今日は、品川でHOMES不動産投資セミナーがあった。

勘違いして、2月のように様々な関係業者等がブースを出し、いろいろ情報を集められるものだと思っていた。今回は、単にセミナー2本。

 1本目は、「本当に儲かる投資とは何か」というテーマで、サラリーマン投資家の講演。

 個人的には、1棟買いでフルローンが組めるか?ということが気になったが、その話はほとんど出なかった。一方一棟買いの場合は、中堅都市で、ドーナツ化が起こったりしないといった具合に、供給が増えづらい場所、そして特需に依存しない場所だそうだ。

 例えば亀山などは、今悲惨な状況になっているそうだし、浜松市もドーナツ化が進み、賃料の値下がりが激しいというように。

 ワンルームなどと異なり、一棟買いは、土地の部分が断然大きいので、融資が受けやすいと考えた。これは、正しそうだ。ただ融資が大きい分、リスクも大きくなるので、本当に手元資金がある人でないとむりなようだ。

 後半は、日本財託のセミナー。ただ今回は、同社の主催でないので、社長が出てこなくて、営業社員2名が講師を務めた。日本財託のセミナーは何度か言っているので話の内容は、そのセミナーと同じだが、社長が話している部分の要旨だけをまとめて説明していたので、初めて聞く人にはわかりづらかったかもしれない。(ここの話はHOMESのセミナーより、日本財託のセミナーで聞く方が100倍いい)

 このセミナーに来て思ったのだが、近々消費税が8%になり更に10%になる。そうなると、消費税の値上げ前の駆け込み需要によって、売買価格が上がる、また引き上げ後は、当然建物部分に消費税がかかるので、さらなる負担増が予想される。しかも投資用不動産はマイホームと異なり税制の優遇はないだろうから。

 そうなると、本筋で言えば、繰り上げ返済をして、リスクを減らす方が正しいのだろうが、次の不動産を購入するときは、上記のように買い受け価格の上昇が確実である。それならば、金利も消費税も低くまだ駆け込み需要のない今のうちに少々無理してでも購入する方がいいのでは?最も銀行がお金を貸してくれればの話だが!

 そのことが疑問に思ったので、セミナー終了後、日本財託の営業の人に質問をし、後日回答をくれることになった。そういう意味では、いいセミナーだった。