夢発電の仕様について
夢発電のカタログを読んでも設備の仕様がどこにも書いてません。
それってカタログとしてどーなの!?
という疑問はさておき、一条工務店の担当者に夢発電で搭載される太陽光発電パネルの仕様を聞きました。
・公称最大出力:130Wタイプ
・サイズ 縦型:W1104mm×H1430mm、横型:W1426mm×H1130mm
・太陽電池種類:薄膜タンデムシリコン太陽電池
・セル変換効率:9%(アパーチャーエリア内)
だそうです。
パネルそのものは「株式会社アルバック」という会社のラインで一貫生産しているとのこと。(これはカタログに記載アリです)
担当営業の説明によると、アルバックの工場の生産ラインをそのまま丸ごと買い取り、
一条工務店のオリジナル太陽光パネルとして売り出しているらしいです。
調べてみるとアルバックはターンキーシステム(ノウハウや設備を含めた工場ラインをそのまま販売しているってことらしい)で
2009年7月頃から太陽光発電パネルの生産ラインを販売している。(って解釈で合っているのか・・・)
■ 薄膜タンデムシリコン太陽電池とは?
小難しい話を抜きにして大ざっぱに書くと
・利用波長の異なる太陽電池を複数層積み重ねた太陽電池
・製造コストが抑えられる。
・夏場など高温時でも出力損失が少ない
■セル変換効率:9%ってどうゆうこと???
太陽電池、一枚一枚のことを「セル」と呼びます。
そのセル一枚に当たった太陽光がどれだけ電気に変換されるかを数値化したものが「セル変換効率」になります。
太陽の光には、晴天時最大で1㎡当たり1キロワットのエネルギーがあります。
その太陽の光を1㎡の太陽電池 にあてたとき、変換効率が9%ならば、90ワットを発電することになります。
まあ実際はそのセル同士を導線でつなぎ合わせて「モジュール」にするので、「モジュール変換効率」で見るべきなのですが、
手元に資料がないので調べられませんでした・・・。
このセル変換効率9%という数値ははっきり言って高くありません。
むしろ低い・・・。最新の太陽電池なら20%を超えているものも珍しくありません。
まぁその分 高価 なんですけどね・・・。
■結局「夢発電」はアリか?ナシか?
私はアリだと判断しました。
最新の太陽電池のセル変換効率を比較するとかなり劣りますが、その分 安価であることと
夢発電の仕組み(初期費用0円+設置費用は売電払い)により大容量が搭載可能であるということにより
十分相殺できていると考えました。
それってカタログとしてどーなの!?
という疑問はさておき、一条工務店の担当者に夢発電で搭載される太陽光発電パネルの仕様を聞きました。
・公称最大出力:130Wタイプ
・サイズ 縦型:W1104mm×H1430mm、横型:W1426mm×H1130mm
・太陽電池種類:薄膜タンデムシリコン太陽電池
・セル変換効率:9%(アパーチャーエリア内)
だそうです。
パネルそのものは「株式会社アルバック」という会社のラインで一貫生産しているとのこと。(これはカタログに記載アリです)
担当営業の説明によると、アルバックの工場の生産ラインをそのまま丸ごと買い取り、
一条工務店のオリジナル太陽光パネルとして売り出しているらしいです。
調べてみるとアルバックはターンキーシステム(ノウハウや設備を含めた工場ラインをそのまま販売しているってことらしい)で
2009年7月頃から太陽光発電パネルの生産ラインを販売している。(って解釈で合っているのか・・・)
■ 薄膜タンデムシリコン太陽電池とは?
小難しい話を抜きにして大ざっぱに書くと
・利用波長の異なる太陽電池を複数層積み重ねた太陽電池
・製造コストが抑えられる。
・夏場など高温時でも出力損失が少ない
■セル変換効率:9%ってどうゆうこと???
