?というくらい。


ちょっと高いのが難点だけど、

代替ボールとしては充分な性能でした。

ちなみに自分のスイングSpecは、

HS 44~46ms、

今の飛距離は250yくらいです。


本当に残念なのは、カラーボールが黄色しかないこと・・・

オレンジ出して欲しかった・・・・・・・



◆EPSON M-Tracer MT500G2



最近はやりの、スマホと連動したスイングチェッカーです。

これはまだ未購入。欲しい!

練習大好きなので、こういうのがあると捗る。

前の機種はバグも多かったようだけど、今回はイケてそう。

今日買いにいく!!!



ゴルフを始めて18カ月。1年半が経過した。


あちこち痛くもなったけれど、だんだん、スイングに大事な場所が痛むようになってきた。これは良いことなのか?と思うけど、あんまりよくないんだろうなぁと思う。


で、今回は・・・


左腕。正式には前腕と言うらしいけど、要は、肘から手首までのところ。


普段はそれほどもでないんだけど、腕を使うと、びりっと電気が走るような痛みが出る。酷くなると、持っていたコップを落としてしまいそうになるほど力が抜けてしまう。


うーん、と病院に行ってみた。


診断結果、テニス肘。別名ゴルフ肘。


テニス肘って有名だけど、痛む場所によっていくつか種類があるらしい。その中で、ゴルフをやると傷めやすい個所があり、そこは別名ゴルフ肘と言うようだ。


僕らが普通に「肘」とするのは、腕の真ん中の出っ張った骨のことを指すと思う。でも、テニス肘はこの部分が痛くなるのではない。ここら付近から前腕、そして手首と手指へ繋がっている、腱が集まる場所がいくつかある。その中の1つが炎症を起こし痛むと、テニス肘となるようだ。


ぐぐればいくらでも出てくるので詳しくは割愛。


これ、原因にも色々あるんだけど、肘が伸びきった状態で、手首あたりに強い衝撃を受けると痛むのだそう。手首に衝撃があるのになぜ肘が痛むのだろう?と思うけど、それは人体の不思議。手首を動かすための腱は、前腕を通って肘に伸びて、そして集まっているらしい。


手と手首は非常に大事な部分で、日常的にも良く使う。だから一度テニス肘になると、なかなか治りにくいらしい。それは実感がある。原因となったスポーツをせずに安静にしていても、日常生活の中でちょこちょこ、ビリっと痛むからだ。


でも、仕事なら休めばいいけど、趣味でやっているスポーツはそうはいかない。

手首を使ったり捻ったりすることは日常的な動作なので、これでいちいち痛いとなると、たとえば車の運転とかでも結構キツい。左にハンドルを切る操作をすると、びびびっと痛むのだ。



痛いところは、前腕の外側や内側の、筋肉がありそうな部分。でも、テニス肘の原因となる中心は、肘の骨の出っ張ったところの少し内側って感じ。押されると痛い。

ここに湿布を貼っていると、少し楽になる。でも、やっぱり日常動作でびりびりと痛む。


そこで。


サポーターなるものがあったので、使ってみた。


これです。


テニス肘・ゴルフ肘用のサポーターはいくつかあるんだけど、これはめっちゃ良い。

なぜこれが良いのかという仕組みを見て、なるほどと思った。


ゴルフ肘は、肘そのものを痛めたのではなくて、手首・手指から伸びた腱に異常な負荷がかかり、腱が集まっている場所を痛めて起きるもの。


このサポーターは、痛めた場所に繋がる腱を抑えつけて、圧を分散させることにより、手首・手指の動きが痛点に集中しないようにする、という考えのよう。


読んでも「??」って感じだけど、使ってみるととてもよくわかる。

手首や指を動かすと、肘の少し下の、腕の膨らんだ部分の筋肉がむくむくと動く。これが、手首の動きで腱が動かされている状態。この、むくむと動く部分が、痛点に集まっていく直前に、このサポーターの、ヘッドホンの耳当てのような部分を押しあて、バンドで軽く締め付ける。すると、むくむくそのものが少し抑えられると共に、その動きが、このバンドの部分に分散されていく。


これが実に不思議だが、痛くなくなる。ビリっとするあれがなくなる。なくなるは言い過ぎかな?かなり弱まるのは間違いない。


使い過ぎや強い負荷による炎症が原因なので、それを日常生活から弱めてやることが大事だということは素人な自分にもわかる。


さらに、他のサポーターは、前腕をぐるっと回して締め付ける、ベルトのようなバンド状のものが多い。それだと、腕全体を締めつけてしまうので、血流が阻害されてしまったり、効果が欲しくて強く締めすぎると、それでかえって痛めてしまったりもする。


このバンドは、ゴルフ肘の原因となっている大事なところにだけ効くので、実に効果的。あんまり強く締める必要もなく、軽く締めればそれでいい。最初ちょっと邪魔な感じがするけど、慣れるとどうってこともない。

