白く雑多な空間がとても印象的な舞台でした。
伊右衛門とお梅の愛の話。
心がグラングラン揺さぶられました。
こんなに舞台で泣かされたことはないってくらい泣きました。
人って業深くて、醜くて、弱くて、ちっぽけで、そしてとても美しいものなんだなぁって感じました。
伊右衛門の心情がわかる俺はやっぱりクズなのかなぁって感じたりね。
愛して愛してどうしようもないんだよ。
好きで好きで、自分でもどうしようもない感情が渦巻いて、どんどん愛が歪んでいくの。
嫌いだから罵るんじゃない。
嫌いだから暴力振るうんじゃない。
全部が全部、彼女を好きで好きでどうしようもないから。
だから彼の歪んだ愛を受け取ったお岩もお梅も同じように歪んでしまうんだろうなぁ。
男心と女心を生々しく描いた作品でした。
ま、全部僕の主観でしかないんですけどね。
そんな僕はどっぷり三浦さんにはまってしまったわけで。
三浦さんの紡ぐ物語を、台詞を、表現したい。
こんな三浦さんLOVEな日記ですがどうですかね(笑)