太陽電池、一枚一枚のことを「セル」と呼びます。
そのセル一枚に当たった太陽光がどれだけ電気に変換されるかを数値化したものが「セル変換効率」になります。
太陽の光には、晴天時最大で1㎡当たり1キロワットのエネルギーがあります。
その太陽の光を1㎡の太陽電池 にあてたとき、変換効率が9%ならば、90ワットを発電することになります。
まあ実際はそのセル同士を導線でつなぎ合わせて「モジュール」にするので、「モジュール変換効率」で見るべきなのですが、
手元に資料がないので調べられませんでした・・・。
このセル変換効率9%という数値ははっきり言って高くありません。
むしろ低い・・・。最新の太陽電池なら20%を超えているものも珍しくありません。
まぁその分 高価 なんですけどね・・・。
■結局「夢発電」はアリか?ナシか?
私はアリだと判断しました。
最新の太陽電池のセル変換効率を比較するとかなり劣りますが、その分 安価であることと
夢発電の仕組み(初期費用0円+設置費用は売電払い)により大容量が搭載可能であるということにより
十分相殺できていると考えました。
夢発電システム
現在、一条工務店には「夢発電システム」という仕組みがあります。
太陽光発電システム一式の設置費用を一条工務店が全額立て替えし、
その金額は太陽光発電の売電金額で返済するという流れになっています。
僕の考えるこの仕組みのメリットは何と言っても
住宅ローンの外側で太陽光発電が付けられる
ということです。
太陽光発電システムは通常2~300万円します。
この資金を捻出するために家そのものの予算を削るのは本末転倒だと感じていました。
そんな時に担当営業が「こんなの出来ました!」と紹介してくれました!
この仕組みのもうひとつのメリットは太陽光パネル搭載量を多く乗せられるということです。
搭載量を多くして多く発電・売電することにより、はやく(確実に)設置費用をペイすることが前提となっています。
事実、他のハウスメーカーの見積もりでは総予算と設置費用の関係で3.0kW程度が限度だったのが
夢発電だと屋根のサイズいっぱいいっぱいまでパネルが設置できるので、5.2kWの搭載が可能となりました。
いちはやく設置費用を返済し、その後の売電によりプラスになるには大容量の設置は必須です。
僕も出来ることなら6.0kW超えしたかったのですが、予算(家の広さ)の関係で無理でした。。。
太陽光発電についての記事も今後アップしていきたいと思います。
太陽光発電システム一式の設置費用を一条工務店が全額立て替えし、
その金額は太陽光発電の売電金額で返済するという流れになっています。
僕の考えるこの仕組みのメリットは何と言っても
住宅ローンの外側で太陽光発電が付けられる
ということです。
太陽光発電システムは通常2~300万円します。
この資金を捻出するために家そのものの予算を削るのは本末転倒だと感じていました。
そんな時に担当営業が「こんなの出来ました!」と紹介してくれました!
この仕組みのもうひとつのメリットは太陽光パネル搭載量を多く乗せられるということです。
搭載量を多くして多く発電・売電することにより、はやく(確実に)設置費用をペイすることが前提となっています。
事実、他のハウスメーカーの見積もりでは総予算と設置費用の関係で3.0kW程度が限度だったのが
夢発電だと屋根のサイズいっぱいいっぱいまでパネルが設置できるので、5.2kWの搭載が可能となりました。
いちはやく設置費用を返済し、その後の売電によりプラスになるには大容量の設置は必須です。
僕も出来ることなら6.0kW超えしたかったのですが、予算(家の広さ)の関係で無理でした。。。
太陽光発電についての記事も今後アップしていきたいと思います。
断熱性能とQ値とC値
家の中から外に熱が逃げやすい(断熱性能が低い)家だと、冬は暖房で暖めた熱が外に逃げ、
夏は逆に外気の暑い熱が室内に入りやすくなります。
それを防ぐには家の断熱性能を高くしなければなりません。
断熱性能は「Q値」と「C値」と呼ばれる数値で表すことができます。
■ Q値とは?
