こんにちは、ビヨンセです。
タイトルの通り、遂に出発の日が来てしまいました!
 
実はまだ実感がありません。
空港でメイクが崩れ落ちるほど泣くと思ったので
バッグにメイク道具も忍ばせておいたのに
全然必要ありませんでした。
 
いや、全然泣かなかったわけじゃないのですが
なんか本当に賑やかだったので
感慨に耽る余裕が無かったのかもです。
 
友達が4人、見送りに来てくれました。
本当にSweetな子達です。
抱き合って泣いていました。
 
ここに来るまで、大変な道のりでした!!
ワカチコが選ばれてから4ヶ月半、地獄の苦しみ(笑)でしたよマジで。
パスポートの更新や書類のサインなど
全て両親のサインが無いといけなかったのです。
 
ワカチコのお父さんは、本当に残念なくらい人生を諦めてしまった人で
彼の両親でさえ行方が分からず、
何年も話していない状況だったので
私も居所を掴める自信がありませんでした。
(ノースキャロライナに居る事しか知りませんでした)
でもさすが今の世の中、誰かがSocial Media Networkで繋がっていて
そこから何とか居場所を掴みました。
 
彼自身は、今の時代では考えられませんが
携帯無し、パソコン無し、メアド無しの無い無い尽くしだったので
彼を知ってるらしき人にダメ元でメッセージを送って
彼と話してもらったり、書類にサインしてもらったり
本当に沢山の人達に助けてもらいました。
途中、頼みの綱の重要な人が
彼があまりにも連絡が取れなさすぎで
プレッシャーが大きすぎるので
これ以上助ける事が出来ないと言われた日は
目の前が真っ暗になりました!!!
 
そして何とか別の人を見つけて、
学生ビザの申請に至っては
別の人を探し出し、必要書類をその人にメールで送って
印刷してもらって、公証人の元、署名をさせて
その書類をNYに送ってもらうよう伝えました。
 
その人はすぐにナイアのお父さんを連れて
公証人の所に行き、
他の書類にもサインさせてくれました。
そして「送ったよ」の証拠に郵便局のレシートの写真を送ってくれました。
良かった・・・。これで大丈夫だ・・・・。
 
 
と、ホッとしたのもつかの間
 
 
よく見たら、送るべき所の郵便番号と違う!!!!
急いでその人に電話したけど出ない。
メッセージを残そうとしたらメールボックスが一杯で入れられない!!
Missed callが分かるはずなのに
折り返しの電話も無い!!
 
お父さんがお世話になってると言うおうちの電話に電話したら
電話料金を払ってなかったのか
電話が止められてました!!!!
 
もう本当に泣きました。
何度泣いたか分からないけど、
この時が一番泣きましたね。。。
 
 
日を改めてその友達と言う人に電話したらやっと出てくれて
事の成り行きを話して、
もう一度同じように公証人の所に行って
今度はちゃんと事務局に送ってくれと懇願しました。
実は、前回の書類は事もあろうにマレーシアの領事館に直接送りやがったのです!
(悪態失礼)
 
つか、メール最初に読んどけよ!!!
どこのボケが添付印刷だけして
適当に目に入った住所に送るんじゃこの鼻垂れがあああっ!!!!
(悪態失礼)
 
とブチ切たい衝動をめちゃめちゃ抑えて
冷静にその人に伝えましたが・・・・・・。
 
最終的に、何もしてくれませんでした。
 
この時点で、ワカチコの出発まで1週間切ってたんです。
NYにあるAFSの事務局に電話して
事の成り行きを全て伝えました。
It's out of my hands....
 
でも、この広いアメリカです。
私達のケースは珍しくないのです。
ちゃんと別のプランを用意してくれました。
両親のどっちかが無責任でも大丈夫なヤツ・・・。
 
でもその書類も、懇願書を書いたり
フォームを記入して、また公証人の所に行かねばならなかったりとありました。
時差の関係の為、猶予は5時間のみ・・・・・。
 
もう死に物狂いで書類を揃えました!!!
 
そして、目出度く出発の3日前に学生ビザを取得しました・・・。
毎日が綱渡りより細い、糸の上を歩いているようでした。
もう、そんなこんなでずっと生きた心地がせず
本当に行けるのだろうか・・・・
と言う不安とずっと戦って来たので
行ける、とほぼわかった月曜日の夜
今までの緊張が一気に解れて、強烈な偏頭痛が襲って来ました!!
三日間くらい痛かったですが
木曜日にようやく治まりました。
 
顔で笑って、心では大泣きしたり
不安で押しつぶされそうになったりしてましたが
何とか無事にこの日を迎える事が出来たので
別れを悲しむ余裕が無かった、と言った方がしっくり来ます。
 
とにかく、良かった!!
ワカチコは今NYに向かっています。
明日の早朝7時に着いて、
本格的な出発は23日です。
何と、NYから羽田に行き、それからクアラルンプールです。
どんだけブーメラン飛行なんや・・・・・。
 
寂しいけど、帰ってくる日が近づいてるのも事実 笑
この一年は私自身の為の一年にしようと思います。
悲しみや心配する事を選ばず、
彼女や彼女の人生に対する信頼、
そして自分の楽しみに敢えてフォーカスしてこの一年を過ごしたいと思います。