所用にて、まだ現存する実家(大阪)へ、3泊4日の帰郷。
・親族
・幼馴染みの旧友達
・お世話になった恩師方々
・最初に起業した仲間達
場合によっては「もう二度と会えないかも」などと言う気持ちを持ちつつ沢山の人達と再会のお時間を頂いた。
自分自身は「尿路上皮内癌」の治療中でBCG注入の副作用で一時経過観察中である事。
当初想定していた苦痛とは全く違った「頻尿」という生理現象が耐える力ではどうにもできない事。
それらの現状を秘匿する事もなく、聞かれる事は全て公開している上での面談の機会。
「元気過ぎて、安心した」という反応が殆ど。
「宿」移動開始する前は必ず坐薬で、頻尿を抑え、歩く距離、経路上のトイレポイントは昔の記憶で決めてからの動線にある。そりゃグダグダの状態で来られたら、お相手の方が迷惑、万全の状態を数時間は維持できるようにはしてますから・・・
同級生の中には、「私も類似の病にあって、誰にも言えなかった、一人で抱えて辛かった」という逆に話を聞く側になったり、還暦にもなればそれなりに誰でも、どこかに体に不具合がある事を再認識した。恩師の方の一人は「38歳の時、膀胱全摘してるから少し先の話になるが、QOLの変化を伝えるよ」との事で、自分自身が今後辿るであろう「経路」について詳しく話を聞けた事は、とても大切な時間となった。「70歳になっても、こうして話もできる、多少は不便にはなるけど、十二分に楽しく暮らせる」と。
最悪のケースを想定しての「ご挨拶」のつもりだったが、どうも当分問題なく生きていけるような気になってしまった。
帰り前日は、今からは想像もできない起業当時の超ブラックな仕事の日々中よく使った「カプセルホテル+サウナ」で整えて無事帰還。
弱気だった訳では無いと思っていたが、どうも精神的には落ちていたのかもしれない。
帰郷する前に比べ、確実に強化された、感謝の極み。
I’ll be Back... 👍