回復・巡航状態に落ち着き、対膀胱癌(尿路上皮内癌)へのBCG注入治療の傾向が判ってきた。
備忘録として2ndでの体への影響をまとめてみる。
初回〜6回(週間)の治療は、ヘルペス併発中でもあり多少波があったが、本クールから比べれた軽度であった。
翻り、2nd(前半戦3回)は、かなりキツイ副作用(副反応)が出た。
当初「前と同じで3回なら全然楽勝、挫折して中断なんて有り得ん」とタカを括っていたが、回避される方が出るのも良くわかる。
甘く見ていたお調子者であった事、素直に反省。
<時系列に経過報告>
1回目:発熱=37℃程度、血尿(G1)・頻尿=ダラダラ3日程続くが、12時間後には平常に復帰。
2回目:発熱=注入後約12時間38.9℃(最高値)解熱まで+12時間、血尿(G3)・頻尿症状は解熱開始時点で解消、解熱と同時に回復。
3回目:発熱=注入後約6時間40.1℃(最高値)解熱まで+24時間、血尿(G3)は最高熱時点で終了、高熱状態にある段階で、尿白濁の時間がとても長い解熱後も続き「腎結核様症状」可能性もあったが現時点(2日後)には、ほぼ濁りは無くなった。
・・・2日経過して机は、帰宅直後のまま書類の整理もできてなかった
総じて「発生までの時間が短くなる」「症状の長期化」「発熱の増加」の傾向がある。
ネット情報にある「目」への症状は出なかった。もしかすると「コロナによる手洗い消毒の習慣」があったから発症しなかっただけかもしれない。目を擦った時にイムノブラダーが少しでも入れば、かなり危険な事は想像に難く無い。(血液に乗る可能性も否定はしない)
また、抗生物質(抗菌剤)自分の場合は、レボフロキサシン500mgの必要性は、2+3回目の症状の比較からみて低いと感じた。2回目の段階では「服用遅れが高熱の原因」と仮定し、3回目は早めた訳だが、その効果はほぼ無し。発熱と白濁尿(白血球の残骸)の継続から結論。発熱の上限も粗同じの40℃は出る。
この後、約3ヶ月後に想定される後半戦は、2ndが1/3回目と同じで始まるか今回を継承するかは実施してみないとわからないが、多分受け続ける決断をすると思う。現時点で発生部位が特定できない状態から少なくとも「膀胱」を対象外から外せるなら、今後の検査を尿路上位に絞れる点で、重要なスクリーニングになると理屈である。
以後についての担当医の話では、5/15 今回の注入前細胞診結果の説明+生検採取手術前検査、6月にCT検査、7月TUR-Bだったが、それでは後半戦の開始が、また3ヶ月以上伸びる。従って生検採取自体も却下と判断する可能性が高い。入院枠が確保できなくなる可能性は、十分にあるが治療ポイントを明確にしてからでも良いと考える。治療の主役は、あくまでも自分である。医療関係者の視点からは、わがままな患者だと思われるだろうが、ここでブレたら後悔する事になるだろう。
身体は大きな「システム」だと見ている、システム障害が発生した時の対応で最も重要なポイントは「早期復旧」ではない。「原因究明」が最も大切であり、再発防止の要となる。
一番嫌いなんだんぁ「原因はわかりませんが、色々弄ってたら復旧しました」ってのが・・・何も学びがない。経験値が上がらない結果は、極めて大きな損失である。