学童の支援員をしています。

 

学童を卒業した子が、今でもよく顔を出してくれます。

 

「久しぶりー。」と、少し照れたように笑いながら入ってくる姿は、 体は大きくなっているのに、どこか当時のまま。

 

今日は、その子から結婚の報告をもらいました。

 

 

「結婚することになりました」

 

そう言われた瞬間、頭が少し追いつかなくて、 それから胸の奥がじわっと熱くなりました。

 

考えてみたら、 僕の人生で、教え子から結婚の報告をもらったのは初めてのことでした。

 

一緒にドッジボールをしたり、 宿題を渋々やったり、 喧嘩して泣いたり笑ったり。

 

あの頃は、 口を開けば「腹減ったー。」ばかり言っていたのに。

 

その子は、 自分の人生を選んで、 誰かと一緒に歩く決断をするところまで来ていました。

 

学童の仕事は、 目に見える成果が分かりにくい仕事です。

 

賞状がもらえるわけでも、 数字で評価されるわけでもない。

 

でも、 こうして何年も経ってから、 人生の節目を報告しに来てくれることがある。

 

それだけで、 あの時間は無駄じゃなかったんだと 静かに教えてもらえる気がします。

 

今日は、 仕事をしていてよかったと思えた日でした。

 

もしかしたら、 その子が、 また学童に通ってくれる日が来るのかもしれない。

 

そんな未来を想像しながら、 そしてきっと、 明日もまた、 「おかえり」と言いながら 子どもたちを迎えるんだと思います。

本当におめでとう。