Q値は「熱損失係数」と言い、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量のことを指します。
このQ値が小さければ小さい程に熱が逃げにくいことを表しており、断熱性能が高いとされています。
マイホームを検討中の方なら一度はお聞きになったことがあると思う「次世代省エネ基準」という言葉。
これは日本の住宅の省エネルギー性を高めるために、断熱や気密、冷暖房に関する基準を定めたものを指しています。
(「住宅に係る建築主等および特定建築物の所有者の判断基準」と「設計、施行及び維持保全の指針」という2つから成っています)
つまり、この基準と自分の家を比較することにより、省エネ度を知る目安になています。
また、長期優良住宅法が定める長期優良住宅の認定を受ける際にこの次世代省エネ基準を満たしていることが
条件のひとつに挙げられています。
次世代省エネ基準で定めているQ値は地域ごとにⅠ地域~Ⅳ・Ⅴ地域に区別されています。
Q値が低いと断熱性能が高く、快適な暮らしが可能になることが分かりました。
断熱性能が高いということは家の熱が逃げにくく、外気の影響を受けにくいということになり、
冷暖房費の抑制につながる、、、というワケなんですね。
Q値の注意点としては理論値で求める係数の為、施工の精度は関係ないということです。
■ C値とは?
C値は「隙間相当面積」と言い、施工の結果、建物にどれだけの隙間があるかを示す指標です。
理論値で算出するQ値と異なり実際の家で気密測定を行い測定するので施工の精度が問われます。
この気密測定を行わないHMも存在しますが、一条工務店は全棟で測定しています。
一条工務店の規定ではC値=0.7以下が必須らしいです。
■ 結局どうなの?
大ざっぱに言ってしまえば
Q値もC値も低ければ低いほど断熱性能が高い!
ってことです。
しかし、HMによってはそもそもQ値の算出すらしない会社もありました。
気密測定を行わないHMも多く、営業マンのいい加減なセールストークによって誤魔化されるケースも多かったです。
気密測定も気合いを入れて作ったモデルハウスでしか行わないHMや、
気密測定の時にだけ一時的に気密をとり測定するなど「ちょっとそれってどうなの!?」的はHMも少なくありません。
僕の祖母はヒートショック現象で体を悪くしているので、自分が建てる家は家中の温度差を少なくし
老後も安心して過ごせる家にしたいという思いが非常に強かったので、断熱性能についてはしつこいぐらい追求しました。
「なぜ」「どうして」断熱性能が高い家なのかを客観的に知ることができる「C値」と「Q値」。
これからHM選びをされる方はこの2つの数値に注目されることをお勧めします。
夏は逆に外気の暑い熱が室内に入りやすくなります。
それを防ぐには家の断熱性能を高くしなければなりません。
断熱性能は「Q値」と「C値」と呼ばれる数値で表すことができます。
■ Q値とは?
Q値は「熱損失係数」と言い、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量のことを指します。
このQ値が小さければ小さい程に熱が逃げにくいことを表しており、断熱性能が高いとされています。
マイホームを検討中の方なら一度はお聞きになったことがあると思う「次世代省エネ基準」という言葉。
これは日本の住宅の省エネルギー性を高めるために、断熱や気密、冷暖房に関する基準を定めたものを指しています。
(「住宅に係る建築主等および特定建築物の所有者の判断基準」と「設計、施行及び維持保全の指針」という2つから成っています)
つまり、この基準と自分の家を比較することにより、省エネ度を知る目安になています。
また、長期優良住宅法が定める長期優良住宅の認定を受ける際にこの次世代省エネ基準を満たしていることが
条件のひとつに挙げられています。
次世代省エネ基準で定めているQ値は地域ごとにⅠ地域~Ⅳ・Ⅴ地域に区別されています。
| Ⅰ地域 | Ⅱ地域 | Ⅲ地域 | Ⅳ・Ⅴ地域 | i-cube | |
|---|---|---|---|---|---|
| Q値 | 1.6 W/m²K | 1.9 W/m²K | 2.4 W/m²K | 2.7 W/m²K | 0.76 W/m²K |
Q値が低いと断熱性能が高く、快適な暮らしが可能になることが分かりました。
断熱性能が高いということは家の熱が逃げにくく、外気の影響を受けにくいということになり、
冷暖房費の抑制につながる、、、というワケなんですね。
Q値の注意点としては理論値で求める係数の為、施工の精度は関係ないということです。
■ C値とは?
