BCG注入治療の副作用は、ゆっくり現れるとの記載が多い。
1日経過後の状況は「全く正常」といっていい。
多少「副作用的な事が出てもいいんじゃね」と思うが、至って日常的生活を送れる。
「療法指導書」に血流の増加は避ける為、激しい運動と飲酒は「治療期間中」禁止との記載がある。
個人的にこの「治療期間中」の定義が何か非常になっていたので相談窓口で聞いてみた。
(一人で治療に行ったから)
「うーん基本的には再検査終了後、経過観察で1年位してからで、約2年位ですねぇ」・・・
絶句、「なるほど定義は理解しました」とは返答したが、内心は『無理っしょ』。
そもそも再発率が5割で5年生存率8割なら、2年位で再発する確率は極めて高い。
それまで待てでは、残りの人生の楽しみが極端に減る。医療的なQOLとは別の意味で自分にとってのQOLが極めてさがる。
なので「定義は理解した」としか答えられない、履行する自信はない。
もし20代なら従ったかもしれないが、還暦前の爺さんもどきには、そこに時間を裂く程の残り時間より優先する時間の使い方がある。
しかし過度に反応する家の食卓からは、全ての刺激物らしきものが消えた。
唐辛子、七味、胡蝶、コーヒー・・・BCGの期間だけ我慢すれば解禁されると期待している。
本日の状況:体温 36.6℃、体調不良無し