こんにちは、ＨＡＹＡママです。
今日は、私自身の趣味のお話をしたいと思います。
私が、きたのじゅんこ先生の天使画に出会ったのは、
中学校２年生の頃でした。
たまたま立ち寄った都会の大きな本屋さんで、
「星たちの祈り」という画集を手に取り、
水彩色鉛筆で描かれた繊細で美しい絵と、
天使や精霊、神話、自然などをモチーフにした
神秘的で幻想的な世界観に触れ、
一瞬にして虜になりました。
それから、お小遣いを少しずつためては画集を買い、
ことあるごとにそれを眺めて過ごしました。
きたの先生の絵を見ていると、
勉強、部活、通学の電車、塾、習い事…
といった忙しい日常から離れ、
とても自由な世界に
自分を解放することができました。
また、太陽や月、光や闇、
風や雲の流れ、木々や花々など、
美しい自然や大いなる宇宙みたいなものに
思いを馳せることで、
自分の日々の悩み事などは、
とてもちっぽけなもののように思えました。
そして、自分もいつか、
こんな素敵な絵を描いてみたい
と思うようになりました。
そんなある日、私は、
「エンジェル・レッスン」
という本を見つけました。
これは、ステップを踏んで
きたのじゅんこメソッドを実践していくことで、
誰でもいつの間にか、素敵な天使画が描けてしまう、
というレッスンブックでした。
この願ってもいないチャンスに、
私は、絵を描くことに挑戦することを決めました。
早速、エンジェル・レッスンの本を買い、
水彩色鉛筆やその他の画材を買いそろえました。
美しく並んだ３６色の水彩色鉛筆を眺めると、
それだけでもう、子供のように、
ワクワクする気持ちが抑えられませんでした。
学校、習い事、バイトなどの合間に時間を見つけ、
初めのうちは、順調にレッスンを進めて行きました。
そうこうしているうちに、
私は社会人になり、今の会社に就職しました。
本当にありがちな話ですが、
満員の通勤電車に揺られ、
１日の仕事を終えた後の疲労感とストレスといったら、
学生の頃の比ではありませんでした。
机に向かって絵を描く時間は、
ぱったりとなくなってしまいました。
それどころか、画集を眺めて心を癒すといった
余裕すらなくなってしまいました。
その後、結婚して、子供が生まれ、
さらに自分の自由な時間がなくなっていきました。
もはや「エンジェル・レッスン」の存在すら忘れて、
日々を過ごすようになっていました。
初めて手に取ってから、
１０年もの月日がたった今、
あることがきっかけで、
私は、この「エンジェル・レッスン」を
再開することを決意しました。
これから、レッスンの記録を
ブログに綴っていきたいと思いますので、
よろしければご覧ください。
つづく