11月29日
ついにこの日がやってきた。
気管支にある腫瘍と思われる物体の病理検査の結果が分かる日だ。
旦那と私の母と3人で病院に向かう途中私は子供の様に駄々をこねてました。笑
「怖い。癌だ絶対。もう帰る。行きたくない。2人で聞いてきて。」
と…
大丈夫だ!と母になだめられ、病院に着くと病院の上に綺麗に虹がかかっていました。
あ、これはいい結果なんだわ!と私は1人で騒いでました。笑
受付を済まし、外来の待ち合いの椅子に座って待つ。
その間も私はずっとソワソワグズグズしてました。
本物のビビリです。笑
少し遠くの方から先生が手を振って呼んでいる。
ユニークな先生だ
3人で固い表情で診察室?に入り椅子に座った。
先生のお話。
まず2日前にやったPET-CTの結果を聞いた。
PET-CTは炎症とか癌とかがあると患部に糖?が集まって光るようになってます。(説明下手でごめんなさい…笑)
PCに映される映像の頭から太ももら辺の画像を見せてもらう。
頭と扁桃腺と膀胱は糖?が多いらしくここは誰もがみんな光ります。
私は頭とか以外は気管支にある腫瘍らしきところの1ヶ所だけが見事に光っていました。
あー、やっぱり癌なのかな…??
でもこれで乳癌とかも見つかったらどうしようとちょっと考えてたから他に光ったとこがなくて正直安心した。
次は本題の病理結果。
(先生の話は青にしてます。)
「病理検査に出した結果なんですがね…何やら生きた細胞がほとんど検出されなかったそうなんですわ。」
...
どういう事だ?となった私たち。
何やら普通の人より大量に腫瘍部分を切除してゴロゴロした塊をたくさん検査に出したのに生きた細胞がその中にはほとんどいなかったんだそうな。
ん?なら癌ではない?問題ないってこと?と思った瞬間先生が「炎症ってこともありえるんだけど、ほんの少しだけ生きた細胞らしき物も検出されてるんです。それに大きさ的に僕たちは炎症じゃなく恐らく、腫瘍だと思ってるんです。」
もうね頭の中ちんぷんかんぷん。
「それでね、もっと腫瘍を掘って奥の方を取ればわかると思うんです。なのでもう1回気管支鏡手術をやってもらっていいですか?
今度はその場に細胞を見る病理の先生もついて、採った物に生きているものが入っているか確認しながら検査します。」
もう衝撃でした
また手術?また全身麻酔?
てか前したのは無意味だったんじゃ…。
まぁ病気がわからないんじゃどうしようもないんでNOとは言えず分かりました、と言うしかないですよね。笑
「それでですね、12月4日にさっそく手術をしたいんです。なので12月1日からまた入院してほしいです。お子さんとかは大丈夫でしょうか??」と…。
私達3人で戸惑いながらも分かりました。大丈夫です。よろしくお願いします。と言って話は終わって12月1日の入院手続きをしてから病院を出ました。
拍子抜けとはまさにこのことだと思った。笑
無駄に緊張した意味なかったね〜大学病院で分からないって何だ?私は特殊なんだね!
と話しながら家に帰りました。
結局1回目の手術では何も分からず終いで腑に落ちない感じで終わりました。