オビディエンス練習会にパートナー犬と参加させていただきました。
オビディエンス競技では、集団の休止作業があり、他の人と協力しての練習は必須になります。
この日の課題は、人に指示を受けながら動く脚側と、人がいる中での遠隔での作業の正確性。
私から離れて作業する課目がまだまだ弱くて、正確にキューを実行できなかったり、パタパタと手足を動かしたり、ダンベルや木片の保持が怪しくなったりします。
これらは環境による影響なので、人がいることやじっと見てる視線などに慣れていくことが必要です。
オビディエンス競技の難しいところです。
日本では、それぞれ一人で練習することが多く、誰かと一緒に練習する機会はあまりありません。
もちろん基礎的な作業をだいたい理解していることは必要ですが、その頃からグループで練習することで経験値が上がっていきます。
グループの中でハンドラーに集中していくことも大切です。
日本では個人的に練習して積み重ねたものを競技リンクで披露するという練習方法が一般的です。
しかし、外部のプレッシャーに弱い。
オリンピックなどで目にするようになった「アーバンスポーツ」は日本人の活躍もめざましく、競技では挑戦に対してお互いを讃えあい尊敬する気持ちを伝え合うことで自分の中に集中していく。
フィンランドで練習会を見学させていただいた時に同じ雰囲気を感じてとても感動したことを思い出します。
今回の練習会では企画していただいたSさん、練習をお手伝いいただいた皆さんには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。