C値は「隙間相当面積」と言い、施工の結果、建物にどれだけの隙間があるかを示す指標です。
理論値で算出するQ値と異なり実際の家で気密測定を行い測定するので施工の精度が問われます。
この気密測定を行わないHMも存在しますが、一条工務店は全棟で測定しています。
一条工務店の規定ではC値=0.7以下が必須らしいです。
■ 結局どうなの?
大ざっぱに言ってしまえば
ってことです。
しかし、HMによってはそもそもQ値の算出すらしない会社もありました。
気密測定を行わないHMも多く、営業マンのいい加減なセールストークによって誤魔化されるケースも多かったです。
気密測定も気合いを入れて作ったモデルハウスでしか行わないHMや、
気密測定の時にだけ一時的に気密をとり測定するなど「ちょっとそれってどうなの!?」的はHMも少なくありません。
僕の祖母はヒートショック現象で体を悪くしているので、自分が建てる家は家中の温度差を少なくし
老後も安心して過ごせる家にしたいという思いが非常に強かったので、断熱性能についてはしつこいぐらい追求しました。
「なぜ」「どうして」断熱性能が高い家なのかを客観的に知ることができる「C値」と「Q値」。
これからHM選びをされる方はこの2つの数値に注目されることをお勧めします。
「窓」という性能
家を建てようと決意した時に絶対に譲れなかった「結露しない家」。
そう思って窓のことを調べました。
窓、と言うと今まで当たり前だったのが冬期の結露と窓際のひんやり感。
暖房をガンガンにかけても止めたとたんに急に冷えてくるのには窓が大きく関係しています。
窓と言うとガラスそのものに注目が集まりやすいです。
僕がハウスメーカー巡りをしている時もガラスに関しては「複層ガラスを使用しています」とか
「○mmの厚みがあります!」とか話す営業が多かったです。
窓にはガラスとその周りのサッシから成り、家の中と外との熱の差による影響を最も受けやすい場所の一つです。
窓は断熱材で被われた壁面と違って換気など開け閉めを前提としているから、あえて空気が通るように作られているので
当たり前と言えば当たり前ですよね。
■ ガラス
私が選定したハウスメーカーの中では大きく分けて以下の4つのガラスがありました。
1→4と順番に性能が高くなります。
1.複層ガラス
2.複層Low-Eガラス
3.複層Low-Eガラス+アルゴンガス
4.3層Low-Eガラス+アルゴンガス
さすがに単層ガラスを採用しているメーカーはありませんでした。
Low-EガラスのLow-Eとは「Low Emissivity」の略で和訳すると「低放射」になります。
一般的なガラスに比べ赤外線を反射させ熱を通さない=断熱性能が高いとなります。
アルゴンガスとは無味、無臭、無色の希ガス元素の一種のことでの空気より約20%程度の
断熱性能が向上すると言われています。
このガスをガラスとガラスの間に充填することで窓の断熱性能を高めるワケです。
■ サッシ
次にサッシです。
これも私が知った限りでは以下の4点がありました。
こちらも1→4と順番に性能が高くなります。
1.アルミサッシ
2.アルミ樹脂複合サッシ
3.樹脂サッシ
4.木製サッシ
窓の結露はガラス面だけでなくサッシにも起きていますよね。
そうです、窓から逃げるエネルギーはガラスだけでなくサッシからも逃げているのです。
アルミ、樹脂、木。この中で一番熱を逃さないのは木です。その次が樹脂。
フライ返しやフライパンの取手に木や樹脂が多く使われているのは熱を伝えにくいからです。
一方アルミなど金属は熱を伝えやすく、金属を触るとひんやり感じるのは手の温度を奪っているからなんですね。
つまり最もエネルギーを逃がさないサッシは木製ということになりますが、
木製サッシを採用しているハウスメーカーはスエーデンハウスしかありませんでした。
かなり高額だったため勉強だけさせてもらいましたが、一条工務店と同様に住宅性能にまじめに取り組んでいるハウスメーカーです。
アルミ樹脂複合サッシというのは家の外側がアルミ製で内側が樹脂製で出来ているサッシです。
これは最近の住宅では多いです。ほとんどのハウスメーカーが採用していました。
これは断熱性能が樹脂サッシに比べ低いものの、外側が樹脂より耐久性の優れたアルミで出来ているため
長持ちするとのことです。
このアルミ樹脂複合サッシは結露の発生こそ抑えられるが、冬場に触るとひんやりし断熱性能は低かったです。
■ 一条工務店は?
