のんびりトイレトレーニング ~その2~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。 

2歳7か月になった上の子はやが、
のんびりトイレトレーニングの
真っ最中であることは、

以前お話ししたとおりですが、
(のんびりトイレトレーニング ~その1~)

ある時、風邪をひいて、
全くトイレに行けない日が
何日か続いたということもあり、

その後も、あまりトイレに
行きたがらなくなってしまいました。

そこで、困った私は、
例の必殺技を使うことにしました。

それは、
「ごほうびシール」
です。

はやの大好きなカーズの
ごほうびシールを2種類用意し、

トイレに自分から行けたら
小さいシールを1枚、

トイレで成功したら、
大きいシールを1枚
あげることにしました。

この作戦は大成功で、
あっさり喜んでトイレに
行くようになりました。

でも、トイレに行くのはいいものの、
ほんの一瞬だけ便座に座って、
はい、おしまい。

なかなかトイレで成功することはなく、
小さいシールが増えていくばかりでした。

そのうち、大きいシールのことは
何も言わなくなり、
小さいシールをたくさん集めることに
喜びを感じるようになってしまいました。

そこで、作戦その2です。

大きいシールをたくさん集めて、
おむつを卒業したら、

はやがすごく憧れている変形ロボ
「ハイパーサージ
オプティマスプライム」
を買ってあげることにしたのです。

はやのやる気はアップし、
便座に座っていられる時間も
だんだん長くなっていきました。

そうこうしているうちに、
便座に座って意識を集中すると、
おしっこが出るようになったのです。

初めて大きいシールをゲットし、
パパやママに大げさにほめられて、
はやは本当に嬉しそうでした。

それから、また風邪をひいて、
後戻りしたりもしましたが、

大きいシールも徐々に増え、
トイレでおしっこをする感覚も
ちゃんと身についてきたようです。


ちなみに、
物で釣るみたいなやり方には、
賛否両論あるかもしれませんが、

ごほうびシールの効果は、
脳科学でも解明されているそうです。

シールを貼るという動作自体が、
ドーパミン神経系の活動を高め、
「快」の感情を高めます。

なぜ快感なのかというと、
シールを貼ることは「採集」
(何かを集めて貯める行動)であり、

狩猟時代までさかのぼって、
人間の生存に関わる「採集」=「快感」
として本能に組み込まれているのだとか。

そして、シールを貼る快感が、
やる気や意欲を生み出す
脳の線条体という部分を
活性化させることができるのだそうです。

さらに、だんだんと増えていくのを
自分で見て確認したり、
親に報告したりすることで、

自己承認欲求や達成感も
感じることができるのです。

また、これは男の子の
脳の特徴だそうですが、

「おむつがはずれたら
おもちゃを買ってあげるね」
と言った場合、

まず、おもちゃが手にできそうだ
という予測によってワクワクし、
ドーパミンの分泌が高まります。

そして、実際におもちゃを
ゲットしたところで、
ドーパミンの分泌が最大になるのですが、

その2つの山の間、
報酬を期待している間もずっと、
脳の活動が高まるのだそうです。

この「ワクワクドキドキ」の要素を
うまく取り入れることが、
男の子をやる気にさせる
ポイントなのだそうです。

(参考文献:別冊宝島
「男の子をラクに伸ばす本」)


まだまだ先の長い
我が家のトイレトレーニングですが、

これからも、のんびり楽しんで、
頑張っていこうと思います。



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