クリスマスまであと1週間となりましたが、アメリカのホリデーショッピングと消費動向は、全体としては堅調ですが、消費者一人ひとりの行動を見ると慎重さも目立っています。全米小売業協会(NRF)によると、ホリデー期間の小売売上は初めて1兆ドルを超える見込みで、前年比 約3.7〜4.2%増と予測されています。

11月の小売売上は前年同月比で 約4.5%増となり、全体としては予想通りのペースで推移しています。 消費者の行動としては、オンライン消費は特に好調で、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけてのオンライン売上は 約7%以上増加しました。

消費者の間では、物価上昇による家計の圧迫感が強く、「今後の経済に不安を感じる」、「ギフト予算を減らした」という声も多く聞かれております。
また、「後払い決済」の利用が増え、家計に余裕がない層の存在も指摘されています。

さらに高価な贅沢品よりも、実用的なギフト(靴下、コーヒー、日用品など)や割安な店舗が好まれているようです。

一方で弱い分野も存在しており、ビデオゲーム機など、一部の裁量消費分野では売上が落ち込んでいます。ホリデー前の月(10月)には、小売売上が伸び悩むなど、消費のばらつきも見られました。