一条工務店はLow-E複層ガラスにアルゴンガスを充填し、樹脂サッシを採用した窓になっています。
もともと断熱性能が高いLow-E複層ガラスに更にアルゴンガスを充填し断熱性能をより高め、
これまた断熱性能の高い樹脂サッシを採用し、(一条工務店曰く)通常のアルミサッシの約4倍の断熱性能があるとのことです。
また断熱性に加え、気密性も高いので音が非常に漏れにくいです。
空港のすぐそばの展示場に行きましたが、窓を開けるまで近くに空港があることに気が付きませんでいた!
もちろん飛行機は発着陸を繰り返していました。
樹脂製ということで変色、変形、ひび割れなどの経年劣化が心配だったのですが、
サッシに30年保証を付けてあるということで安心しました。
これら窓の性能に関しては住宅展示場でも体感できますので(体感設備が設置してあります)
お試しされることをお勧めします!
ちなみに地元のローコストメーカーでは標準で複層ガラス+アルミサッシだったのですが、
これをLow-E複層アルゴンガス充填ガラス+樹脂サッシにしてくれと言うとプラス120万と言われました・・・!
そのメーカーは対応してくれるだけマシでした。「そんな事できません!」と突っぱねるメーカーもいましたからね。。。
そう思って窓のことを調べました。
窓、と言うと今まで当たり前だったのが冬期の結露と窓際のひんやり感。
暖房をガンガンにかけても止めたとたんに急に冷えてくるのには窓が大きく関係しています。
窓と言うとガラスそのものに注目が集まりやすいです。
僕がハウスメーカー巡りをしている時もガラスに関しては「複層ガラスを使用しています」とか
「○mmの厚みがあります!」とか話す営業が多かったです。
窓にはガラスとその周りのサッシから成り、家の中と外との熱の差による影響を最も受けやすい場所の一つです。
窓は断熱材で被われた壁面と違って換気など開け閉めを前提としているから、あえて空気が通るように作られているので
当たり前と言えば当たり前ですよね。
■ ガラス
私が選定したハウスメーカーの中では大きく分けて以下の4つのガラスがありました。
1→4と順番に性能が高くなります。
1.複層ガラス
2.複層Low-Eガラス
3.複層Low-Eガラス+アルゴンガス
4.3層Low-Eガラス+アルゴンガス
さすがに単層ガラスを採用しているメーカーはありませんでした。
Low-EガラスのLow-Eとは「Low Emissivity」の略で和訳すると「低放射」になります。
一般的なガラスに比べ赤外線を反射させ熱を通さない=断熱性能が高いとなります。
アルゴンガスとは無味、無臭、無色の希ガス元素の一種のことでの空気より約20%程度の
断熱性能が向上すると言われています。
このガスをガラスとガラスの間に充填することで窓の断熱性能を高めるワケです。
■ サッシ
次にサッシです。
これも私が知った限りでは以下の4点がありました。
こちらも1→4と順番に性能が高くなります。
1.アルミサッシ
2.アルミ樹脂複合サッシ
3.樹脂サッシ
4.木製サッシ
窓の結露はガラス面だけでなくサッシにも起きていますよね。
そうです、窓から逃げるエネルギーはガラスだけでなくサッシからも逃げているのです。
アルミ、樹脂、木。この中で一番熱を逃さないのは木です。その次が樹脂。
フライ返しやフライパンの取手に木や樹脂が多く使われているのは熱を伝えにくいからです。
一方アルミなど金属は熱を伝えやすく、金属を触るとひんやり感じるのは手の温度を奪っているからなんですね。
