秘密のパリへ連れてって ~アニメーターのたまご シャルロット~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

今週の「秘密のパリへ連れてって」のテーマは、
Charlotte, jeune animatrice
(アニメーターのたまご シャルロット)
です。

先週までのライサさんに代わり、
今週から新たに案内役を務めるのは、
Charlotte(シャルロット)さんです。

まん丸メガネと、はにかんだような笑顔が
とてもチャーミングな彼女は、
アニメーターを目指している学生さんだそうです。
シャルロット

そんなシャルロットさんは、今回、
子供の頃から慣れ親しんでいる
ブーローニュの街について、

中でも、特に彼女がお気に入りの
「Passages」というショッピングモール
について紹介してくれました。

また、ライサさんとディノさんと
3人で会話している場面では、

彼女の専門であるアニメーション映画について
話をしてくれました。

たった1秒間のシーンを作るのに、
25枚ものデッサンが必要であるなど、

とても細かくて膨大な作業を要求される
ハードな仕事であり、

また、クリエーターとして、
独自の世界を作り上げなくてはならない、
そんな難しさもある世界なのだそうです。

でも、目を輝かせて生き生きと話をする
シャルロットさんの姿からは、

そんなやりがいのある仕事を目指して
とても楽しんで勉強しているのだなという
様子がよく伝わってきて、

彼女の夢をぜひ応援したい
という気持ちになりました。

また、私自身もちょうど
新しいことを始めよう
決意したところだったので、

シャルロットさんの
ひたむきに努力する姿を見習って、
頑張っていきたいなと思いました。


《今週の気になる単語・フレーズ》

純白ドレスの純子さん」

映像に出てきたセリフではないのですが、
大山講師の解説がとても面白かったので、
紹介したいと思います。

① Je me lève tôt.(私は早く起きます)
② Je ne sais pas.(私は知りません)

これらを普通に発音すると、
① ジュ  レヴ ト
② ジュ  セ パ
という感じになりますが、

よりネイティブっぽく発音するためには、
ジュン レヴ ト
ジュン  セ パ
という感じで「me」や「ne」を弱く発音するといいそうです。

日本語で書くといずれも「ジュン」となりますが、
実は①と②では音が違っており、

①は純白(Jum pa ku)と言う時の唇がつく音
②は純子さん(Jun ko san)という時の唇がつかない音
なのだそうです。

実際に発音してみると、
なるほどなぁと思いました。


《解説授業のポイント》

今回は、友達同士など親しい間でのみ使われる
話し言葉について、詳しく解説してもらいました。

せっかくフランス人と仲良くなっても、
いつまでも堅苦しい敬語ばかり使っていては、
なかなか距離が縮まらないですよね。

でも、文法書はもちろん、会話例文集を見ても、
こういったくだけた表現というのは
あまり出てこないので、
今回の解説授業は、とても参考になりました。

① 省略
y'a = il y a
je suis pas / j’suis pas(シュイ パ) = je ne suis pas
je sais pas / j'sais pas(シェ パ)= je ne sais pas
tu fais quoi = Qu’est-ce que tu fais ?
C’est quoi ? = Qu’est-ce que c’est ?
t'es = tu es
t'as = tu as

② 単語
papoter (ぺちゃくちゃおしゃべりする)
「パポ」と言う時の唇の動きが、
ぺちゃくちゃおしゃべりをする時の唇の動きと
似ているところから来ているそうです。

bavarder(ダラダラおしゃべりをする)
→ bavard(e):話好きな(人)
→ bavardage:雑談

un truc = quelque chose

③ 語尾や文中につける
quoi(tic de langage:言葉の癖)
リズムをつけたりするために言うだけであり、
特に意味はないそうです。

tu sais(ほら)
du coup(それでね)
Comment dire... (なんて言うか…)

④ その他
形容詞 de chez 形容詞 (完全に~だ)
Il est nul de chez nul. (彼はからっきし無能だ)
日本語でも「男の中の男」みたいに
強調して言うことがありますよね。

C’est des... = Ce sont des...
quelque chose comme ça(なんかそんな感じのもの)
言うことを忘れてしまったときや、
言ったことに自信が持てないときなどに
よく使うそうです。


それでは、次回も楽しみにしています。