「世の人々に幸せを届けたい」という謙虚さ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

パリという街が大好きな人、
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が集まる

 

フランスダイレクトスクールの

新たなコミュニティ

「パリライフ・コレクション」より

 

フード空間デザイナー

Valérie Vais(ヴァレリー・ヴァイス)さんの

インタビュー映像の後編が届きました。

 

(前編はこちらです。)

 

後編では、

intemporel (時を超越した) という

ヴァレリーさんのデザインの

もう一つのコンセプトや、

 

atypique (型破り)な人間として生きる

ヴァレリーさんのルーツ、

 

ヴァレリーさんが師匠の1人として仰ぐ

ある日本人について

などなど

 

前編に引き続き、とても興味深く

力強いお話を聞かせていただきました。

 

中でも、一番印象に残ったのは、

 

Moi, je le souhaite avoir un équilibre,

entre ce que je crois, ce dont j'ai envie,

et mon humilité.

(私は、自分の信じていることや

やりたいこと、そして謙虚な気持ち、

それらの間で均衡を保ちたいと

いつも願っています。)

 

という言葉です。

 

自分を信頼することが大切だけど、

決して他人を傷つけたり、

踏みにじったりしてはいけない。

 

そして、何よりも重要なのは、

「自分の持つすべてを注ぎ込んで

世の人々に幸せを届けること」

だとヴァレリーさんは言います。

 

 

日本では、「謙虚」というと、

相手のことを思って

自分がやりたいことを我慢したり、

 

空気を読んであえて

行動や発言をしなかったりと、

消極的な意味を持ちますが、

 

自分のことを信頼して

自分のやりたいことをするけど、

 

同時に、世の人々にも

真心を込めて幸せを提供する、

 

そんな積極的な意味での

「謙虚さ」という発想は、

 

「個」を重んじるフランス人

ならではだなと感じました。

 

 

先日、子供たちと一緒に

公園に行ったとき、

 

2歳の息子が、

お友達のかぶっている帽子に

触ろうと手を伸ばしたので、

 

「ダメだよ!」と言って

あわてて止めようとしたのですが、

 

実は、息子は、

その帽子についていた小さな葉っぱを

取ってあげようとしただけだった、

ということがありました。

 

親は、他のお子さんや親御さんの

迷惑にならないようにと、

 

つい先回りして子供を制止したり、

何でもダメダメ言ってしまいがちですが、

 

それが、

子供が他人と積極的に関わる機会や

誰かに何かをしてあげたいという気持ちを

摘み取ってしまっているのではないかと思い、

少し反省しました。

 

控え目なのは

美徳でもあるとは思うけど、

 

特に、日本国内にとどまらず

子供にグローバルに活躍してほしいと

願うのであればなおさら、

 

自分に自信を持って

自分の信じる道を進みながらも、

 

同時に周りの人たちも

幸せにしていくという

 

そんな積極的な「謙虚さ」を

教えてあげることが

大切なのではないかと感じました。

 

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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