2023/10/07 以前発足した『電柱の会』。第一回目は、予定通り「伊豆下田」にて干物を堪能する会。
そこそこの距離があり、3連休前という状況を鑑み、家を深夜03:30に出た。
真夜中の高速道路は、極めて順調に進みほぼ中間地点「足柄SA」に5:00に到着。
伊豆急下田駅に12:40集合にはちと早過ぎた。朝食と飲み物を買い足し、目的地を1時間以内にロックオンできる「道の駅天城越え」を目指して移動後、店舗が開く時間まで仮眠をとる事にした(7:40)。
陽光も強くなり十分に回復、下田まへ向かう。ここは一度来たことがあるが、天城トンネルを抜けた先にあるループ昇降路が中々に目の回る印象的なポイントを通過し無事、参加者全員が合流。
第一目標の「干物屋さん」は、店頭にある干物を選び炭火で焼いてくれる、1日5組のみしか受け入れないらしい。
食事をするというより本来は、試食・実食の為のサービスらしく、飲み物やご飯の類は自分で持ち込むスタイルである。
中々に高額ではあるが、東京の居酒屋で魚の焼き物をオーダーしたと思えば、妥当。スーパーの売り場と同じ感覚は排除すべし。
紹介者の話で聞いてはいたが、一品一品が想像以上に美味。
今回は、黒むつ、イカ、メヒカリの丸と開き、サバ。
下田近辺には、干物屋はたくさんあるが、これはもう「芸術品」の世界ではないか・・・
店主の方も各種の干物の特徴やオススメポイントなど、気さくに話してくれる。
「土産物に買って帰るのなら帰宅日にもう一度寄ってもらった方が良い」との事。
(発泡スチロールBOXと保冷剤に入れても車で1.5日に寝かすのは避けた方がいい)
店を後にし、近くの「外浦海岸」で若干の休憩をとる。
当日は好天で、人も疎で海も静かでかなり透明度も高い。小魚の群れが偶に水面から飛び足して来る。
風と波の音を堪能した後は、夕飯からの飲み明かし会であった。なんだかんだで眠ったのは、3:00頃かなぁ。
翌日は、曇天。(予報では雨)
ロープウェイで寝姿山へ上り「黒船」開港下田港を眺める。
もう少し天気が良ければ伊豆諸島もよく見えたのかもしれない・・・
前日の予約通り、昼食後に土産用の「干物」買いに、店に立ち寄る。
メヒカリ・八角・サバ・太刀魚。伊豆の定番「キンメ」が無かったのが心残り。
帰りは、かなりの渋滞に巻き込まれ13:00に下田を出てから帰宅したのは、20:00 と往路の快適さと真逆。
次の「電柱」を何に据えるか、小さな「ゆるい」会。
ぼんやりできるまったりした時間もあり、本当に貴重な経験になりました。
BCG治療のご褒美というのが、以前の自分的だったと思う。
価値観が逆転し「元気なウチに可能な事はやっておく」への変化でもある。
#電柱の会