世界遺産だらけのこの街でも、ぎりぎり平安京の外に住んでいる私たちにとっては、特にみやこ感のない生活ですが、玄関を出れば東寺の五重塔がいつも見えているというのはやはりちょっとすごい。
いつも見ているだけに、そんなに頻繁に訪れるというわけではないけど、この2週間で2回ほど行ってきたのでちょっと記録。
まずは3月の弘法市。
もともと私の母親を誘っていたのだけど、良い機会なので埼玉に住む主人のお母さんにも声をかけ、快諾を頂き、京都に来てもらうことになりました。それで、私の母親の誕生日祝いも兼ねていたため、新都ホテルのリニューアルされたばかりのランチバイキングを予約し4人でお食事。その後、ちょうど21日の弘法市の日だったのでお散歩がてら東寺に。
弘法市はとにかくお店が多いので行く度に興味深いお店を発見できるのがとても楽しい。
今回は特に、お互いの母親同士がとても楽しそうで、屋台でお揃いのブローチを買って喜んだり、まさにキャピキャピ(死語?)していて可愛くて(母親に対して失礼かもだけどあえて)、子供達である私たち夫婦も見ていてとても嬉しくなりました。
それから先日、平日に散歩がてら夜桜のライトアップに行ってきました。
翌日からの天気予報が雨だったせいで、花散らしの雨の前にひと目見ておこうという人が集まったのか、20時頃でも入るのに少し並びました。
東寺の夜桜ライトアップは昨年に続き2度目だったけど、昨年はもう散りかけの時に行ったので、今回は最も咲き乱れている時に見れてよかったです。
さすがにこれは絶景。
主人は「これが散歩すればすぐに見れて、すぐに家に帰れるってちょっと素敵じゃない?」と言うけれど、でも私は贅沢かもしれないけど、これを旅行で見にきたいと思うのです。見にきている人たちはほぼほぼこれを目当てにはるばるやって来た旅行者の方々で、旅行中のワクワク感とかキラキラした表情が羨ましくなるのですが、私はお洒落もしてなくて、なんならほぼスッピンでも来られる距離なので、感動が半減するというか。まぁ、自分のモチベーション次第なんですけどね。