独自ドメイン取得前に知っておきたいドメイン紛争について | アフィリエイト成果報告書

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NAOです。


以前、私はドメイン紛争に巻き込まれたことがございます。
本日は、その失敗談をお話したいと思います^^;


2010年1月、突然、ドメイン管理会社より、
『「○○○○○.net」へのドメイン紛争申し立てについて』
というタイトルのメールが送られてきました。


「えっ、紛争って...」
とかなり動揺したのを覚えています。


送られてきたメールの内容をまとめますと
以下の5点に絞ることが出来ます。


【ドメイン紛争の申し立てメールの論点】
1)ドメイン紛争処理機関から「ドメイン紛争」に係る連絡がありました
2)ドメイン管理会社はドメイン紛争には一切関与しません
3)ドメイン紛争は当事者間で円満に問題解決を図ってください
4)WHOIS情報の代理公開サービスの停止処置をしました
5)申立人からも直接連絡があります



この時点では、ひとまず「申立人からも直接連絡があります」が
あることを踏まえ、ドメイン紛争について調べる以外には、特段何もせず、


「頼むから何かの間違いであってくれ~(連絡来ないでくれ~)><;」



と、心に悶々とした気持ちを抱きながら、
問題をそのまま放置していました^^;


しかし、残念ながら、先日、突然送られてきたメールは、
単なる思い過ごしだけでは終わりませんでした^^;


実際、WIPO仲裁調停センターという所から
10日後ぐらいに英語と日本語でメールが送られてきました。


そもそも、なぜこのような「ドメイン紛争」に巻き込まれたかというと、
実は、申し立てをされたドメインというが、


ブランド名.net


というドメインで取得していたからなんです(汗)


当時、ファッションブランドの名前でドメインを取得し
そのブランド名で楽天アフィリエイトをしていました。


そして、このブランドのイギリス本社から依頼された
代理人(弁護士事務所)が、WIPO仲裁調停センターを通じて、
私に連絡をしてきたという訳です。


「ブランド名でドメインを取得したら、そりゃあ、当たり前じゃないの?」


と、お感じになった方や、


「えっ、ドメインって早いもの勝ちなんじゃないの?」


と思われた方もいらっしゃることでしょう。


実は今回の件が起きるまでは、
私たちも「こんなルール」があるとは、
夢にも思っていませんでした@@;


結果的には、申し立てを取り下げていただき
和解する事が出来ました。


この時は、「ブランド名.net」でしたが、
私の知り合いも、「ブランド名-fan.com」などの、
ファンサイトとして運営していたサイトも、
警告を受けたことがあると聞いております。


最近では、購入した中古ドメインリストの中に、
一部商標が入っているドメインがございましたので
泣く泣く取得を諦めました。


もし紛争ともなると、法律用語の理解や英文読解などと、
無駄な労力を費やさなければいけなくなります。


商標に関する独自ドメインを取得する際には、
このような出来事があり得るということを、
是非頭の片隅にでも覚えておいていただければと思います。


今回のような私の苦い経験が、
皆さまのリスク回避に少しでもお役に立てれば幸いです。


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