日本に一時帰国したときに、
佐野洋子の本を異国に持ち帰ってきた。
佐野洋子を知ったのは10年くらい前。
きっかけは新聞の書評欄で
『覚えていない』というエッセイ本について
角田光代が書いた書評を読んで
なんとなく気になったから。
角田光代は読んだことがなかったけれど、
この書評はとても面白いと思った。
ネットにもありました
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011072701140.html
佐野洋子は死んでから、
雑誌などで定期的に特集されたり、
NHK教育テレビで「名言集」なんかが放送されたりして
「神格化」されてしまっていて、
私は「そーじゃないいんだよーーー(涙)!」と叫びたくなる。
何かにすがりたくて
理念だの理想だのを「絶対的に正しい」と信じて
頭だけ突っ走る。きれいごとをならべて現実をみないことにする。
そういうことがどんなにアホらしいことか。と
佐野洋子は言っていた。
腹が減ったら食べて、頭にきたらケンカして、
いい人もいれば悪い人もいて
現実をひっぱりだしてきて
悪あがきしたり、諦めてみたりして
皆どうにかこうにか生きているこの世界は
どんなに面白いところか。
それを「自分で」感じればいい、ということを
思い知らされるエッセイです。
読むと元気がでて、毎日精神安定剤のように読んでいる、
が、恥ずかしいから読んでいることをあんまり人に言いたくない。
(つってブログに書いている訳ですが)
それが私の佐野洋子!
「あー、なんか疲れたー。」
という方に是非おすすめです☆
