今日こそドゥオーモ探訪のピナコラです。
ホントに誰でも考えることですが
どーやって建てたんでせうね?
石だから積み上げれば大丈夫なんかな?
そんな単純なことではないと思うけれど。
だって、ここの彫刻の柱だって
どうやってつけたの?
柱1本で1年ぐらいかかりそうだ。
検索したら1386年に最初の石が置かれた
とある(Wikipedia)
聖堂内の十字の真ん中に
プレートがあったみたいだけれど
見逃してしまった。
ビスコンティ家が始めたとあったが
あのルキノ・ビスコンティー監督の
(ベニスに死す、ルードヴィッヒ)
家系なんでせうか?
それから1480年代まで放置されていた。
レオナルドダビンチが12本の柱で
重積を分散させる設計をした。
そうして最終的にはミラノを征服した
ナポレオンがフランス資本で完成させた。
サグラダファミリアは設計から150年近く?
ここはさらに長い年月を経ているのですね。
作り始めてから
500年ぐらいかかっているのだから
終わる頃には(というか途中から)
できている部分も既に年月を経ているので
修復をしながら作り続けなくてはならない。
故にいつでもどこかが修復中。
彫像にも出来不出来があるのかしらんね。
うちの守護神はちょっと出来が悪いとかw
まあしかしこれだけ長い間修復していれば
技術は途切れず継承されて行きますね。
一つ1€。
微々たる金額ではあるけれどあたしの寄進が
ここの修繕費用の足しになるのであればと
一つの火を灯す
火事になりませんように。
ちなみにマスクしてマスク
ぜんぜんコロナ対策なんかではなくて
だいたい聖堂の地下には聖人のありがたい
お墓があって何百年にも渡って
ご遺体が格納されているじゃないですか。
そういうところには得体の知れない
カビのようなものが発生していると思う。
そうして教会の蝋燭の煤や埃
そういうので気管支炎になるのを防ぐため。
以前イタリア旅行中に
酷い咳が止まらなくなって、帰国してからも
治るのに1カ月ぐらいかかったのだ。
故にお寺に入る時にはマスク。
咳止め薬も必帯。
見た目とは違ってピナたん実は
身体弱いんです
これは懺悔のお部屋でせうか。
今でも使われているのかしらんね。
一通り聖堂の中を拝観したら
いったん外に出て
テラスに上る。
階段コースとエレベーターコースがある。
階段で登る方が少し料金が安い。
もちろんエレベーター選択w
(下りは階段のみなので残念ながら歩行に
難のある方は難しいと思われる。
屋根の足場も悪いしね)
もうねえホントどうやって作ったの?
塔の1本1本から聖人の彫像が眼下を
見下ろしている。乗せるのも大変だけれど
どうやって修復するのでせう?
怖いなんかの映画みたい。
どうしてもここに立った自分を想像してしまう。
こういうレリーフも一つずつ見てまわりたい。
尖塔の中心は黄金の聖母マリア像。
修復中。
しかしここまで足場をあげるだけでも
たいへんな作業。おトイレとかは
どーするんですかねー。。。
(すごく心配)
ここで二人で写真撮ろうと思いながら
流れで降りてしまった。
この旅行中ツーショットが一枚もなかった。
老夫婦になるとそんなもん
ドゥオーモは外観だけでいいんじゃね?
と思っていたけれど、屋根にも登れて
予想外に良かった。
下に降りたら
聖堂の中でパイプオルガンが鳴っていて
その響も聞くことができて幸運だった。