目的別でのレップスを見ていきましょう。

 

1.レップスについて

一般的に以下のように言われています。

筋力向上:1~3レップス

筋肥大:8~12レップス

筋持久力:15レップス以上

 

2.テンポについて

そこでテンポを考えてみます。

たとえばスクワットを1回を3秒かけて10回やった場合は、筋肉が稼働している時間は30秒となります。筋肉が緊張している時間もトレーニングでは考慮する必要があります。

基本的にテンポを速めることで、より筋肉の働きは強くなります。(筋力UP)

 

それでは、筋肥大を考えた場合は、どうでしょうか?

ある研究結果では、ゆっくりやった場合でも爆発的に行った場合でも差は生じないという研究結果が出ています。

 

3.筋肉の形状で考える

筋肉は大きく2種類の形状に分けられます。

 

<紡錘状筋>

紡錘状筋(ぼうすいじょうきん)は、筋繊維が長軸方向に対して平行に並んでいて、短縮するスピードが速くなっています。

紡錘状筋:上腕二頭筋、etc...

 

<羽状筋>

羽状筋(うじょうきん)は筋肉が長軸方向に対して斜めに並んでいて、より多くの筋繊維を配置できます。その為、より強い筋力を発揮できます。

羽状筋:上腕三頭筋、ヒラメ筋、etc...

 

上記より、上腕三頭筋は羽状筋の為、高重量で鍛えた方が効果的だと言えます。

また、ヒラメ筋も同じく高重量でのトレーニングをお勧めします。