こんにちは、ナオミです。
いよいよ今回の旅の一番の目的となっていた
アンテロープへ参りましょう。
ここの事は3年前に
何かのきっかけで写真を見て以来
「この目で見たい！」と強く惹きつけられた場所です。
昨日お話ししたように
今回はアッパーでもローワーでもなく
キャニオンXと言う新し目の穴場のツアーへ参加しました。
どっちがどっちか忘れたけど
アッパーとローワーはそれぞれ
▲型あるいは▼型に渓谷がえぐれていて
それぞれに光の入り方によって
中の様子も違うそうです。
今回私たちが参加したのは
ハイキング&フォトツアー
通常のツアーは持ち物を持って行っちゃいけないそうですが
このツアーに限ってはバッグ一つと三脚OKとの事でした。
その他のツアーは1時間程度のパッと見るツアーのようです。
この為にハワイ島から遠路遥々行くので
3時間のフォトツアーを迷いなくポチりましたの。
でもフォトツアーと言っても
私たちは携帯のカメラで撮るつもりで
三脚も必要ないし高級カメラも持ってなく・・
同行のもう1組のカップルが
ナショナルジオグラフィック系の人だったら
ちょっと恥ずかしいな〜
とか内心思っていたら、
彼らもiPhoneでした
このキャニオンXは、
北と南の渓谷二つがあって
北は▲、南は▼型になっているので
一粒で2度美味しいじゃ無いけど
（昭和の人しか知らんよね）
キャニオンX一つで両方の景色が楽しめるそうです。
それで、"X" の名前がついた由来がこちらです。
上を見上げると、ちょうどXの形に空が見えました。
渓谷に入った瞬間からカメラを撮る手が止まらない止まらない笑。
こんな細い道を通って行きます。
ああ、童心に返ったように冒険気分が高まります。
これってなんだか男女の横顔に見えませんか？
どこを撮っても絵になるなぁ・・
アンテロープ、来て良かった！
この私たちが歩いている通路は
かつて鉄砲水など、
水が流れて出来た隙間です。
この渓谷は砂岩の侵食によって
何百万年もかけて形成されたものだそうです。
ちょうど私の後ろに亀裂が入っていますが、
これは地震によって出来たそうです。
北の見学が終わったら次は南の渓谷へ。
歩いて割とすぐでした。
だけどね、暑い！！！！
本当に焼けるような暑さでしたが、
湿気が無いので日本の暑さとはまた違った感じでカラッとしていました。
コナもお昼は大体こんな感じです。
これは女性の髪がなびいている形の場所。
わかりますか？
ティモテ〜（違う）
ガイドさんが、縦パノラマで撮ってくれました。
脚の出し方笑笑
外は灼熱でしたが、
中はひんやりしてとてもすごしやすかったですよ。
キャニオンXの特徴はもう一つ、
渓谷が深い、と言う事だそうです。
アッパーもローワーも行った事がないので、比較できませんが。
確かに、そびえ立つ渓谷！と言う感じですね。
この砂の層からも相当な歴史を読みとる事が出来ます。
外に出て、ガイドのティアラさんが説明をしてくれました。
砂の吹き溜りが出来て小山が出来る。
雨が降って地固まる。
また砂が溜まって行く。
風が吹いて浸食して行く。
これをとてつもなく長い年月をかけて繰り返す。
（砂岩の層が出来て行く）
地震などにより亀裂が入ったところに雨や水が流れる。
アンテロープの出来上がり。
見たいな。
ざっくりとこんな感じですが、
もちろんローマと同じで1日にして成らず、
いや、ローマ以上の年月です。
途中でガイドのティアラさんに色々質問しました。
ネイティブアメリカンって漆黒の長髪の人が多いけど、
髪染めちゃいけないって決まりがあるの？って聞いたら
染めちゃいけない事はないけど
大体の人は自分の毛の色を好んでいるし、
長くするのが好みだとか。
後面白かったのが
女の子は初潮を迎えたら
4日間、周りの大人の言うことを聞かなきゃならないそうです。
伝統的な儀式のよう。
この4日間は愚痴を言っちゃいけないんだとか。
大人のレディになる為に色々お勉強する4日間だそうです。
日本で言う花嫁修行見たいな物だろうか？
伝統的な衣装を着て、
伝統的な食べ物を食べて、見たいな。
色々聞いたけど忘れてしまいましたが
こう言う事を受け継いでいるって素晴らしいなと思いました。
外に出て歩いていると、
こんな穴がたくさん開いている事に気がつきました。
ティアラさんに聞いたら
なんとこれ、ネズミが開けた穴らしいです。
「と言う事はこの中にネズミが住んでるの？」
って聞いたらYES！だそうです。
3時間のツアーと言う事でしたが
私達はガチ目のカメラマンじゃないので
2時間強で終わりました。
こだわりが強いプロ感覚の参加者がいると
3時間みっちりやるんだそうです。
私らはこのようなお気楽トラベラーなので早く終わりました。
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ティアラさんにウケてたら嬉しい