これはいいと思います。ゴルフ肘に悩んでいる方にはお勧めです。



気をつけるポイントとしては、サイズをしっかり選ぶこと。

自分は身長180cmで、普通に服を買うときはLLばかりで、たまーにLを買う程度。でも、前腕の一番太い部分をしっかり測り、サイズ表に照らすと、Mサイズです。

サイズもばっちりで、イイ感じに使えています。

このサイズを間違えると、ずれやすかったりきつかったり、色々とダメなんだろうということはよくわかります。サイズだけは注意して、しっかり測った方が良いと思います。


脱力した状態で、布製のメジャーかなにかで、前腕の一番太い部分を一周した長さを測ります。自分ではやりにくいので誰かに測ってもらうのがいいかな。


Mが~27cmで、Lが28cm~。 27.5はどうすりゃいいの?と思ったけど、小さい方のMサイズで大丈夫です。逆にこれ大きすぎると効果が弱まるのは間違いないので、境目のサイズなら小さい方をお勧め。



夏はたくさんゴルフに行く予定があるので、これで良くなってくれるといいなぁ。

ブラジルワールドカップ。


日本は初戦に負けました。


初戦に負けたチームが突破する可能性は8%、データ好きな日本のメディアは煽ります。でも、なんか「行ける」みたいな根拠のない楽観論が渦巻いてるように感じる。


それがどれだけ厳しいのか、数字の面で出してみる。



C組は残り2日。

次は、日本-ギリシャと、コートジボワール(以降コート)-コロンビア。

最後は、日本-コロンビアと、ギリシャ-コート。


まず注目すべきは、日本が関係ない試合です。2戦目のコート-コロンビア。

1.この試合、どちらかが勝つと、そのチームは決勝T進出決定です。

2.もし引き分けた場合、結構混沌とします。

3.負けた方も、まだ可能性が残ります。


次に日本-ギリシャ。

この試合はわかりやすい。

4.負けたらそこで完全終了です。

5.引き分けではかなり厳しいですが可能性は残ります。

6.勝てば望みが繋がります。



では日本主観で、パターン別に見ていきます。

ギリシャ戦に負けたらどうしようもないので、それは忘れて。


◆ギリシャに勝った場合

パターンA  コート-コロンビアが コート勝ち

パターンB  コート-コロンビアが コロンビア勝ち

パターンC  コート-コロンビアが引き分け


Aの場合、コロンビアと決戦になります。

コロンビアに勝てば決勝T進出です。

コロンビアと引き分けの場合、コロンビアとの得失点差になります。★ポイント1 

コロンビアに負けた場合はThe ENDです。


Bの場合、

コロンビアに勝った場合、

 コートがギリシャに負けか引き分けなら、日本は決勝T進出です。

 コートがギリシャに勝った場合、日本、コート、コロンビア3チームの得失点差になります ★ポイント2

コロンビアと引き分けの場合

 コートがギリシャに勝ったら終了です。

 コートがギリシャに引き分けた場合、コートとの得失点差になります ★ポイント3

 コートがギリシャに負ければ決勝T進出です。

コロンビアに負けた場合

 コートがギリシャに負けた場合にだけ、日本、コート、ギリシャの得失点差になります。


Cの場合、

コロンビアに勝った場合、

 コートがギリシャに負けたら、3チームで得失点差です。

 コートがギリシャに引き分け以上だと、コロンビアと得失点差です。


◆ギリシャと引き分けた場合

 コート-コロンビアが引き分けで終われば即終了です。

 コートが勝った場合、コロンビアに勝でば進出決定、引き分けでは得失点差、

 コロンビアが勝った場合、日本がコロンビアに勝っても、コートがギリシャに勝てば終わりです。

 コートがギリシャに引き分け以下なら可能性は残りますが、期待は薄いです。




・・・というわけで。

得失点差が大事になってくる可能性が高いです。


日本は、ギリシャにただ勝つだけではなく、3点差をつけて勝つことが求められます。

3-0より4-1、それより5-2が良いです。

もしここが1-0とかだと、ギリシャに3-0で勝っているコロンビアが優勢になります。

 

まあ、ぐじゃぐじゃ書きましたが、


日本は、1点でも多く取り、1点でも少ない失点で、勝つしかないわけです。



まあ、ファルカオが出ない時点で、グループCの勢力図は、コートジボワールとコロンビアが横並び、日本とギリシャがそれに挑む、という形です。


日本は、ギリシャに勝つことは前提で、コートかコロンビアに勝たなければならない、ということは変わっていません。開き直って積極的に戦うことが必要な状況ないまは、むしろわかりやすくていいのかもしれません。


サムライ なんていう名前にふさわしい、


「敗れても前のめりに」


そういう姿勢を見せてほしいと強く思います。



がんばれ!!!!!