
↑セルジュ・チェリビダッケ
ミュンヘン・フィルハーモニー
ブルックナー交響曲集より
ブルックナー交響曲第8番ハ短調
(1890年ノヴァーク版)1993年の演奏
「チェリのブル8」
クラシック音楽界隈以外の方には
なんのこと?な呪文みたいな言葉
指揮者セルジュ・チェリビダッケの
ブルックナー交響曲第8番、の略です。
先日こちらの記事↓で
記録しました通り
私のマイベストオブブル8は
1987年のヴァントNDR
リューベック大聖堂での演奏
(ハース版)ですので
普段は余り聴かないのですが
ブルックナー交響曲愛好者として
もちろんチェリビダッケの演奏も
持っております
この方のブルックナーも
唯一無二ですので
このところ
前掲記事にしました通り
ヴァントのブル8ばかり
来る日も来る日も
聴き続けました
流石にそろそろ
全く違うアプローチの
この作品の演奏を聴きたくなり
今久々にチェリビダッケ盤を
視聴中です
このディスクの演奏、
最初に視聴した時は驚きました
スケルツォ楽章はともかく
1楽章も3楽章もものすごく
…ゆっくり
間延びして聞こえました
息が長い、長過ぎて
聴いているこちらも
息切れしそうでした
4楽章ですら
ゆっくりたっぷり歌わせるのです
↑こちらは私のと
同じ演奏ではないようですが
チェリビダッケ×ミュンヘン・フィルの
ブルックナー交響曲第8番ハ短調です
1994年とのこと☆
この細部を炙り出すかのように
ゆっくりたっぷり歌わせる演奏
アダージョ(3楽章)の
ワーグナー・チューバは
まさに祈り…
ですが、やはり個人的には
この演奏を聴きながらでも
私はヴァントの演奏が
恋しくなります…(笑)
↑偏愛者の戯言
意識を戻しましょう
これほどまでに息を長くしたのは
何故なのか
詳しい方はご存知でしょうか
私は全く存じません
演奏する方は
息が続くか大変だろうな…と
弦楽器も
弓が足りなくなりそうです(笑)
この息の長さが
瞑想的な効果を生み
ある種の
神聖な境地に到れる
…のかも知れません
わかりませんが。
因みにアダージョ楽章(3楽章)は
このディスクでは35分31秒です
ヴァントの前出の演奏では
28分30秒
…実に、7分もの差があります
チェリビダッケとヴァント
両者の演奏は版が違うので
単純には比較出来ませんが
全楽章通しての
テンポ感の違いは対照的です
↑ヴァント×NDR
1987年リューベック大聖堂
ブルックナー交響曲第8番
果たして
ブルックナーの意図は
どちらが近かったのでしょうか
恥ずかしながら、ワタクシ…
数年前のことですが
いや、
もう十年くらい前かも知れません
ブルックナーが好き過ぎて
夢に現れたことがありました
笑笑笑
当時、とある日本人指揮者さんの
ブルックナー交響曲に不満を抱き
その気持ちを夢で消化しようと
したのか
夢の中で私はブルックナー自身に
気持ちをぶつけていました(笑)
「どう思います?!〇〇さんの演奏!」と
すると
ブルックナーは
ニコニコしながらこう言いました
「そういう(演奏)のもいいんですよ〜」と
私は何だか拍子抜けしてしまう…
そんな夢でした
目覚めて
そうか、
ブルックナーはそれでもいいのか
そう思って
少し冷静になれた、
ということがありました(笑)
それ以来、
どんな演奏も(ブルックナー以外でも)
受け入れられるようになりました
「そうか〜、
この方(奏者さん)はこうなのね〜」と…
一旦は受け止めて
でも私なりの感覚は大切にする
そんな聴き方が
出来るようになりました…
チェリビダッケのブル8も
この長さを
深遠な気持ちで
受け止めています
(でもやはりマイベストオブブル8は
ヴァントです…(笑)←しつこい)