つまり最もエネルギーを逃がさないサッシは木製ということになりますが、
木製サッシを採用しているハウスメーカーはスエーデンハウスしかありませんでした。
かなり高額だったため勉強だけさせてもらいましたが、一条工務店と同様に住宅性能にまじめに取り組んでいるハウスメーカーです。
アルミ樹脂複合サッシというのは家の外側がアルミ製で内側が樹脂製で出来ているサッシです。
これは最近の住宅では多いです。ほとんどのハウスメーカーが採用していました。
これは断熱性能が樹脂サッシに比べ低いものの、外側が樹脂より耐久性の優れたアルミで出来ているため
長持ちするとのことです。
このアルミ樹脂複合サッシは結露の発生こそ抑えられるが、冬場に触るとひんやりし断熱性能は低かったです。
■ 一条工務店は?
一条工務店はLow-E複層ガラスにアルゴンガスを充填し、樹脂サッシを採用した窓になっています。
もともと断熱性能が高いLow-E複層ガラスに更にアルゴンガスを充填し断熱性能をより高め、
これまた断熱性能の高い樹脂サッシを採用し、(一条工務店曰く)通常のアルミサッシの約4倍の断熱性能があるとのことです。
また断熱性に加え、気密性も高いので音が非常に漏れにくいです。
空港のすぐそばの展示場に行きましたが、窓を開けるまで近くに空港があることに気が付きませんでいた!
もちろん飛行機は発着陸を繰り返していました。
樹脂製ということで変色、変形、ひび割れなどの経年劣化が心配だったのですが、
サッシに30年保証を付けてあるということで安心しました。
これら窓の性能に関しては住宅展示場でも体感できますので(体感設備が設置してあります)
お試しされることをお勧めします!
ちなみに地元のローコストメーカーでは標準で複層ガラス+アルミサッシだったのですが、
これをLow-E複層アルゴンガス充填ガラス+樹脂サッシにしてくれと言うとプラス120万と言われました・・・!
そのメーカーは対応してくれるだけマシでした。「そんな事できません!」と突っぱねるメーカーもいましたからね。。。
僕が一条工務店に決めたワケ その2
ハウスメーカーを選ぶ際、優先順位を明確にしておくと
選定しやすかったです。
僕は「一生住める家」を第一に考えました。
自分が年老いても安心して住める家にしたいという強い思いがありました。
妻も同じ考えを持っていました。
こういった明確な目標があるとハウスメーカー選びはどんどん進むのでこれからハウスメーカーを
選定する方にはおすすめです。
快適に過ごせる家=高性能住宅という考えになり
自然と住宅性能にこだわった家を造っているメーカーを
中心に選定することになりました。
僕が選定したメーカーの中で性能と価格のバランスが良かったのが
一条工務店でした。
この「性能の良さ」は今後の記事で書きたいと思います。
選定しやすかったです。
僕は「一生住める家」を第一に考えました。
自分が年老いても安心して住める家にしたいという強い思いがありました。
妻も同じ考えを持っていました。
こういった明確な目標があるとハウスメーカー選びはどんどん進むのでこれからハウスメーカーを
選定する方にはおすすめです。
快適に過ごせる家=高性能住宅という考えになり
自然と住宅性能にこだわった家を造っているメーカーを
中心に選定することになりました。
僕が選定したメーカーの中で性能と価格のバランスが良かったのが
一条工務店でした。
この「性能の良さ」は今後の記事で書きたいと思います。
