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顔タイプ診断１級アドバイザー佐藤和佳子です。
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先日こんな感じのファッションの方を見かけました。
おしゃれなんですが、なにか違和感が…
違和感の理由は、ハズシアイテムのカゴ。
ほかがあまりにもキレイ目でシャープすぎて、可愛らしいカゴだけが浮いてしまっています。
雑誌でよく「ハズす」という言葉を見かけますが、結構むずかしいですよね！
ハズシとはただ違うテイストを合わせるのではないんです。
どこかを合わせるのが大事なんです！
ハズしとは、テイストをまったく違う正反対のものをあわせるのではなく、テイストに違いはあるけれど、どこか共通するものを合わせるのがコツです。
たとえば、イタリアのおしゃれな男性が、スーツにスニーカーを合わせているのがありますね。
あれは、レザーなど高級素材を使用したシンプルでキレイ目のスニーカーだから成り立つんです。
本当にラフなスニーカーを合わせるのではないところがミソです。
スニーカー自体はスポーティでカジュアルなテイストですが、ちゃんと素材やフォルムはキレイ目でスーツと共通点があるんですね。
最初に出てきたコーディネートの場合、靴をバレエシューズに変えてみるとどうでしょうか。
元のコーディネートではエナメルのハイヒールでしたが、それだと素材も形もキレイ目すぎて、カゴと共通点が全くありません。
カゴのテイストに寄せて、フラットなバレエシューズにするともう少し共通する可愛いイメージがあるのでカゴだけ浮きませんね。
このバレエシューズは形がややスクエアトゥで表革で細身のキレイ目テイストなので、コートやパンツのキレイ目なテイストと合わせても違和感ありません。
こんなふうに、テイストをハズしても、素材やディテールなど何かを合わせると浮かずに感じのよいコーディネートになります。
昨日の画像のコーディネート、ハズシアイテムは、
そう、赤のバレエシューズです。
サングラスもブラックの四角いバッグも大人っぽいイメージですよね。
その中でバレエシューズだけ可愛いイメージ。
可愛いテイストですが、このバレエシューズのディテールはシンプル。
そして素材はエナメル。光沢があるキレイ目のものを使っています。
「大人っぽい」と「可愛い」
テイストは逆ですが、バッグやサングラスと同じようにシンプルなデザインにキレイ目の素材感ですよね。
ちゃんと共通点があるものを合わせています。
雑誌に出てくるコーディネートも、ハズシているように見せて、実はどこか合わせています。
素材だったりディテールだったり。
どこをハズシてどこを合わせているのか見てみるのも面白いですよ～
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