10歳夏キャンプの苦い思い出。 | 南国ハワイで頑張る母の日常 ~ えい、えいっ、オー!

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ハワイ親子留学サイトの編集長さんに励まされブログ始めました。
「憧れのハワイでの子育てについて…」ですが、
子育てに、家事に、仕事に、駈けずり回って1日はあっという間。
それでも、ため息をついた時に見上げた青空に、山々にかかる虹に励まされ頑張っています。

春休みも終わると、

もう夏休みの計画である。。

 

1年の4分の一をごっそり休みって、

考えてみると、

週末、春休み、冬休み

など入れると、半年しか登校してないな・・・。

 

 

昨夏ラニはYMCAのノースショアの敷地で

お泊りキャンプに行ってきた。

*その時の記事はコチラ★


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それはそれは大自然に囲まれた

素晴らしいところで本人も着いた瞬間から

大興奮だった。

 

1週間後、お迎えに行ってみると

丁度いろいろな「表彰式」をしており、

 

なんと、チームワーク賞や、頑張った賞、

皆の役に立った賞などなど、

ラニが総ナメにしてどの賞の発表でも

前に呼ばれている最中だった。

 

 

あら~、偉い子だったのね~!

 

 

帰り道に話を聞いてみると、

相当大変だったらしい。。。

 

何がって、

日本からきた日本人の子供達の世話。

 

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そう、参加したのが丁度日本の学校が夏休みに入るキャンプの最終週で日本から来た子供達が多く参加している週だった。

 

たまたま、日本人の女の子達はラニと同じ年の子供達が3人。という理由で、バンガローが同室(16人部屋!)になった。その中の一人が初日からひどくホームシックになり、夜ごと泣くのだという。えーん


各部屋には大学生くらいの年の訓練を受けたキャンプリーダーが宿泊しているのだが、この日本人の女の子が一っことも英語で意思表示をしないため、キャンプリーダーも同室の子供達もこの子が泣き始めるとラニを呼ぶ。みんなで楽しくキャンプファイヤーを囲んでいるときもいきなり呼ばれる。しかもそれが、一応「具合が悪いのか」ということを確かめなくてはならないらしく、シクシクいきなり泣き始めると夜中でも起こされたらしい。

 

確かに10歳にはキツイ任務だなぁ。

 

マ「それで、その子は何ていうの?お母さんに会いたいって?」

 

 

すてぃっち?「違うの、お母さんは車を運転できないからワイキキに泊まってて、ここまではエージェントが連れてきたんだけど、エージェントが一応違うバンガローに泊まってるらしくってその人に会いたいって。」

 

とっとと、その人のとこに連れてったれ!

 

すてぃっち?「それが、エージェントの人には夜の間には会えないっていう約束らしくって・・・。」

 

じゃ、エージェントが受け取ってる料金

うちの子にちょっと分けてやってくれ!

 

すてぃっち?「大変なのは、その子がなんか落ち着くとさっさと寝ちゃうんだけど、ラニがまた眠れる前にイビキとかかき始めるとイラッとしたよ。ムキー

 

あ~、イビキをかくものとしては

心苦しいストーリーなんですが、

その「イラッ」って使い方、

正解です。ひらめき電球

 

 

そしてさらに、その子が昼間になると、

別人の様に気が強く横暴に振る舞うらしく、ジャイアン

 

 

すてぃっち?「なんかもう英語を練習しに来たのはどうでもいいみたいで、凄く威張った感じでラニにあれ言え、これ言えって。段々やになってきたよ。一回なんてラニが他の子供達とボードゲームしてたら「ラニ、さっきのところに水筒置いて来ちゃったから取ってきて」って言うの、「それは自分でやって。」ってラニが言ったら、「じゃリーダーに置いて来ちゃったこと言ってよ!!」ってすごく威張っていうの。だから「今ゲームしてるから後で言ってあげるね。」って言ったら、「早く言わないと誰か他の人に水筒取られちゃったらどうするの!?」 って怒るんだよ!「じゃ早く”アイ レフト マイ ウォーターボトル”って自分で言ってきな!」って言っといた。ラニのことお世話係みたいにするんだよ。それでも、ちゃんとマナーよく頼んでくれたら嫌じゃないし、仲良くもなれるけど、あぁいうのはムリ。きっぱり

 

うわっ!

すごいな、そいつ。。。うざい

 

マミーもそういう子ムリ。NG

 

 

親子留学とか、

夏休みはサマーキャンプとかに参加する場合、

 

英語を学ばせたいのか、

自分はワイキキでのんびりしたいのか、

子供が自分で行きたいって言いだしたのか、

かわいい子には旅をさせよなのか、

 

理由は何でもいいと思う。

 

でも、アメリカでそう言った経験をさせる時は、必ず自分の子供を親が責任もって社会的に他人にマナーがあるように、リスペクトできるように準備してから参加させる必要がある。

 

そりゃ~、子供だから思ったより英語が話せないとか、思いがけずホームシックになる事もあるし、失くしもの、忘れ物なんかしてこんがらがった事態になって言葉が不自由で困ることだってある。うちのラニなんて放っぽりだしクイーンだし。てへ

 

 

ただ、どんな場合にも子供であっても共同生活に参加するなら、挨拶から始まるマナー(礼儀)、共同生活に必要なリスペクト(相手を大切にする)、そして出来れば自分の出来る場面では自分の力を提供するヘルプフル(他の人の役に立つ)という事が大切だと思う。

 

年齢が参加資格に達していても、社会の一員としての心構えって子供によっても違うもの。我が家の場合はコボちゃんの方がヤバそう。。。学校ではネコかぶってイイ子にしてくるタチなんだけどネコ、お泊りキャンプとなると化けの皮ハゲそうだもんなぁ~shokopon

 

結局、興味本位で

マ「その子いたの?あの最後のミーティングに。」

 

と聞くと、

 

すてぃっち?「ううん、エージェントがお母さんをワイキキから連れてきて最後のミーティングの前に帰ったよ。その子も、エージェントも、お母さんも「またね」も、「ありがとう」も言わないで!失礼だよね。」

 

だろうな。。。

それ言えるくらいなら、

こうなってなさそうだもん。

 

エージェントはお金を貰い、

お母さんは1週間の自由時間を貰い、

ラニは賞を総ナメにして名誉を貰った。

 

去年のその時は気をよくして「大きくなったら通訳して人の役に立ちたい!」って言ってたけど、よくよく思い出してみたら大変だったんだろうな。。。今年は「日本の子供が夏休みになる前に行きたい。」って。

 

それでも、表彰された時にもらった記念のブレスレットは今でも付けてるラニの宝物。好Wハート

 

夏はもうすぐだぜ~!かき氷夏

とっとと準備せねば~。

(間近、マジか~・・・。蚊